Infor Supply Chain Planning の概要

Infor Supply Chain Planning を使用すると、意思決定者はビジネス目標を定義し、その達成に向けて率先したビジネス管理を実行できます。このアプリケーションには、需要と供給のバランスを取り、財務計画と業務計画の統合を進め、全体的な戦略的計画を日常的な業務に関連付ける一連の意思決定プロセスが組み込まれています。業種に応じて計画の頻度と計画期間を計画することもできます。このアプリケーションは大量市場向けに設計されており、企業内のすべての部門の統合、調整、同期を継続的に実現できます。

Infor Supply Chain Planning は次の機能をサポートします。

  • 財務、販売、製造、流通、購買部門の各計画の統合
  • 計画の修正
  • 詳細に定義された監査可能なビジネスプロセスの作成
  • 代替ビジネス戦略のモデル化
  • What-if 分析
  • 強力なエグゼクティブレポート機能
  • コアシステムとの完全な統合

アプリケーションホームページでは、次のメニューを使用できます。

  • 設定
  • プロセス
  • ユーティリティ
  • データ管理
  • SCV
  • サイクルまたはサイクルモジュール

[設定]

このメニューは、初期データの設定とセットアップに使用します。

サイクルを定義する必要があります。これにより、各サイクル期間に作成する計画シナリオ (ビジネス計画) が決まります。また、さまざまなタイプのサイクルを定義することもできます。たとえば、通常業務時の一連の計画を含む通常サイクルや緊急時用に別に用意されている一連の計画を含む災害サイクルなどがあります。財務、販売、製造、流通、購買の各計画を統合するには、サイクルに関連モジュールを実装する必要があります。

[プロセス]

このメニューを使用して、サイクル期間およびリンク済シナリオを管理します。

サイクル期間は、サイクルを適用できるカレンダーの日付範囲を定義するために使用されます。サイクル期間に関連付けられた計画 (シナリオ) を確認することもできます。計画シナリオはワークシートで選択できます。ここでは、計画の確認や修正が可能です。

[ユーティリティ]

このメニューを使用すると、SCV データベースで SQL クエリを実行し、結果をプレビューできます。

[データ管理]

このメニューには、ユーザー定義により選択されたコードリストが表示されます。そのため、コードリストの要素を簡単に表示して保守できます。選択は、コードリストに割り当てられたユーザーおよび役割に基づいて、ユーザーがアクセス許可されているコードリストで構成されます。

コードリストの作成」を参照してください。

[SCV]

このメニューを使用すると、以前に構成されたデータシート定義から、SCP モジュール内の SCV データシートを表示できます。

[サイクルまたはサイクルモジュール]

サイクルまたはサイクルモジュールに基づく動的メニューを表します。このメニューを使用して、関連するワークシートを展開し、計画を表示または変更できます。

SCP を使用すると、データを複数のタブで表示できます。一度に使用できるタブはメニューにつき 1 つだけです。したがって、別のページがすでに開かれている場合は、新しいページで既存のページが置き換えられます。