理由コードの作成

タスクの作業を行わない場合や、システムからの要求どおりにタスクを完了できない場合は必ず、タスクの実行を変更した理由を示す理由コードを入力する必要があります。理由コードを設定する際に、理由コード入力後の処理についても指定します。理由コードにより、アプリケーションから循環棚卸のようなその他のタスクが送信されるか、またはそのタスクについて管理者の指示を待つフラグが設定されます。

理由コードを作成するには、次の手順を実行します。

  1. [設定] > [コード] > [タスク理由] の順に選択して、[理由] 画面を表示します。
  2. [新規] をクリックして、[理由の明細] の明細ビューを表示します。
  3. 次の情報を指定します。
    タスクマネージャ理由
    タスクの作業を行わない場合や、所定の数量より少ない数量をピッキングする場合に使用する理由を識別する固有のコードです。必須項目です。
    説明
    理由コードの説明です。
    LPN 保留コード
    この理由コードを使用するときに LPN が保留に設定されている場合、使用する保留コードを選択します。
    差異を含むロケーションに循環棚卸を生成
    問題が発生したロケーションに対して循環棚卸依頼を生成するかどうかを指定します。オプションは、[はい] または [いいえ] です。
    リリース時間後にタスクを再発行
    リリース時間後にタスクを再発行するかどうかを指定します。オプションは、[はい] または [いいえ] です。[はい] を選択した場合、[トランザクションリリース間隔] でタスクを発行するまでの時間を指定します。
    タスク状況
    この理由コードを使用する際にタスクに割り当てる新しい状況を選択します。タスクを実行し続ける必要がある場合は、[保留] を選択します。タスクを実行しない場合は、[完了] または [取消済] を選択します。
    新ロケーション
    この理由コードを使用する際に品目を移動するロケーションを選択します。ロケーションは、アプリケーションで設定済である必要があります。
    ロケーション保留コード
    タスクに対してこの理由コードを使用する場合は、ロケーションに適用する保留コードを選択します。
    トランザクションの処理続行:
    理由コードをトランザクションに割り当てた後に、トランザクションを続行するかどうかを指定します。オプションは、[はい] または [いいえ] です。
    トランザクションリリース間隔 (分)
    理由コードをタスクに適用したときから、ユーザーに対してタスクを再発行できるようになるまでの分数を指定します。最大 99 分まで設定可能です。理由コードに関連付けられている時間間隔の変更は、レコードの保存以降の処理にのみ反映されます。理由コードのリリースをすでに待機しているタスクについては、新しいリリース時間による更新は行われません。

    デフォルト値: 10

    注文の仮引当
    注文がピッキング済になっていない場合に仮引当処理を実行するかどうかを指定します。オプションは、[はい] または [いいえ] です。[はい] を選択すると、作業者に対してタスクを再発行できるよう、引当が自動的に実行されます。この設定は、ピッキングタスクにのみ適用されます。
    割当済ピッキングのスキップ
    このフィールドを選択すると、[説明]、[リリース時間後にタスクを再発行]、[タスク状況]、[トランザクションリリース間隔] フィールドを除き、理由コード内のフィールドが無効になります。その他のフィールドはグレーアウトされ、デフォルト値が設定されています。
    同一ゾーンでの新規補充ピッキングタスクの作成
    ユーザーの入力した数量がタスクにある数量より少ない場合、新しい補充タスクを自動作成するにはオンにします。ロケーションに配置されていない在庫を保留ロケーションに移動させるには、理由コードを設定する必要があります。新しい補充タスクは元のタスクと同じゾーンに作成されます。すべてのタスクは同じ [新 LPN] を持つことになります。

    このコードは補充ピッキング、複数補充ピッキングの両方で使用できます。

  4. [保存] をクリックします。