シナリオ履歴の表示
シナリオ履歴には、ワークシートからサイクル期間シナリオに行われた手動による計画の変更が含まれます。
シナリオ履歴を表示するには、次の手順を実行します。
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次のオプションのいずれかを選択します。
- [サイクルまたはサイクルモジュール] > [シナリオ履歴]
- [プロセス] > [サイクル期間] > [サイクル期間の詳細] > [シナリオ] > [シナリオの詳細] > [履歴]
- [サイクルまたはサイクルモジュール] > [サイクル期間の詳細] > [サイクル期間] > [シナリオの詳細] > [履歴]
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[シナリオ履歴] オプションの隣にあるプラス記号 [+] をクリックします。
- 過去に保存した検索条件に基づいてシナリオ履歴を表示する場合は、[検索] フィールドから既存の検索を選択します。
- 新たに検索条件を指定する場合は、次のフィールドを定義または更新します。
- モジュール
- 定義されているモジュールに基づいて、リストからモジュールを選択します。
- サイクル
- 定義されているサイクルに基づいて、リストからサイクルを選択します。
- サイクル期間
- 現在のサイクル期間に基づいてリストからサイクル期間を選択するか、サイクルで指定されている期間を選択します。
- シナリオ
- 定義されているシナリオに基づいて、リストからシナリオを選択します。
- 品目
- 定義されている品目階層に基づいて、リストから品目または品目のレベルを選択します。値を指定しないと、すべての品目が表示されます。
注: 要素を選択すると、選択した品目および関連するレベルの履歴エントリも含められます。
- 場所
- 定義されている場所階層に基づいて、リストから場所または場所のレベルを選択します。値を指定しないと、すべての場所が表示されます。
注: 要素を選択すると、選択した品目および関連するレベルの履歴エントリも含められます。
- 期間
- 定義されているカレンダー階層に基づいて、リストから期間または期間のノードレベルを選択します。値を指定しないと、すべての期間が表示されます。
注: 要素を選択すると、選択した品目および関連するレベルの履歴エントリも含められます。
- メジャー
- 定義されているメジャーに基づいて、リストからメジャーを選択します。値を指定しないと、すべてのメジャーが表示されます。
- 変更アクション
- シナリオ値を修正するために実行するアクションのタイプを選択します。次のようなオプションがあります。
- [ビジネスメトリック]
- [クリア]
- [コピー]
- [インポート]
- [手動編集]
- [マッピング]
- [その他]
- [案分]
- [スーパーセッション]
- [トランザクション]
- [取り消し]
- ユーザー
- ユーザー名を指定します。
- 期間開始日
- 検索対象の開始日を選択します。その日付よりも後の履歴レコードが表示されます。検索範囲を指定する場合は、[期間終了日] フィールドに値を入力します。
- 期間終了日
- 検索対象の終了日を選択します。その日付よりも前の履歴レコードが表示されます。検索範囲を指定する場合は、[期間開始日] フィールドに値を入力します。
- 変更率 (%) >=
- 前の値と新しい値の変更率が、この値以上であるものを検索対象とします。この値以上の履歴レコードが表示されます。検索範囲を指定する場合は、[変更率 (%) <=] フィールドに値を入力します。
- 演算子
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- AND: 1 つ目の条件と 2 つ目の条件が真の場合にレコードが表示されます。指定された変更率の検索範囲内の履歴レコードが表示されます。
- OR: 1 つ目の条件と 2 つ目の条件のどちらかが真の場合にレコードが表示されます。変更率が [変更率 (%) >=] フィールド以上の履歴レコードか、[変更率 (%) <=] フィールド以下の履歴レコードが表示されます。
- 変更率 (%) <=
- 前の値と新しい値の変更率が、この値以上であるものを検索対象とします。この値以下の履歴レコードが表示されます。検索範囲を指定する場合は、[変更率 (%) >=] フィールドにも値を入力する必要があります。
