メジャーのマッピングパラメーター

このセクションでは、次のタブで定義できるパラメーターについて説明します。

  • [品目場所メジャーのマッピング]
  • [購入メジャーのマッピング]
  • [転送元メジャーのマッピング]
  • [顧客メジャーのマッピング]
  • [数式メジャーのマッピング]
  • [プロセスメジャーのマッピング]

品目場所メジャーのマッピングタブ

[品目場所メジャーのマッピング] タブで、次のパラメーターを定義できます。

デフォルトソースメソッド
品目と場所の組合せに対する計画オーダーのデフォルトソースメソッド。
受入カレンダー ID
[エンジンのカレンダーマッピング] から使用する補間カレンダー。この値は、現在の計画期間から所要量期間に「受入カレンダーの使用可能日」を派生するために使用されます。
順序 ID
スケジュールの順序。品目、場所の組合せは、品目、場所の組合せが供給ネットワーク (たとえば、エンジンにより生成される倉庫の計画オーダーが工場の所要量として渡される) を介して、[順序 ID] の昇順で補充エンジンに渡されます。
注: [順序 ID] が定義されていない場合、品目と場所の組合せが順番に順序付けされます。供給ネットワーク内の結合している場所が順番に順序付されていない場合、これは予期しない結果を生成することがあります。
スケジュールルール
品目と場所の組合せに使用するエンジンルールを示します。次のような値があります。
  • 0、NA – スケジュールしない
  • 1 – 通常スケジュール
  • 2 – ROP スケジュール
延期日数
迅速処理推奨をトリガーする DUE_DATE と NEED_DATE の間の日数の最小差異 (>0)。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
供給終了日
品目と場所の組合せの供給終了日。
注: 
  • 計算済安全在庫目標は、供給終了日後にゼロになります。
  • この日付以後、所要量がある場合、計画オーダーの生成に対する制約はありません。
  • 供給終了日は、指定した所要量期間の後には影響しません。
  • パラメーターに値がないかマップされていない場合、供給終了日は考慮されません。
迅速処理日数
迅速処理推奨をトリガーする NEED_DATE と DUE_DATE の間の日数の最小差異 (>0)。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
先頭オーダー計画受入日
有効なソースがオーダーを受入できる最初の日付。この日付より前の使用可能な期間 (もしあれば) は、使用不可と見なされます。
注: この値が入力またはマップされていない場合は、開始日を [先頭オーダー計画受入日] とみなします。
供給開始日
品目と場所の組合せの供給開始日。
注: 
  • 供給開始日より前は、計算された安全在庫目標がゼロです。
  • この日付より前は、計画オーダーの生成に制約はありません。
  • スケジュールの開始日より前の供給開始日は、影響を及ぼしません。
  • このパラメーターの値が入力されていない場合は、品目と場所の組合せですでに供給開始されています。
最終オーダー計画受入日
品目、場所の組合せがオーダーを受入できる最後の日付。
注: 
  • この日付より後の使用可能な期間は、考慮されません。
  • このパラメーターの値が入力されていない場合は、終了日を [最終オーダー計画受入日] と見なします。
最大ストレージ能力
指定された品目の保管場所の最大ストレージ能力。これにより、作成されたオーダーは、指定された値を上回る期末在庫を送信できなくなります。
注: このパラメーターの値が設定されていない場合は、ストレージ能力に対する制約のない値をゼロとみなします。
最大 TPSS 単位
品目および場所の最大臨時安全在庫数量 (単位で示される)。このパラメーターは、日の臨時安全在庫の計算時に適用されます。計算後のターゲット在庫はこのパラメーターの値に丸められます。
注: この値がない場合、値はゼロとみなします。これは、最大 TPSS 単位の制約がないことを意味します。
最小供給日数
各計画オーダーで完了しなければならない最小所要日数。作成されたオーダーは、次の「n」日の所要日数をカバーします。このパラメーターでは、現在のバックオーダー (マイナス在庫位置) または目標の変更も考慮します。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
最小 TPSS 単位
品目および場所の最小臨時安全在庫数量 (単位で示される)。このパラメーターは、日の臨時安全在庫を計算するときに適用されます。計算後のターゲット在庫は、この値に丸められます。
注: この値がない場合、最小 TPSS 単位には制約はありません。
バックオーダーなし
所要量計算時に予想手持在庫がゼロを下回ってもよいかどうかを示します。
注: パラメーターが定義されていない場合、バックオーダーは許可されます。
期首在庫
現在の計画期間に対して保存された品目、場所の組合せの最初の在庫位置。
注: この値がない場合、値はゼロとみなします。
オーダー凍結期間
新しい計画オーダーを受入できる、現在の計画期間からの期間 (日数)。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
確認前の計画
計画オーダー (もしあれば) を、確認済オーダーの前、および凍結期間後にスケジュールできるかどうかを示します。次のような値があります。
  • 1 = 最初の確認済オーダー (凍結期間外) より前の計画オーダーはない
  • 2 = すべての確認済オーダーより前に計画オーダーはない
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロと見なします (制限なし)。
再発注点
ROP スケジュールルール (ルール 2) でオーダーが生成される必要のある時点 (使用可能な在庫がこの値を下回った場合)
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
安全在庫日数対応範囲
品目と場所の組合せに必要な目標日数。TPSS フラグ <> 0 の場合、このパラメーターは、所要期間について、日ごとの臨時安全在庫および将来のオーダーに必要な日数「n」を解釈します。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
安全在庫数量
品目/場所の組合せに対する固定安全在庫目標 (単位で示される)。TPSS フラグが 0 の場合、この値は所要量期間のすべての日数の安全在庫として使用されます。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
スケジュールの最終計算日
品目、場所の組合せがマップされている場合、最後にスケジュールされた日時を受け取ります。
スケジュール優先度
マッピングされている場合、最後のスケジュール計算の結果を示します。次のような値があります。
  • 0、#NA = 優先度なし
  • 1 = 凍結期間内のマイナス手持在庫
  • 2 = 凍結期間外のマイナス手持在庫
  • 3 = 凍結期間内の目標未満
  • 4 = 凍結期間外の目標未満
タイムフェーズ安全在庫フラグ
この品目、場所の組合せに対応する臨時安全在庫 (TPSS) を、必要な日数 (ゼロ以外) に基づいて解釈するか、またはすべての日数 (たとえば 0、#NA) に固定安全在庫単位を使用するかを示します。

