取引先グループ

取引先グループとは、個々の取引先の集まりです。取引先は、WM の適切なレコードから、以下のように移転されます。

WM の「出荷元」レコードは、「荷送人」取引先タイプとして作成されます。デフォルトでは、荷送人はすべて「すべての荷送人」という汎用の取引先グループに分類されます。
WM の「出荷先」レコードは、「荷受人」取引先タイプとして作成されます。デフォルトでは、荷受人はすべて「すべての荷受人」という汎用の取引先グループに分類されます。
WM の「仕入先」レコードは、「仕入先」取引先タイプとして作成されます。デフォルトでは、仕入先はすべて「すべての仕入先」という汎用のグループに分類されます。

さらに、ファシリティの住所情報は「送金先」取引先タイプの作成にも使用されます。また、積込みのインポートでは、ロッタブルフィールドのいずれかに「国内」または「国際」という語が含まれている場合、新しく国内または国際の取引先が作成され、適切に分類されます。取引先は、1 つ以上のグループに所属できます。任意のタイプの取引先を含むカスタムグループも作成できます。パートナは、関連するトランザクションに対する請求の発生方法にもとづいてグループ化する必要があります。

必要性: 取引先グループを作成する必要があるのは、トランザクションで指定される取引先に応じて異なる請求が必要な場合だけです。
詳細: 取引先グループを作成すると、請求グループに割り当てることができます。請求グループは顧客固有であり、取引先グループ、運送業者グループ、品目グループが請求グループによって識別され、さらに契約明細に関連付けられます。請求グループで取引先グループを指定し、その請求グループを契約で使用する場合、その取引先グループで指定されているパートナに対してトランザクションが発生すると、関連付けられたイベントグループとレートグループのみが使用されます。

ヘッダーフィールド

取引先グループ: この取引先グループを識別する名前。
説明: この取引先グループの説明に使用されるフィールド。
取引先タイプ: 現在の取引先グループをタイプ別に識別します。

明細フィールド

画面の明細部分で、このグループに所属する取引先をそれぞれ追加します。