RF 補助

移動する品目に連番の入出庫間追跡が設定されている場合は、移動を正確に記録するために、移動する連番に固有の情報を管理する必要があります。

選択できる RF 補助移動オプションは 2 つあります。「LPN 移動」では、ライセンスプレートの全量のみ、別のロケーションに移動できます。「標準移動」では、在庫を新しいロケーションに移動できるほか、ライセンスプレートを分割して一部を新しいランセンスプレートにすることやライセンスプレートの一部を新しいロケーションに移動することができます。

LPN 移動ではライセンスプレートの全量を移動する必要があるため、追加の連番を取得する必要はありません。標準移動では、ユーザーが数量の一部を別のロケーションやライセンスプレートに移動する場合のみ、連番を取得する必要があります。

システム設定では、入力されている移動数量にもとづいて想定されるすべての連番を作業者が移動しない場合のシステムフローをコントロールします。

  • [ROLLBACKONSERIALISSUE] 設定が選択されている (オンである) 場合、ユーザーが移動の実行中に連番の取得を途中で取り消すと、取消を確認するメッセージが表示されます。取消が確認されると、システムは最初のトランザクションを取り消します。すでに記録されている在庫と連番は元の状況にリセットされます。

  • [ROLLBACKONSERIALISSUE] 設定が選択されていない (オフである) 場合、ユーザーが移動の実行中に連番の取得を途中で取り消すと、取消を確認するメッセージが表示されます。取消が確認されると、システムは差異がある状態の在庫と連番をそのままにします。この差異は、在庫を使用する前に解決する必要があります。