重量、データ、連番取得の要件

品目によっては、量り売りする場合のように、重量ベースで購買および販売を行う場合もあります。重量は常に変化するため、料金を請求する際には正確な重量を取得する必要があります。これにはさまざまなパターンがあります。たとえば、大規模な小売業者が重量の異なる商品を購入する場合です。業者は、これらの品目を店舗に出荷する際、出荷中に再計測をしなくてもすむように、平均重量の許容範囲内かどうかのチェックのみを行います。

一方、出荷品目に固有のデータを取得する必要のある作業もあります。不定貫データによって、この種の取得が可能になります。不定貫データが必要な例として、連続番号の取得があります。

不定貫およびデータは、一般的に次のような場合に必要になります。

  • 直販店や卸売顧客企業と倉庫が取引している、直販店が品目を平均重量で入庫処理している、卸売業者が重量単位で支払うことを要求しているなどの場合
  • 作業全体を通して詳しく追跡する必要がある電子部品などを倉庫で追跡する場合
  • 到着する単位ごとに連続番号を取得する必要がある場合
  • 品目の連続番号を出庫時にのみ取得する必要がある場合