品目の設定

このセクションでは、[品目] 画面のすべての設定オプションについて説明します。

在庫を Infor WMS 倉庫管理 に登録する前に、すべての品目コードを設定し、ファシリティで取り扱うすべての品目に対して固有の識別コードを割り当てる必要があります。各品目には、顧客が使用するものと同じ名称を付ける必要があります。品目コードは、FAK (品目無差別) のように幅広い意味を持つ名称を設定することが可能ですが、品目の JAN コードのように限定的なものを使うことも可能です。

品目は、品目番号、SKU (在庫保管単位)、品目コードなどと呼ばれることもあります。Infor WMS 倉庫管理 における品目は 2 つの部分から構成されます。

• 荷主 (品目の荷主)
• 品目

  有効な荷主を指定しないで品目を定義することはできません。

適切な品目の設定は、Infor WMS 倉庫管理 アプリケーション導入成功の鍵となります。[品目] 画面で指定する値は、アプリケーションのほとんどの機能に影響します。

マルチファシリティ処理に対応するため、「エンタープライズ」および「倉庫」の 2 つのレベルで「エンタープライズ」および「倉庫」の 2 つのレベルでデータを追加および定義できます。すべての倉庫トランザクションは「倉庫」レベルにおいて個別のスキーマで行われますが、全社的なデータは「エンタープライズ」レベルのものになります。品目レコードは、最初に「エンタープライズ (会社)」レベルで作成します。ただし、品目明細には個々の倉庫レベルで定義できるものもあり、ファシリティは個々のロケーション内で、品目の取扱方法を定義する機会が与えられます。

たとえば、エンタープライズレベルでは、新規の品目を作成し、ロッタブルフィールド要件、消費期限要件、あるいはパックキー情報等の条件を定義することができます。倉庫レベルでは、循環クラス、棚入戦略、回転方式要件等の、倉庫固有の情報を定義することができます。

マルチファシリティ処理の詳細については、『Infor WMS マルチファシリティユーザーガイド』を参照してください。