[出庫処理] タブ

  1. [出庫処理] タブをクリックします。
  2. 次の情報を指定します。

    回転管理

    引当戦略
    運用上の必要に応じて、引当およびピッキングを行うためにシステムで使用される設定可能なルールセット。

    選択できるのは、引当戦略または標準引当戦略のみです (以下にフィールドを説明します)。両方のフィールドに値を指定した場合、[保存] をクリックすると、2 つのフィールドのいずれかのみ選択できることを示すメッセージが表示されます。

    標準引当戦略
    運用上の必要に応じて、引当およびピッキングを行うためにシステムで使用される設定可能なルールセット。

    選択できるのは、引当戦略 (フィールドの説明は上述) または標準引当戦略のみです。両方のフィールドに値を指定した場合、[保存] をクリックすると、2 つのフィールドのいずれかのみ選択できることを示すメッセージが表示されます。

    補充戦略
    補充の移動元ロケーションを決定するためにシステムで使用される設定可能なルールのセットです。このフィールドで定義された補充戦略が品目に関連付けられます。デフォルト値は、STD - 標準補充戦略です。

    ここで定義された戦略は、通常補充と補充ピッキングで利用可能です。

    カートングループ
    カートン化で使用されるカートンのグループを表すために使用されるコードです。この品目がカートン化機能を使用しない場合には、このタイプの品目に対して標準カートン化コードを作成する必要があります。

    デフォルト値: STD

    回転方式
    引当およびピッキングにおいて使用される、アプリケーションによる品目の回転方式です。ピッキングする商品を選択するために、引当時およびピッキング時に在庫回転フィールドと連動して使用されます。先入れ先出し (FIFO) (デフォルト) または後入れ先出し (LIFO) を選択します。
    在庫回転
    [回転方式] フィールドとともに、どの品目を最初に出庫するかを決定する際に使用する判断基準です。

    たとえば、ロットが選択されている場合、入庫時点で割り当てられたロット番号にもとづいた品目の回転がアプリケーションにより行われます。12 のロット属性または WM のロット番号のいずれかとなります。

    バッチピッキングのカートングループ
    カートン化の際、品目に対して使用されるカートングループを指定します。このフィールドが空白の場合、アプリケーションは、[バッチ基準] 画面で定義された「バルク」のデフォルトカートングループを使用します。このフィールドが入力されている場合、デフォルトよりも優先され、品目に対して特定のカートン化が許可されます。Infor WMS バッチピッキングユーザーガイド』を参照してください。
    スロットグループ
    スロットグループを識別するために使用する名前です。
    ロット交換可能
    オプションで、ロット交換ピッキング処理を行う場合は、次のいずれかを選択します。
    • [いいえ]:
    • [システム主導]: システムがロット交換ピッキングを主導します。
    • [ユーザー主導ロット]: ロット別に在庫を交換します。
    • [ユーザー主導 LPN]: LPN で在庫を交換します。
    • [ユーザー主導ロット属性]: ロット属性で在庫を交換します。オンの場合、[RF ロット属性検査] オプションもオンにする必要があります。
    SGTIN
    連番 START
    SGTIN ラベルを生成するときに使用する開始連番です。
    次の連番
    SGTIN ラベルを生成するときに使用する次の連番です。[連番 START] の値以上で、[連番 END] の値以下である必要があります。品目の新しい SGTIN ラベルが生成されるたびに、このフィールドの値は増加します。増加により、[次の連番] が [連番 END] の値よりも大きくなった場合、エラーが生成されます。
    連番 END
    SGTIN ラベルを生成するときに使用する終了連番です。[連番 START] の値よりも大きい値である必要があります。品目の終了 SGTIN 連番を指定します。
    コンテナピックでの推奨配置
    壊れやすさ/積み重ねが可能かどうかに基づいて、品目を最初にピッキングして下に配置するか、最後にピッキングして、他の品目の一番上に置くかを指定します。ピッキング順序ロジックは移動順序を決定する際に、このフィールドの値を考慮します。ロジックは、次に場所の順序に従って並べ替えます。有効値は、なし (デフォルト値)、上、および下です。
    補充棚入戦略
    この選択により、単位ではなく品目レベルで需要補充を実行するようにシステムを設定できます。
    注: 

