スーパーセッションマクロの例

このトピックでは、スーパーセッションマクロコマンドの例を説明します。

例 1: 標準品目のスーパーセッションと基本コードリスト要素

この表では、スーパーセッションコードのリストを示します。コードリスト要素名は一意の参照とみなすことができます。
先行品目 後継品目 場所 切替日 係数
Generic-A UK-A バーミンガム 2013/01/01 1
Generic-A UK-A ロンドン 2013/01/01 1
Generic-A NL-A バルネフェルト 2013/01/21 1
Generic-A NL-A カペル 2013/01/21 1
Generic-A BEL-A ブリュッセル 2013/01/11 1
Generic-A BEL-A ゲント 2013/01/11 1
BEL-A BN-A ブリュッセル 2014/01/01 1
BEL-A BN-A ゲント 2014/01/01 1
NL-A BN-A バルネフェルト 2014/01/01 1
NL-A BN-A カペル 2014/01/01 1
UK-A UK-A1 バーミンガム 2014/01/01 0.6
UK-A UK-A2 バーミンガム 2014/01/01 0.4
UK-A UK-A1 ロンドン 2014/01/01 1
UK-A UK-A2 ロンドン 2014/01/01 0.5
  1. FDMD の値 100 が、バーミンガムの品目「Generic-A」に存在します。

    100 が、バーミンガムの品目「UK-A」の FCOPYDMD にコピーされます。

  2. FDMD の値 100 が、バーミンガムの品目「UK-A」に存在します。

    60 が、バーミンガムの品目「UK-A1」の FCOPYDMD にコピーされます。

    40 が、バーミンガムの品目「UK-A2」の FCOPYDMD にコピーされます。

  3. FDMD の値 60 が、バーミンガムの品目「UK-A1」に存在します。

    転送の必要なし (後継品目なし)

  4. FDMD の値 40 が、バーミンガムの品目「UK-A2」に存在します。

    転送の必要なし (後継品目なし)

  5. FDMD の値 200 が、ロンドンの品目「Generic-A」に存在します。

    200 が、ロンドンの品目「UK-A」 の FCOPYDMD にコピーされます。

  6. FDMD の値 200 が、ロンドンの品目「UK-A」に存在します。

    200 が、ロンドンの品目「UK-A1」 の FCOPYDMD にコピーされます。

    100 が、ロンドンの品目「UK-A2」 の FCOPYDMD にコピーされます。

例 2: 集計場所の使用

スーパーセッションリストの定義のスーパーセッションを実行し、「ブランド A」の下の基本レベル品目および [EMEA] の下の場所の切替日を、後継品目は FINTRO に、先行品目は FDISCON に適用し、[EMEA] の下の指定された場所にある「ブランド A」の下の基本レベル先行品目から「ブランド A」の基本レベル後継品目の「HCOPYDMD」へ、「HDMD」をコピーします。有効な組合せの場所の品目のみが値を持ち、供給開始日と供給終了日はコピーされます。

Supersession("Supersession list", "Predecesssor Item", "Successor Item", "Location", 
"Changeover Date", "Factor", "FINTRO", "FDISCON", "HDMD", "HCOPYDMD","Brand A","EMEA")

場所階層には、集計場所が英国で、ロンドンとバーミンガムが子である EMEA が含まれます。

品目/場所の値
品目 場所
Generic-A バーミンガム 100
Generic-A ロンドン 200
UK-A メキシコ 500
スーパーセッションコードリストと結果
先行品目 後継品目 場所 切替日 係数 結果
Generic-A UK-A 英国 2013/01/01 1 100 が、バーミンガムの品目「UK-A」 にコピーされ、200 が、ロンドンの品目「UK-A」にコピーされます。
UK-A UK-A1 英国 2014/01/01 0.6 60 が、バーミンガムの品目「UK-A1」にコピーされ、120 が、ロンドンの品目「UK-A1」にコピーされます。
UK-A UK-A1 ロンドン 2014/01/01 1 100 が、ロンドンの品目「UK-A1」にコピーされます (前のスーパーセッションコピー 40 は上書きされます)。
UK-A UK-A2 英国 2014/01/01 1 100 が、バーミンガムの品目「UK-A2」にコピーされ、200 が、ロンドンの品目「UK-A2」にコピーされます。
UK-A UK-A2 メキシコ 2014/01/01 0.5 場所が階層の EMEA ブランチの一部ではないため、このスーパーセッション定義は無視されます。

例 3: 先行および後継場所の使用

この表では、スーパーセッションコードのリストを示します。コードリスト要素名は一意の参照とみなすことができます。
先行品目 後継品目 先行場所 後継場所 切替日 係数
Generic-A UK-A バーミンガム-A バーミンガム-B 2013/01/01 1
Generic-A UK-A ロンドン ロンドン 2013/01/01 1
Generic-A NL-A バルネフェルト バルネフェルト 2013/01/21 1
Generic-A NL-A カペル カペル 2013/01/21 1
Generic-A BEL-A ブリュッセル ブリュッセル 2013/01/11 1
Generic-A BEL-A ゲント ゲント 2013/01/11 1
BEL-A BN-A ブリュッセル ブリュッセル 2014/01/01 1
BEL-A BN-A ゲント ゲント 2014/01/01 1
NL-A BN-A バルネフェルト バルネフェルト 2014/01/01 1
NL-A BN-A カペル バルネフェルト 2014/01/01 1
UK-A UK-A1 バーミンガム-B バーミンガム-C 2014/01/01 0.6
UK-A UK-A2 バーミンガム-B バーミンガム-C 2014/01/01 0.4
UK-A UK-A1 ロンドン ロンドン 2014/01/01 1
UK-A UK-A2 ロンドン ロンドン 2014/01/01 0.5
  1. FDMD の値 100 が、バーミンガム-A の品目「Generic-A」に存在します。

    100 は、バーミンガム-B の品目「UK-A」の FCOPYDMD にコピーされます。

  2. FDMD の値 100 が、バーミンガム-B の品目「UK-A」に存在します。

    60 が、バーミンガム-C の品目「UK-A1」の FCOPYDMD にコピーされます。

    40 が、バーミンガム-C の品目「UK-A2 の FCOPYDMD にコピーされます。

  3. FDMD の値 60 が、バーミンガムの品目「UK-A1」に存在します。

    転送の必要なし (後継品目なし)

  4. FDMD の値 40 が、バーミンガムの品目「UK-A2」に存在します。

    転送の必要なし (後継品目なし)

  5. FDMD の値 200 が、ロンドンの品目「Generic-A」に存在します。

    200 が、ロンドンの品目「UK-A」 の FCOPYDMD にコピーされます。

  6. FDMD の値 200 が、ロンドンの品目「UK-A」に存在します。

    200 が、ロンドンの品目「UK-A1」 の FCOPYDMD にコピーされます。

    100 が、ロンドンの品目「UK-A2」 の FCOPYDMD にコピーされます。