トランスシップコンテナの移動

トランスシップコンテナを入庫すると、次のステップとして倉庫内のロケーションに移動する作業が発生します。トランスシップ注文が処理された時点で、既存のレーン割当にもとづいて移動タスクが自動的に生成されます。

アプリケーションで自動的に生成されて手動で追加できるトランスシップコンテナの移動タスクは、ワークステーションの [RF トランスシップ移動] 画面で完了させます。移動タスクは以下のルールにもとづいて生成されます。

  • 出庫レーンが割り当てられている顧客のトランスシップコンテナが入庫した場合、出庫レーンへの移動タスクが生成されます。
  • 顧客レーンが割り当てられている顧客のトランスシップコンテナが入庫した場合、顧客レーンへの移動タスクが生成されます。
  • 顧客レーンと出庫レーンが割り当てられている顧客のトランスシップコンテナが入庫した場合、出庫レーンへの移動タスクが生成されます。
  • 顧客レーンも出庫レーンも割り当てられていない顧客のトランスシップコンテナが入庫した場合、中間荷卸ゾーンへの移動タスクが生成されます。
  • トランスシップコンテナが中間荷卸ゾーンに存在し、コンテナの顧客がレーン割当を取得する場合、そのレーンへの移動タスクが生成されます。
注: 

この場合、トランスシップコンテナという用語は、輸送コンテナではなく、ケースまたはパレットを指しています。

トランスシップでの移動を完了するには、次の手順を実行します。

  1. RF 端末のメインメニューで、[移動] を選択します。[移動タスク (MV)] 画面が表示されます。
  2. [トランスシップ] を選択します。[トランスシップ移動 (MTR)] 画面が表示されます。
  3. [ID] にトランスシップコンテナ ID を指定し、[Enter] キーを 2 回押します。[トランスシップ移動 (MTR)] 画面に、要求した情報が表示されます。
  4. [Enter] キーを 2 回押します。入力済のデータがデータベースに送信されると、新しい画面が表示され次の入力ができます。
    注: 

    無効なデータを入力すると、データベースからエラーメッセージが表示されます。無効なデータを修正してから送信し直してください。

  5. すべてのデータが入力されるまで、手順 3 と 4 を繰り返します。
  6. メインメニューに戻るには、[Esc] キーを押します。