    品目設定内の [出庫] タブにある [補充戦略] と [補充棚入戦略] フィールドは、標準仮引当戦略のフィールドでもあります。システムはまず、標準仮引当戦略でこれらのフィールドの値をチェックします。標準仮引当戦略でこれらのフィールドが選択されていない場合、システムはこの [出庫処理] タブにあるフィールドの値をチェックします。

    補充ロケーション仕分法
    これは [回転] および [在庫回転] の値を使用して正しいロットが決定された後に、補充によって商品を移動する場合に使用するロケーションを決定するために使用する仕分法です。引当に使用する方法と同様の方法を補充のために使用し、補充時に正しい商品が移動されるようにする必要があります。

    有効な値は次のとおりです。

    • [ルート/ロケーション順序]

      一番下のロケーション、交互配分順序、ルート順、またはロケーション ID から商品を補充します。

    • [ロケのクリア (数量少から多へ)]

      最小在庫数量のロケーションから選択します。

    • ロケーション順序 (降順)

      一番上のロケーション、交互配分順序、ルート順、またはロケーション ID から商品を補充します。

    許容範囲日数
    ピッキングされるパレットの日付の範囲 (上限および下限) をアプリケーションが計算する際に使用する数値です。
    注: 

    つまり、このフィールドでは、動的ピッキングの日付範囲を確定します。計算にもとづいて、最低位置 (先入れ先出し (FIFO) の場合) または最高位置 (後入れ先出し (LIFO) の場合) にあるロッタブルパレットのロケーションが示されます。その範囲内にある任意のパレットをピッキングできます。

    出庫検品ロケーション
    このロケーションは、検査対象の品目に出庫検査ロケーションが指定されていない場合に使用されます。
    梱包時のロット管理
    梱包処理時にロット管理を検証するかどうかを指示するチェックボックスです。デフォルト値はオフ (ボックスにチェックがない状態) です。このボックスがオンで、必要な品目数量を梱包するには複数のロットが必要であり、品目の複数のロットが梱包先のコンテナにピッキングされている場合、ユーザーには正しいロットを選択するように指示するプロンプトが表示されます。
    梱包数量は常に 1
    梱包数量を必ず 1 と指定するチェックボックスです。デフォルト値はオフ (ボックスにチェックがない状態) です。このボックスがオンの場合、ユーザーは梱包数量が 1 単位ずつであることを確認し、数量の入力は求められません。オフの場合は、各品目をスキャンして梱包する数量を入力できます。
    バックフラッシュの数量丸め
    このチェックボックスは、製造オーダー処理時に部品の出庫済数量を次の整数値に丸めるかどうかを指示するために使用します。オンの場合 (デフォルト)、小数の数量は使用されません。オフの場合、出庫済数量と残余未処理数量は小数で追跡できます。たとえば、在庫をガロンやリットルで計量し、小数単位で数量を追跡する必要がある場合は丸めをオフにします。
    ピース毎スキャンのバーコード単位
    [エンタープライズ] > [設定] > [取引先] > [荷主] > [タスク]の [デフォルトバーコード単位ピース毎スキャン] の場合、このチェックボックスは自動的に選択されます。チェックボックスをオフにすると、設定されたバーコード単位の数量ごとに品目のスキャンを無効にできます。または、荷主レベルで [デフォルトバーコード単位ピース毎スキャン] を選択せずに、このチェックボックスをオンにすることも可能です。
    RF ロット属性検査
    オプションで、RF ロット属性検査を品目に割り当てるために、RF ロット属性を選択します。デフォルト値は [STD] です。

    クロスドック

    最適化
    品目が、最適化クロスドックの対象かどうかを示すチェックボックスです。
    注: 

    連番の入出庫間追跡もアクティブになっている場合は、このフィールドをアクティブにできません。

    ケースを単一ピッキングにグループ化
    引当時にフロースルー注文のカートン化を試行するかどうかを決定するために使用します。
    注: 

