2D バーコードフォーマットテンプレートの適用

2D バーコードにバーコード接頭語識別子/コード識別子がない場合は、次に示す画面にバーコードフォーマット名を割り当てることができます。システムは、次の順番でバーコードフォーマット名を確認し、バーコードスキャンを解決しようとします。

  • 出庫元取引先 - 最初にシステムは、受け取った ASN に出庫元が存在しているかどうか確認します。出庫元が存在している場合、システムは [出庫元] 設定の [その他] タブにバーコードフォーマット名が存在しているかどうか確認します。バーコードフォーマット名がある場合、それがスキャン時に使用されたバーコードフォーマットです。
    注: 

    同じ品目が異なる仕入先から供給されている場合、[出庫元] の [その他] タブには仕入先ごとに一意のバーコードフォーマットが一覧されている必要があります。さらに、出庫元が ASN に存在している必要があります。

  • 品目 - 出庫元のバーコードフォーマットが見つからない場合 (ASN 上)、システムは品目の [一般] タブでバーコードフォーマット名が存在しているかどうか確認します。
  • 荷主 - 品目にバーコードフォーマットが含まれていなかった場合、システムは荷主情報を確認します。
  • ファシリティ -「出庫元」、「品目」、「荷主」でバーコードフォーマットが見つからない場合、ファシリティレベルにデフォルトのフォーマットを設定します。ファシリティのデフォルトとして使用するバーコードフォーマットを設定できます。
注: 

コード/接頭語識別子がエンコードされている 2D バーコードの場合、上記に一覧されている WM 内のロケーションにバーコードフォーマット名を関連付ける必要はありません。識別子は brcd.ini RF 設定ファイルに追加できます。この設定ファイルと他の RF ファイルの設定の詳細については、Infor WMS 管理者ガイド』を参照してください。