注: 変更率の計算が次のように修正されます。 ((B-A)/ABS(A)) * 100
説明 A 前の値 B 新しい値 ABS 絶対値 例:
前の値 新しい値 変更率 (%) 100 110 10 100 0 -100 -0.5 -100 20100 50 100 100 100 50 -50 50 -50 -200 -50 50 200 - 新しい値 >=
- 検索の基礎となる値を指定します。例: ストックエラー >0
- 新しい値 <=
- 検索の基礎となる値を指定します。例: ストックエラー <0
- 集計変更
- このチェックボックスをオンにすると、集計変更が表示されます。集計変更は集計レベルで行われる直接変更で、下位の階層で比例配分されます。
[集計変更] チェックボックスと [基本レベル変更] チェックボックスをオンにすると、[期間][FY10 Qtr1] では、FY10 Qtr1、FY10 M1、FY10 M2、FY10 M3 のシナリオ履歴が返されます。FY10 Qtr1 で行われた直接変更のみを表示するには、[集計] チェックボックスをオンにし、[基本レベル変更] チェックボックスをオフにします。注: 階層内の中間ノードは、シナリオ履歴や集計変更に含まれません。
例 (場所階層):
- すべて (編集: すべて (100 から 200 に変更)
- EMEA、米国
- 東、西、南、北
すべての集計レベル、および東、西、南、北を基本レベルとするシナリオ履歴エントリが作成されます。米国と EMEA レベルで行われた変更は含まれません。EMEA の変更を表示するには、[場所] フィールドで該当の場所を選択し、[基本レベル変更] チェックボックスをオンにします。
- 基本レベル変更
- このチェックボックスをオンにすると、集計変更を分配する基本レベル変更が表示されます。
- 拡散結果を隠す
- このチェックボックスが選択されていると、基本レベルノードに拡散するエントリは表示されません。この履歴エントリはシナリオ日付の集計が変更されることで作成されます。
注: [集計変更] および [基本レベル変更] のチェックボックスが選択されている場合、手動で更新されたシナリオ履歴エントリが表示されます。
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[検索] をクリックします。検索条件に基づいて、履歴レコードのリストが時間順に表示されます。また、選択したレコードの詳細が表示されます。
履歴レコードの次のフィールドが表示されます。
- [日付]: 変更が加えられた日付。
- [ユーザー]: 変更を加えるユーザー。
- [品目]: 変更が加えられた品目階層のノード。
- [場所]: 変更が加えられた場所階層のノード。
- [期間]: 変更が加えられたカレンダー階層のノード。
- [メジャー]: 変更が加えられたメジャー。
- [前の値]: 変更前の既存の値です。値 0 はワークシートに保存されないため、履歴レコードでは空になります。
- [新しい値]: 変更後の新しい値です。値 0 はワークシートに保存されないため、履歴レコードでは null になります。
- [変更率 (%)]: 前の値と新しい値の間の変更率です。
- [集計]: このチェックボックスがオンの場合、このデータは集計レベルの直接変更で、下位の階層で比例配分されます。
- 必要に応じて、[保存] をクリックして検索条件を保存できます。この手順は、新規の検索条件または変更した検索条件に対してのみ適用されます。
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[検索の保存]
ウィンドウで、以下の情報を指定します。
- 名前
- 検索の名前です。新しい名前を指定するか、既存の名前を選択して過去に定義した検索を更新します。
- 所有者
- 検索の所有者です。
- パブリック
- 検索をパブリックにしてだれでも表示できるようにするには、このチェックボックスをオンにします。
- 検索をプライベートにして検索の所有者しか表示できないようにするには、このチェックボックスをオフにします。
注:- 検索を更新できるのは、検索の所有者に限られます。
- パブリックの検索を作成できるのは、セキュリティアクセス許可を持つユーザーに限られます。
- 保存された検索は、 [シナリオ履歴] ページの [シナリオ履歴] ペインで、 [検索] リストから選択できます。
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