例 4 - 使用可能な在庫が ROP を上回る
このトピックでは、使用可能な在庫が ROP を上回る場合に、ROP スケジュールロジックに基づく品目、場所を定義する手順を説明します。
このシナリオの前提条件:
マクロまたはワークシートのスケジュールの計算の入力値:
- 注文開始オフセット: 13 (マクロまたはワークシート)
- 要件の期間: “” (マクロ) または 365 (ワークシート)
グローバル入力 (サイクル期間とエンジンコール値):
- 現在の計画期間: FY16 M07 (2016/06/27~2016/07/24)
- Start_date: 2016/06/27 (現在の計画期間の開始日)
- サイクルの将来の期間: 52 週間
- End_date: 2017/06/27 (現在の計画期間の開始日 + サイクルの将来の期間の日数)
品目コード: 10496
場所コード: F1
メジャーマッピング入力:
- デフォルトソースメソッド: 2 (購入)
- 期首在庫: 52
- 再発注点 (ROP): 60
- 受入カレンダー ID: 3
- 凍結期間: 10
- リードタイム (購入): 7
- 最小ロット数量 (購入): 12
- 増分 (購入): 3
ROP スケジュールロジック
期首在庫 < ROP の場合は、受入カレンダー ID (ID = 3) のメジャーマッピングに基づいて、現在のエンジン設定から対応する補間カレンダーを取得します。補間カレンダー (火曜日が使用可能) のデフォルトパターン:
日曜日 | 月曜日 | 火曜日 | 水曜日 | 木曜日 | 金曜日 | 土曜日 |
---|---|---|---|---|---|---|
0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 |
オーダー受領日の上書きなしパターン:
- 将来の期間における最初のオーダー日は、次の場合の Start_date + MAX として計算されます。
- オーダー開始オフセット = 13
- リードタイム (購買) = 7
- 2016/06/27 + 13 = 2016/07/10
- Receiving_date = 受入カレンダーの最初のゼロ以外の日 >= first_order_date AND <=End_date:
Start_date からのゼロ以外の日数 曜日 first_order_date より 終了日より 2016/06/28 火曜日 前 前 2016/07/05 火曜日 前 前 2016/07/12 火曜日 後 前 - receiving_date が特定されている場合、receiving_date の前に使用可能な既存のオーダーの有無を確認します。
- Get Orders (Start_date: 2016/06/27、receiving_date: 2016/07/12)「Get Orders ロジックフロー」を参照してください。
- receiving_date 以前のオーダー (計画済、確認済、確定、スケジュール済) の合計が表示されます。
- Get Orders: 12
- 使用可能な在庫 (期首在庫 + Get Orders): 64
期首在庫が ROP より小さい場合、計画オーダーは必要ありません。
マッピングする場合は、出力メジャー「スケジュールの最終計算日」を「現在の日時」に設定します。