SCV 通貨換算の定義
このトピックでは、SCV での通貨換算を定義するプロセスについて説明します。
通貨換算を定義するには、次の手順を実行します。
- [設定] > [SCV] > [通貨換算] の順に選択します。すでに定義されている通貨換算のリストが表示されます。
- [新規] をクリックします。
- [詳細] タブをクリックします。
- 次の情報を指定します。
- 名前
- 通貨換算の一意の名前。
- 説明
- 通貨換算の説明。注: このフィールドは、[システム] オプションが無効な場合に修正できます。
- テーブル
- 換算対象の列の値を含むデータテーブル名。SCV テーブルリストからテーブル名を選択できます。注: このフィールドは、[システム] オプションが無効な場合に修正できます。
- 有効
- 通貨換算の状況を示します。次のような値があります。
- デフォルトで、フィールドはオンに設定されます。
- 有効な通貨換算定義は、通貨換算変換プログラムでのみ使用されます。
- システム
- 通貨換算定義が標準かユーザー定義かを示します。注: このオプションは、標準の通貨換算に対して有効です。
- [通貨列] タブをクリックします。
- 通貨列を追加するには、[+] をクリックします。
-
[詳細] タブで次の情報を指定します。
- 換算後の列
- 換算後の金額を共通通貨で保存する列の名前。注:
- このフィールドには、指定したテーブル内の既存の列のリストが含まれます。
- このフィールドは、システムオプションが無効な場合に修正できます。
- 元の列
- 元の通貨で金額を格納する列の名前。
-
[通貨 ID] / [換算元通貨] / [換算先通貨] タブで次の情報を指定します。
- タイプ
- 通貨 ID のタイプ。次のような値があります。
- 定数
- パラメーター
- 列
- 式
- 会計エンティティ列
注: この値を修正できるのは、[システム] オプションが無効な場合です。 - テーブルレベル
- 指定されたテーブル内のデータの分類に使用されるレベル。次のような値があります。
- 現在値
- 親: このオプションは、選択したテーブルの SCV で親参照が「YES」に設定されている場合のみ表示されます。
注:- このフィールドを修正できるのは、[システム] オプションが無効の場合のみです。
- このフィールドは、[タイプ] フィールドが列、式、または会計エンティティ列に設定されている場合にのみ有効です。
- 値
- このフィールドの値は、指定した [タイプ] に基づきます。次のようなシナリオがあります。
- 定数: 定数のテキスト値。通貨日付の場合、YYYYMMDD または YYYYMMDD HH:MI:SS 形式が使用されます。
- パラメーター: 有効な SCV 設定パラメーター名。
- 列: 現在のテーブルまたは親テーブルの列。この値は、指定した [テーブルレベル] に基づきます。
- 会計エンティティ列: 会計エンティティ ID を格納する現在のテーブルまたは親テーブル内の列の名前。この値は、指定した [テーブルレベル] に基づきます。
- 式: 現在のテーブルまたは必要な値を提供する親テーブルで指定された有効な SQL 式。[検証] オプションを使用して、指定された式を検証する必要があります。
- キーワード: 使用できるオプションは、CURRENT_DATE および CURRENT TIME です。注: このフィールドを修正できるのは、[システム] オプションが無効の場合のみです。
- [更新] をクリックします。通貨列テーブルに新しい行が追加されます。
- [追加] をクリックし、ステップ 5、6、7 および 8 を繰り返して、「通貨列」テーブルに行を追加します。
-
[提出] をクリックします。指定された情報の検証に成功すると、通貨換算データが更新されます。
注: 通貨換算ページを使用して、次のことができます。
- [複製] オプションを使用して、既存の通貨換算の複製を作成し、必要に応じてパラメーターを修正します。
- 削除オプションを使用して、通貨換算を [削除] します。