インフラストラクチャ
ISC では Amazon Web Services (AWS) と提携して、ソフトウェアソリューションをホストします。AWS は、ISC のインフラストラクチャの各レベルで冗長性と拡張性を提供します。AWS インターネットゲートウェイには水平方向の拡張性、冗長性と高い可用性があります。冗長性がある DNS とロードバランサーにより、ユーザの要求は利用可能なアプリケーションサーバに確実に転送されます。
アプリケーションサーバのクラスタを、物理的に配置された複数のデータセンターにデプロイしています。デマンドの増加に応じてクラスタが自動的にサーバを追加して、一貫したユーザエクスペリエンスを提供します。
ISC では、暗号化されたストレージと暗号化されたローリングバックアップのアーカイブを備えた、専用の非公開で冗長性があるデータベースサーバを使用しています。アプリケーションサーバとデータベースサーバ間の通信は非公開、排他的で、ファイアウォールにより保護されています。
大災害が発生して AWS データセンターが利用不可になる場合、ISC が備えている大災害時の復旧計画によって、データを損失することなく新しいロケーションで本製品を復旧させることができます。
アーキテクチャ、ソフトウェア開発プラクティス、ソフトウェア依存関係に頻繁に適用されるパッチ、AWS Inspector が提供するセキュリティスキャンでシステムセキュリティが確立されています。ISC は常に監視されており、指標が限度を超過するとアラートがサポートスタッフに配信されます。システムエンジニアが 24 時間体制で、インフラストラクチャに関係する問題の調査と対応を行っています。顧客には、インターネットサービスプロバイダーと提携して十分な帯域幅と ISC へのアクセスを確保して要件を満たす責任があります。