税グループは、特定の料金コードとサービスに税額を割り当てるときに使用します。
必要性
課税対象となるサービスを提供している場合は、個別の税グループを定義する必要があります。
詳細
税グループは、ファシリティレコードに指定します。同じファシリティに適用される税はすべて、同じ名前の税グループに設定する必要があります。各レコードには、税グループ、レベル、および実施日の一意の組合せが必要です。

税は、ヘッダーレコード、および詳細レコードのグループで指定します。ヘッダーレコードには、税レベル (都道府県税や市町村税など) と、税の計算に使用する税レート/単位を指定します。詳細レコードでは、個々の料金コードと税を関連付けます。これらの料金コードを使用して請求書が作成されると、システムによって自動的に税額が計算されます。

ヘッダーフィールド

税グループ/名称
この税グループを識別する名前と名称。
レベル
連邦、州、市などの税レベル。累積課税の適用が必要な場合には、関連付けられるレベルレコードで順序が指定されます。
実施日
この税が有効になる日時。この値を使用して、将来施行される新税を段階的に導入できます。
税の料金コード
実際の負担となる税額に使用する料金コード。これが請求書に表示されます。
税率
税率 (パーセント)。税額は、画面の明細部分に一覧される料金コードに関連付けられた請求の合計金額にもとづいて計算されます。
税単位
情報提供の目的にのみ使用されます。この値は、請求書の [単位] フィールドに表示されますが、税額の計算には使用されません。
税コード
使用しません。
累積課税
フィールドとともに使用され、これにより上位レベルの税額を計算するときに下位レベルの税額を含めることができます。[レベル] フィールドのポップアップウィンドウに、優先度の昇順でレベルが表示されます。リストの上側に表示される税は順次、それよりも下側に表示されるレベルの税の課税対象となる合計請求額に含めることができます。

明細フィールド

明細部分で、課税対象となる各料金コードを指定します。税は、このコードに関連付けられた請求についてのみ計算されます。