    この設定が有効でない場合、フロースルー注文の各ケース引当に対して別のピッキングが作成されます。

    フロースルー引当時に、すべてのフルケース数量を品目の 1 つのピッキングにまとめるかどうかを指定するために使用されます。フルケース数量は、入庫時に使用された「梱包」で判断されます。この選択がオフの場合 (チェックしない場合)、ケース引当に対して別のピッキングが作成されます。この選択がオンの場合 (チェックする場合)、システムは品目のすべてのケースを 1 つのピッキングにグループ化し、完了するピッキングの数を減らします。
    ばらを単一ピッキングにグループ化 (デフォルト)
    フロースルー引当時に、ある品目についてフルケースよりも少ない数量を 1 つのピッキングにまとめる必要があるかどうかシステムに示すために使われます。フルケース数量は、入庫時に使用された「梱包」で判断されます。この選択がオフの場合 (チェックしない場合)、ケースよりも少ない各単位に対して別のピッキングが作成されます。この選択がオンの場合 (チェックした場合)、システムはこれらピッキングをグループ化し、完了するピッキングの数を減らします。
    コンベヤ搬送

    品目が、コンベヤ搬送の対象かどうかを示すチェックボックスです。

    クロスドック - ロッタブル 04/05 の確認

    品目が、ロッタブル 04 もしくはロッタブル 05 の確認を必要とするかどうかを示すチェックボックスです。

    監査梱包

    出庫検査 ID
    梱包処理でロットの属性値を有効にするための出庫検査キーを選択します。

    統合ピッキング

    統合ピッキングを許可
    ウェーブ処理の間、品目が統合対象かどうかを示すチェックボックスです。
    統合ロケーションの自動割当
    このチェックボックスは、ウェーブ上の総注文数量が「最小ウェーブ数量」よりも多い場合、ウェーブの作成時にこの品目を自動的に統合するかどうかを示します。自動統合の実行時、システムは利用可能なスピードラインロケーションを確認し、ウェーブの作成時にユーザー操作なしで統合を実行します。
    注: 

    これには、システム設定 AUTOMATICALLYCONSOLIDATORDERS もオンにする必要があります。

    最小ウェーブ数量
    統合ウェーブ処理の間の、品目の最小ウェーブ需要数量です。
    統合ピッキングのロケーション最小
    この数量を使用して、統合されている品目について補充が必要な時期をコントロールします。スピードピックロケーションが割り当てられて引当が実行されると、これが品目の [割当ロケーション] タブの [最小許容量] になります。ロケーションの数量がこのレベルに達すると、補充する優先度が上がります。
    注: 

    この画面に表示される数量は、[ロケーション最小/最大設定に使用される単位] フィールドにもとづいています。このフィールドでは、表示している単位を判断できるほか、最小/最大設定を入力できます。これにより、ばらではなくフルパレットにもとづいた情報の定義が簡単になります。ただし、データは必ず最小販売単位数量に保存されます。

    統合ピッキングのロケーション最大
    この数量を使用して、統合されているスピードピックロケーションで許容される最大数量をコントロールします。スピードピックロケーションが割り当てられて引当が実行されると、これが品目の [割当ロケーション] タブの [最大許容量] になります。ロケーションの数量がこのレベルに達すると、最小許容量に達するまで追加の補充タスクは行われません。
    注: 

    この画面に表示される数量は、[ロケーション最小/最大設定に使用される単位] フィールドにもとづいています。このフィールドでは、表示している単位を判断できるほか、最小/最大設定を入力できます。これにより、ばらではなくフルパレットにもとづいた情報の定義が簡単になります。ただし、データは必ず最小販売単位数量に保存されます。

    スピードピッキンググループ戦略
    需要補充のためのターゲットスピードピッキングロケーションを決定するためにシステムによって使用される設定可能なルールのセットです。このフィールドで定義されたスピードピッキンググループ戦略が品目に関連付けられます。
    統合のデフォルト補充単位
    スピードピッキングロケーションが割り当てられて引当が実行されると、これが品目の [割当ロケーション] タブの [最小補充単位] になります。これは、ロケーションに収められる数量がこの単位の最小数量の場合に、補充を作業者に発行するだけにするかどうかコントロールします。