レートグループ

レートは、各料金タイプに関連付けられた実際の金額を示します。たとえば、レート単位にもとづいて、製品の入庫、取扱、および保管の単位あたりの請求額を決定します。

必要性
必須です。請求書に表示する請求額をシステムで計算するには、レート情報を設定する必要があります。
必要条件
  • 料金コード。個々の料金コードにレートを割り当てます。カスタムの料金コードを使用する場合には、レートを定義しようとする前に必ずこれらのレコードを作成してください。
  • 単位。レートを定義する際には、請求の計算時に使用する単位を指定します。カスタムの単位を使用する必要がある場合には、レートを定義しようとする前に必ずこれらのレコードを作成してください。
詳細

契約の設定時に、レートグループを特定の請求イベントグループに関連付けます。各イベントは料金コードに関連付けられます。請求イベントグループ内の活動 (期間ベースの請求の場合は期間) が発生すると、関連付けられたレートグループの料金コードを使用して請求額が計算されます。

レートグループは、レートグループコードおよびそのレートの有効期間を示す 1 つのヘッダーレコードと、レートグループの料金コードおよび関連するレート情報を示す一連の詳細レコードで構成されます。

レートグループは、1 つのレコードで構成される場合と、次のように複数の詳細レコードで構成される場合があります。

  • 複数の料金タイプでの構成。イベントグループとレートグループの設定方法に応じて、1 つのレートグループに複数の料金タイプを含めることができます。たとえば、イベントグループを作成して、同じ顧客に適用するすべてのイベントを含めることができます。この場合、レートグループには同じ顧客に適用するすべての料金タイプも含まれます。
  • 数量分割での構成。大量の資材に対してコストを分割する場合は、同じ料金コードに異なるレートを定義できます。たとえば、在庫の中から最初の 100,000 単位を処理した後にレートを分割する場合、同じ料金コードに異なる「分割開始」と「分割終了」の値を持つ複数のレコードを作成できます。これにより、大量の在庫を処理するときの割引レートを指定できます。この場合、同じ料金コードに複数のレコードが存在します。
  • 分割による個別料金。個別料金はレートの分割ごとに作成されます。たとえば、最初の 5000 単位の後、10,000 単位の後、さらに 50,000 単位の後でレートを分割できます。分割ごとにレートが異なります。料金の計算では、最初の 5000 単位を最初のレートで請求し、次の 5000 単位を 5001 ~ 10,000 単位のレートで請求し、さらに次の 40,000 単位は 10,001 ~ 50,000 単位のレートで請求し、残りの単位は 50,000 単位を超えた場合のレートで請求します。個別料金コードレコードはレートの分割ごとに 1 つずつ作成されます。
  • レートグループの設定方法は、顧客間で契約とレートの差がどの程度あるかによって異なります。たとえば、複数の顧客間でサービスおよびレートがほぼ同様である場合、共通するすべての料金についてレートグループを 1 つ作成して、それを各顧客の契約に使用できます。同様に、請求イベントグループには、共通のサービスを含めます。各顧客の契約設定では、同一のイベントグループとレートグループが明細に追加されます。
  • ただし、サービスが顧客ごとに異なる場合、異なるレート構成を設定するために、複数のレートグループを持つ 1 つのイベントでレートグループを構成できます。その場合、イベントグループも、複数のイベントグループを示す 1 つのイベントで構成されます。どの設定方法を使用する場合でも、必ずイベントグループレコードを設定するときと同じ方法を使用してください。

レートは、各料金タイプに関連付けられた実際の金額を示します。たとえば、レート単位にもとづいて、製品の入庫、取扱、および保管の単位あたりの請求額を決定します。

必要性
必須です。請求書に表示する請求額をシステムで計算するには、レート情報を設定する必要があります。
必要条件
  • 料金コード。個々の料金コードにレートを割り当てます。カスタムの料金コードを使用する場合には、レートを定義しようとする前に必ずこれらのレコードを作成してください。
  • 単位。レートを定義する際には、請求の計算時に使用する単位を指定します。カスタムの単位を使用する必要がある場合には、レートを定義しようとする前に必ずこれらのレコードを作成してください。
詳細

契約の設定時に、レートグループを特定の請求イベントグループに関連付けます。各イベントは料金コードに関連付けられます。請求イベントグループ内の活動 (期間ベースの請求の場合は期間) が発生すると、関連付けられたレートグループの料金コードを使用して請求額が計算されます。

