荷主の設定

このセクションでは、[荷主] 画面のすべての設定オプションについて説明します。

Infor WMS WM モジュール の荷主とは、品目の荷主を識別する固有のコードです。荷主テーブルには、ファシリティ、顧客コード、運送業者コード、請求先コードなど、その他の値も保存されます。

アプリケーション内の各レコードにはタイプコードが割り当てられ、同じ種類のレコードのグループ化が行われます。

マルチファシリティ処理に対応するため、「エンタープライズ」および「倉庫」の 2 つのレベルでデータを追加および定義できます。すべての倉庫トランザクションは「倉庫」レベルにおいて個別のスキーマで行われますが、全社的なデータは「エンタープライズ」レベルのものになります。荷主レコードは、最初に「エンタープライズ (会社)」レベルで作成されます。ただし、個々の倉庫レベルで荷主明細を定義できるため、ファシリティでは、ロケーション内での荷主の取扱方法を定義することが可能です。

たとえば、エンタープライズレベルでは新規の荷主を作成し、[与信限度額] や [請求先] 等の条件を定義することができます。倉庫レベルでは、[タスクマネージャ] や [入庫情報] 要件など、倉庫の具体的情報を定義することができます。

注: 

Excel インポートおよびエクスポート機能を使用すると、荷主の作成や更新ができます。インポート機能で、少なくとも荷主を作成するのに必要なフィールドのみをインポートできます。または、その他 [荷主] フィールドに追加データをインポートできます。エクスポート機能で、選択された荷主のすべてのデータをエクスポートしたり、リストビューに表示するデータのみを選択できます。インポート機能とエクスポート機能の詳細情報については、Infor WMS イントロダクションおよび基本操作ユーザーガイド』を参照してください。

マルチファシリティ処理の詳細については、Infor WMS マルチファシリティユーザーガイド』を参照してください。