購入メジャーのマッピング

[購入メジャーのマッピング] タブで次のパラメーターを定義できます。

購入増分
デフォルトソースの計画購入オーダーの作成時に、最小ロット数量をカバーした後に増分するオーダー数量。
購入リードタイム
品目と場所の組合せのデフォルトソースに対する計画購入オーダーを作成するときのリードタイム (日数)。この値は、使用可能な最初の受入日と、購入オーダーの ship_date と delivery_date との差異を計算するために使用されます。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
購入最小ロット数量
デフォルトソースの計画購入オーダーを作成するさいの、品目と場所の組合せに対する最小オーダー数量。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。

転送元メジャーのマッピング

次のパラメーターは、[転送元メジャーのマッピング] タブで定義できます。

転送増分
デフォルトソースの計画転送オーダーの作成時に、最小ロット数量をカバーした後に増分するオーダー数量。
転送リードタイム
品目と場所の組合せのデフォルトソースの計画転送オーダーを作成するときのリードタイム (日数)。この値は、最初に使用可能な受入日と、転送オーダーの ship_date と delivery_date との差異を計算するために使用されます。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
転送最小ロット数量
デフォルトソースの計画オーダーを作成するさいの、品目と場所の組合せに対する最小オーダー数量。

顧客メジャーのマッピング

次のパラメーターは、[顧客メジャーのマッピング] タブで定義できます。

計画要件 (需要)
品目/場所の組合せの将来の需要を示します。顧客割り当ての品目属性と場所属性が一致する場合の、現在の品目、場所の組合せの合計値です。

数式メジャーのマッピング

[数式メジャーのマッピング] タブで、次のパラメーターを定義できます。
インフロー係数
特定の製造プロセスに対するフロー係数。製造プロセスの実行ごとに、入力品目が消費 (減損) されます。
アウトフロー係数
特定の製造プロセスに対するアウトフロー係数。製造プロセスの実行ごとに、製造品目量が製造 (産出) されます。

プロセスメジャーのマッピング

[プロセスメジャーのマッピング] タブで、次のパラメーターを定義できます。

購入増分
デフォルトソースの計画製造オーダーの作成時に、最小ロット数量をカバーした後に増分するオーダー数量。
購入リードタイム
品目と場所の組合せのデフォルトソースに計画製造オーダーを作成するときのリードタイム (日数)。この値は、最初に使用可能な受入日と、製造オーダーの ship_date と delivery_date との差異を計算するために使用されます。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。
購入最小ロット数量
デフォルトソースの計画製造オーダーを作成するさいの、品目と場所の組合せに対する最小オーダー数量。
注: この値が入力またはマップされていない場合、値はゼロとみなします。