請求書の作成

選択画面では、一連の属性が一致する請求を請求書にまとめることができます。保留されている請求は、請求書に表示するように選択することはできません。請求書の作成時に、請求書は常に顧客別、および請求先事業体別に分けられます。さらに細かい管理が必要な場合は、請求書を、さらにファシリティ、注文、または積込別に分けることができます。

請求書の作成後、次の項目についていくつかの事後処理手順を実行できます。
最低料金
請求書のさまざまな請求グループに対して最低料金を適用できます。
  • 請求書
  • 請求書上の品目または品目グループごと
  • 請求書上の料金コードグループごと
  • 請求書上のファシリティごと
請求書の作成時に適用されます。税金の形式には、税金が総額プラス二次税にもとづく累積課税と、合計額に独立して適用される非累積課税があります。
請求合計額
請求書の合計が特定のしきい値を下回る場合、警告でその旨をユーザーに知らせます。ユーザーはその請求書をキャンセルするか、処理を続けるかを選択できます。
G/L 配分
請求書の作成時に総勘定元帳配分が割り当てられます。料金コードは割合で分割し、複数の総勘定元帳勘定および部署に割り当てることができます。
検査ロジック
請求書が検査され、総勘定元帳の借方と貸方が一致しない場合にエラーメッセージが表示されます。
通貨換算
レートの設定に使用した通貨が、請求書の作成時に為替レートにもとづいて請求先顧客の通貨に換算されます。

請求書は、作成後にユーザーが印刷できます。請求書は 1 回に 1 件ずつ処理するのではなく、リストで管理できます。各請求書には連番が割り当てられるため、どの請求書がキャンセルされ、どの請求書が印刷されて処理されたかが一目でわかります。

請求書に対して実行できる操作は次のとおりです。

  • リセット – 請求が請求プールに戻されます。
  • 証明 (印刷および編集) – 正確さと印刷結果を証明できます。
  • 処理 – 会計パッケージに読み込むことができます。

顧客やファシリティ別に、サマリーや明細という請求書の書式を選択できます。処理プロセスにより、請求書が会計パッケージに読み込み可能になります。さらに請求書がロックされ、変更できなくなります。

入庫注文が確定した後、譲渡不能証券を入庫通知として印刷できます。譲渡不能証券には、在庫が入庫したこと、および関連する請求レートを明示した法的文章が記載されています。一部の顧客への請求書には、この法的文章を記載する必要があります。1 件の請求書につき 1 つの入庫注文を印刷するオプションを使用して、譲渡不能証券を含む請求書が作成されます。請求書または入庫通知だけでなく、所有権譲渡の譲渡先を設定することでも、譲渡不能証券が印刷されます。