[クロスドック] タブ

  1. [クロスドック] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。

    最適化クロスドックの設定

    最適化クロスドックの有効化
    最適化クロスドックルールが荷主に適用されるかどうかを示すチェックボックスです。
    発注順序戦略
    最適化クロスドックで使用する発注順序戦略です。この戦略は、最適化クロスドックを検討する際に、発注の優先度をどのように付けるかを定義します。これらを設定するには、[クロスドック] > [最適化] > [発注順序戦略] の順にクリックします。

    デフォルト値: [STD]

    分割出庫

    荷主が一部出庫を許可するかどうかを識別するチェックボックスです。

    オンにした場合、[分割出庫] は、個別の未引当注文明細や一部引当注文明細が、最適化クロスドックの対象となるのを防止します。これは、出庫注文が、追加の未引当または部分引当注文明細を含む場合も同様です。

    引当でピッキングタスクを自動作成
    発注に対して最適化引当が発生する場合に、ピッキングタスクが作成されるかどうかを示すチェックボックスです。このチェックボックスがオフの場合は、発注は引き当てられますが、ユーザーにピッキングを実行するよう誘導するタスクは作成しません。
    作業者に次の入庫からフルパレットのピッキングを指示
    ピッキングを完了するためのこれ以降の画面が、入庫を実行した作業者に対して表示されるかどうかを識別するチェックボックスです。これは、入庫したライセンスプレート全体が、単一の出庫注文に対して引き当てられている場合にのみ発生します。
    引当済入庫の入庫積付ロケーション

    入庫時に、システムが注文を引き当てるために使用するピックロケーションです。レシーバーは、引当済製品をこのロケーションに積み付け、ピッキングを行うよう誘導されます。

    デフォルトは [XDSTAGE] です。別のロケーションを使用することもできますが、その場合は、[ロケーションタイプ] = [OTHER] とする必要があります。

    出庫クロスドック積付ロケーション

    最適化引当時にピッキングされた出庫製品の、積付エリアです。これは、レシーバーに対してフルパレットのピッキングが発行されており、顧客または発注に対して別の積付ロケーションが定義されていない場合にのみ使用されます。

    デフォルトは [XDLANE] です。別のロケーションを使用することもできますが、その場合は、[ロケーションタイプ] = [STAGED] とする必要があります。

    最適化クロスドックの制限

    開始日: 今日から差し引く日数

    発注が最適化引当の対象となる一番早い日を設定するために使用される、今日より前の日数です。この数値は、今日のシステム日付から引かれます。指定出庫日が、計算された日付よりも後、または同じ日の場合は、他の基準を満たした場合に対象となります。

    たとえば、1 週間以上経過した発注を対象から外すには、このフィールドを [7] に設定します。

    終了日:今日に加える日数

    発注が最適化引当の対象となる日付範囲の終了日を定めるための、今日からの日数です。この数値は、今日のシステム日付に足されます。指定出庫日が、計算された日付よりも前、または同じ日の場合は、他の基準を満たした場合に対象となります。

    正の日数または負の日数です。今日より前の指定出庫日の発注だけを考慮に入れる場合は、数値は負になります。たとえば、指定日から少なくとも 3 日以上経過している発注だけを考慮に入れるには、これを [-3] に設定します。

    最適化引当から除外する注文タイプ
    最適化クロスドックの対象から外す注文タイプです。

    最適な生産性の管理

    入庫数量に対する注文数量の最小利用可能 %

    クロスドックに対して検討する、最小注文数量を設定します。システムは、入庫トランザクションの割合を使用して、発注が対象となるかどうかを決定します。

    例: 最小 % が [25] で、入庫トランザクションで入庫された数量が [80] の場合、少なくとも [20] (80 * .25) の未処理数を持つ注文明細だけが最適化引当の対象となります。

    この設定は、最適化クロスドック処理を使用することによって、数量の少ない発注を多数処理することで生産性を低下させないようにするためのものです。

    入庫トランザクションごとに引き当てる最大注文数

    入庫を最適に引き当てるための、最大発注数です。

    例: これが [5] であれば、一定の入庫トランザクションにおいて 5 件の発注だけが最適に引き当てられます。

    作業において取り扱われるクロスドック製品の数量を管理する方法も提供します。

    フロースルー

    自動割当ルール
    荷主に対し、デフォルトのルール設定を指定します。フロースルー注文は、このフィールドで選択されたルールにもとづいて割り当てられます。
    フロースルータスク管理
    フロースルー入庫が行われ、システムによって出庫注文が引き当てられた場合に、ピッキングタスクを作成するかどうかを決定します。
    注: 

    保管グリッドへのバッチピッキング機能の場合、クロスドック PTS の値を選択して、仕分処理が開始されるようにする必要があります。

    フロースルーラベル印刷管理
    フロースルー発注の入庫が完了した場合に、クロスドックラベルを自動的に印刷するかどうかを決定します。次のオプションを選択できます。
    • すべてのピッキングにラベルを印刷
    • ケースピックの場合のみラベルを印刷
    • ラベルを印刷しない
    ケースを単一ピッキングにグループ化 (デフォルト)
    フロースルー引当時に、すべてのフルケース数量を品目の 1 つのピッキングにまとめるかどうかを指定するために使用されます。これは荷主のデフォルト設定ですが、品目ごとに変更できます。フルケース数量は、入庫時に使用された「梱包」で判断されます。このフラグがオフの場合、ケース引当に対してピッキングが個別に作成されます。このフラグがオンの場合、ケースピッキングがシステムによってグループ化されるため、実行されるピッキングの数が少なくなります。このフィールドはデフォルトでオフになっています。
    ばらを単一ピッキングにグループ化 (デフォルト)
    フロースルー引当時に、すべてのケース未満の数量をある品目の 1 つのピッキングにまとめるかどうかを指定するために使用されます。これは荷主のデフォルト設定ですが、品目ごとに変更できます。フルケース数量は、入庫時に使用された「梱包」で判断されます。このフラグがオフの場合、ケース未満の各ユニットに対してピッキングが個別に作成されます。このフラグがオンの場合、各ピッキングがシステムによってグループ化されるため、実行されるピッキングの数が少なくなります。このフィールドはデフォルトでオンになっています。
    ASN がクローズ済の場合にフロースルー注文を引当
    この設定をオンにすると、各入庫トランザクションでは引当が実行されず、入庫が完了して ASN の状況が「クローズ済」に更新されるまでフロースルー引当が遅延されます。これにより、引当される注文および数量に関する作業を管理しやすくなります。このフィールドはデフォルトでオフになっています。

    クロスドック処理の詳細については、『クロスドックユーザーガイド』を参照してください。

  3. [保存] をクリックします。