レートグループは、レートグループコードおよびそのレートの有効期間を示す 1 つのヘッダーレコードと、レートグループの料金コードおよび関連するレート情報を示す一連の詳細レコードで構成されます。

レートグループは、1 つのレコードで構成される場合と、次のように複数の詳細レコードで構成される場合があります。

  • 複数の料金タイプでの構成。イベントグループとレートグループの設定方法に応じて、1 つのレートグループに複数の料金タイプを含めることができます。たとえば、イベントグループを作成して、同じ顧客に適用するすべてのイベントを含めることができます。この場合、レートグループには同じ顧客に適用するすべての料金タイプも含まれます。
  • 数量分割での構成。大量の資材に対してコストを分割する場合は、同じ料金コードに異なるレートを定義できます。たとえば、在庫の中から最初の 100,000 単位を処理した後にレートを分割する場合、同じ料金コードに異なる「分割開始」と「分割終了」の値を持つ複数のレコードを作成できます。これにより、大量の在庫を処理するときの割引レートを指定できます。この場合、同じ料金コードに複数のレコードが存在します。
  • 分割による個別料金。個別料金はレートの分割ごとに作成されます。たとえば、最初の 5000 単位の後、10,000 単位の後、さらに 50,000 単位の後でレートを分割できます。分割ごとにレートが異なります。料金の計算では、最初の 5000 単位を最初のレートで請求し、次の 5000 単位を 5001 ~ 10,000 単位のレートで請求し、さらに次の 40,000 単位は 10,001 ~ 50,000 単位のレートで請求し、残りの単位は 50,000 単位を超えた場合のレートで請求します。個別料金コードレコードはレートの分割ごとに 1 つずつ作成されます。
  • レートグループの設定方法は、顧客間で契約とレートの差がどの程度あるかによって異なります。たとえば、複数の顧客間でサービスおよびレートがほぼ同様である場合、共通するすべての料金についてレートグループを 1 つ作成して、それを各顧客の契約に使用できます。同様に、請求イベントグループには、共通のサービスを含めます。各顧客の契約設定では、同一のイベントグループとレートグループが明細に追加されます。
  • ただし、サービスが顧客ごとに異なる場合、異なるレート構成を設定するために、複数のレートグループを持つ 1 つのイベントでレートグループを構成できます。その場合、イベントグループも、複数のイベントグループを示す 1 つのイベントで構成されます。どの設定方法を使用する場合でも、必ずイベントグループレコードを設定するときと同じ方法を使用してください。

ヘッダーフィールド

レートグループ/名称
このレートグループを識別する名前と名称。
実施日
このレートが有効になる日時。
有効期限
このレートが無効になる日時。
ファシリティ
このレートが適用されるファシリティ。レートが 1 つのファシリティに固有でない場合はブランクのままにしておきます。

明細フィールド

料金コード
レートを割り当てる料金コード。料金コードはイベントレコードとレートレコードの両方で指定されるため、特定のシステムイベントの料金を請求するときのレートを料金コードで指定できます。さらに、料金コードの名称が顧客に送る請求書に表示されます。
レート単位
請求額の計算に使用する単位。システムでは、関連するトランザクションや在庫レコード上の数量と共に、レートグループ上の単位を使用して、請求総額を計算します。レートグループ上の単位とは異なる単位で在庫が処理されている場合、システムによって測定基準変換レコードの単位が参照され、異なる単位間の換算方法が決定されます。
分割開始/分割終了/分割単位
すべての数量分割情報。特定の請求に対してボリュームディスカウントを指定する場合は、数量分割ごとに個別の明細レコードを作成します。「分割開始」と「分割終了」の数量は、分割単位で表されます。分割単位には、レート単位と異なる単位を使用できます。
請求レート
このレート単位の 1 単位に対する請求額。このレートはファシリティの通貨で表され、請求書の作成時に、[通貨] 画面で設定された為替レートを使用して顧客の通貨に換算されます。
最低料金
最小の請求額。最低料金を設定することで、コストを賄うために必要な最低額を確実に請求できます。計算された合計請求額がここで指定する最低料金より低い場合、最低料金を適用した請求書がシステムによって作成されます。
コスト
帳票作成の目的でコスト対収益を追跡する場合に、このサービスの実際のコストを入力します。
分割ごとの個別請求
指定の料金レートを分割数量に適用するには、[はい] を選択します。