集計フィールドの使用
金額フィールドなどの特定のフィールドでデータを集計することができます。
- [挿入] メニューから [集計フィールド] を選択します。 [集計フィールドの挿入] ダイアログが表示されます。
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[照会] ボタンをクリックして
[ソースフィールドの選択]
ダイアログを表示します。集計対象となるフィールドが [データフィールド] タブに表示されます。
注: このオプションボタンを使用して、データフィールドの表示方法を変更できます。
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ドロップダウンリストから集計タイプを選択します。使用可能なオプションは [データフィールド] で選択する項目によって異なります。次のオプションがあります。
- 合計
- 標準では、フィールドを追加したセクションのすべてのフィールド値を集計します。合計タイプの集計フィールドは詳細セクションに追加できません。
- フィールド
- 主に集計フィールドを集計フィールドでない通常のフィールドに変換するために使用します。
- ページ合計
- ページヘッダーまたはページフッターにのみ挿入できます。合計値は選択した基本セクションに基づいて実行時に決められます。
- 累計
- 詳細セクションに累計フィールドを挿入する場合は、各詳細セクションのこれまでの累計が計算されます。含まれているグループの値が変わると、累計値はゼロにリセットされます。グループヘッダーに累計フィールドを挿入する場合は、そのグループに対して印刷される最初の値は通常ゼロです。その後の値は、グループ内に含まれるアイテムの合計分だけ増加します。属しているグループの値が変わると、累計値がゼロにリセットされます。
- 開始残高
- 開始残高フィールドでは開始会計期を定義する必要があります。実行時に計算される値は、開始会計期以前のすべての金額を合計した金額です。
- 残高
- [残高] と [開始残高] オプションは、計算される値に現在の会計期が含まれるかどうかという点で異なります。
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注: SunSystems に接続していて元帳行ビジネスオブジェクトを選択している場合、損益計算書勘定科目の開始残高は、会計期に関連する年度だけの合計金額に制限されます。[残高] または [開始残高] フィールドの挿入オプションを選択すると [残高 - パラメータ] ダイアログが表示されます。このダイアログで会計期パラメータと会計期オフセットオプションを使用して、転記会計期を選択できます。会計期は、 [残高 - パラメータ] ダイアログで割り当てる会計期とオフセットに基づきます。[開始残高] と [残高] で使用する会計期を、会計期パラメータ、会計期を表すショートカット、会計期パラメータ/オフセットを使用して定義できます。
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会計期パラメータに範囲を設定する場合は、フィールドを次のように設定できます。
- @Period
- @Period_last
- P
P は現在の会計期です。
- EP
現在の会計期に基づいた当年度の最終会計期
- @Period, P-Q
@Period パラメータに基づいた最後の四半期を表す会計期パラメータ値です。
- 計算タイプ
- ドロップダウンリストから計算タイプを選択します。使用可能なオプションは [データフィールド] で選択する項目によって異なります。次のオプションがあります。
- Sum
- Avg
- StDev
- StDevP
- Var
- VarP
- Count
- CountDistinct
- First
- Last
- Max
- Min
- 挿入セクション
- 集計フィールドを挿入するセクションを選択します。使用可能なオプションは集計タイプによって異なります。
- グループレベル
- 集計をリセットして再び開始するレベルを指定します。
- 基本セクション
- 集計フィールドの基準となるセクションです。デフォルトでは、最も内側にあるグループまたは詳細セクションが集計されます。
- 現在のグループ/ページ/行を除く
- 選択したセクションタイプに基づいて現在のグループ、ページ、行の値を除外するには、このチェックボックスをオンにします。
- 変更内容を保存します。
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