料金コード

料金コードは、顧客に提供するサービスの具体的なタイプを示します。請求処理はすべて、これらの料金コードと、後で料金コードに関連付けるイベントやレートにもとづいて実行されます。

必要性
必須です。請求管理アプリケーションには、一連の標準的な料金コードが事前に用意されています。ただし、適切な企業情報、部署情報、および勘定情報を各請求に割り当てる必要があります。料金コードの収益を適切に配分するには、デフォルトのレコードを適切な勘定情報に修正する必要があります。

ほかのサービスについて請求を行う場合や顧客が請求書に別のコードを記載するように要望する場合には、追加のコードを作成できます。たとえば、特別な取扱サービスを幅広く提供する場合、適切な料金コードを作成することで、異なるサービスを提供したことを請求書に明示できます。

必要条件

企業/部署/勘定。料金コードに割り当てた勘定科目番号は、売上を配分する際のデフォルトの勘定科目として使用されます。

料金グループ。料金コードに割り当てた料金グループは、帳票作成の目的で請求情報を編成するときに使用されます。

標準的な料金コード

請求管理システムには、次の標準コードが事前に用意されています。

タイプ 料金グループ コード
料金 取扱 HN = 取扱

LBL = ラベル付

PICK = ピッキング料

SC = 選定料

SO = 分類および分離

SW = ストレッチ包装パレット

料金 初期保管 IS = 初期保管

ST = 保管

料金 その他 DOC = 書類の作成料

MS = その他

WILL = 留置き料

料金 オフィス労務 FAX = 書類のファックス料
料金 継続保管 AN = 周年請求

AS = 組立手数料

BL = 積荷明細

RS = 継続保管

輸送 輸送 DF = 割引輸送料

FB = 輸送請求費

FSC = 輸送サービス料

労務 労務 LB = 労務費
最低料金 初期保管 MRS = 最低継続保管料
最低料金 その他 MIN = 最低料金

MINH = 最低取扱手数料

非収入 労務 OT = 延長
その他 CTAX = 市町村税

FTAX = 連邦税

PTAX = 都道府県税

STAX = 都道府県税

TTAX = 郡税

フィールド

料金コード/名称
この料金コードを識別する名前と名称。
料金タイプ
この料金コードに関連付けられた料金のタイプ。料金コードの多くは、「手数料」タイプです。ただし、「輸送」、「労務」、「最低料金」、その他の料金タイプも指定できます。料金タイプは、請求書上で税が最後に記載されるように並べ替えたり、税の料金コードを [税] 画面、最低料金を [最小] 画面に表示するようにユーザーインターフェースのドロップダウンコントロールをフィルター処理したりするときに使用されます。
料金グループ
このタイプの料金が属する料金グループ。この関連付けにより、コードが示すサービスの一般的なタイプ別に請求をグループ化できます。また、この割当ては帳票作成に使用されます。
デフォルト企業/部署/勘定
この料金コードに関連付けられた企業、部署、勘定科目番号。デフォルトでは、料金コードから発生した収益はすべて、料金コードに設定した勘定および部署に属すると見なされます。[掛売勘定配分] 機能を使用して、これらのデフォルトを無効にできます。