ファシリティ

倉庫管理システムには、複数のファシリティ、つまり倉庫が存在することがあります。請求書作成プロセスを実行すると、システムでは、請求が生成されたファシリティの情報を使用して請求書の金額が計算されます。

必要性
ファシリティレコードは、連動している倉庫管理システムからダウンロードされるため、作成する必要はありません。ただし、使用するそれぞれのファシリティのレコードに、請求処理固有の値を設定する必要があります。
必要条件
  • 企業。ファシリティに対する XML ファイルのマッピングを指定する際には、ファシリティレコードで設定されている企業コードが使用されます。
  • 送金先住所。ファシリティの送金先住所を指定したい場合は、「送金先住所」レコードを作成し、それを「ファシリティ」レコードに割り当てる必要があります。

一般フィールド

ファシリティ/名称
このファシリティを識別する名前と名称。
システム
請求管理アプリケーションに統合されている WMS (WM または WM PV)。
ISO 国コード
このファシリティが所在する国名。
企業コード
XML ファイルのマッピングに使用する企業コード。この値を使用すると、料金コードレコードのデフォルトの企業コードを上書きできます。
測定基準
ファシリティで使用されている標準の測定基準。ヤードポンド法 (米国) またはメートル法。
重量単位/サイズ単位/体積単位
ファシリティで重量、サイズ、体積の測定に使用される標準的な単位コード。
通貨
このファシリティで使用される通貨。
送金先
このファシリティに対する請求の送金先住所。
税グループ
このファシリティで発生する請求に適用される税を識別する税グループ (該当する場合)。
周囲温度
このファシリティの周囲温度 (冷蔵/冷凍サービスのための参照用)。
時間帯/名前/GMT オフセット
このファシリティが所在する時間帯と、その時間帯の GMT オフセット。オフセット値を設定すると、時間帯にもとづいてシステムが調節されるため、レコードが正しい日付で識別されます。
コメント
このファシリティに関する任意のコメント。

[住所] タブ

このタブで、このファシリティの完全な住所と担当者情報を指定します。