貨物の統合

RF の [ピッキング/出庫] オプションの [RF 出庫 1] を使用すると、輸送車両に積み込む前に荷揃えを行うことができます。統合処理では、使用する ID を検索する際にフロースルーピッキングおよびトランスシップコンテナのチェックを実行します。

クロスドック機能では、以下の 3 つの統合オプションが用意されています。

  • 梱包/積込/出庫

    フロースルー在庫やトランスシップコンテナの梱包、積込、出庫の処理を行います。

  • パック

    パレット梱包の処理を行います。

  • 積込

    フロースルー品目またはトランスシップコンテナを輸送車両に積み込む処理を行います。

貨物を統合するには、次の手順を実行します。

  1. RF 端末のメインメニューで、[出庫メニュー] を選択します。[出庫管理 (OBM)] 画面が表示されます。
  2. [梱包/積込/出庫] を選択します。[梱包/積込/出庫 (PLS)] 画面が表示されます。
  3. [梱包/積込/出庫] を選択します。[梱包/積込/出庫 (SH11)] 画面が表示されます。
  4. 適切なフィールドに情報を指定します。
    注: 
    • ケースをパレットに梱包するには、[処理] に [PACK] と指定します。
    • パレットを輸送車両に積み込む場合は、[処理] で [LOAD] と指定します。
    • 出庫準備が完了した場合は、[処理] で [SHIP] と指定します。
  5. [Enter] キーを 2 回押します。RF 端末では、データがアプリケーションデータベースに送信され、次の品目を梱包、積込、または出庫できるように新規画面が表示されます。
  6. [梱包/積込/出庫] メニューから、[パック] を選択します。[RF 梱包 (SH12)] 画面が表示されます。
  7. 適切なフィールドに情報を指定します。
  8. [Enter] キーを 2 回押します。RF 端末では、データがデータベースに送信され、次の品目をピッキングできるように新規画面が表示されます。
    注: 

    Prompts.ini ファイルの設定によっては、別の顧客に割り当てられていたケースを同じパレットに梱包しようとした場合に、次のメッセージのいずれかが表示されることがあります。

    • 複数の顧客レコードを作成するかどうかを尋ねる警告メッセージ
    • 重大なエラーメッセージ
  9. [積込] オプションを使用するには、[梱包/積込/出庫] メニューから [積込] を選択します。[RF 積込 (SH13)] 画面が表示されます。
  10. 適切なフィールドに情報を指定します。
  11. [Enter] キーを 2 回押します。RF 端末では、データがアプリケーションデータベースに送信され、次の品目を積み込めるように新規画面が表示されます。
  12. メインメニューに戻るには、[Esc] キーを押します。
    注: 

    統合が完了すると、[発注別フロースルー明細] 画面の[ピッキング] タブの [状況] フィールドが [ピッキング済] に更新されます。

    入力を間違えて積込から統合を取り消す必要がある場合は、RF の [梱包] オプションを使用してケースを正しいパレットに再梱包する必要があります。輸送車両に積み込んだパレットを元に戻す場合も同様に、RF の [積込] オプションを使用して適切な輸送車両に対する積込処理をやりなおします。[追跡 ID] 画面を使用して、修正した内容を確認します。