ワークシートにおけるシナリオ値の編集
シナリオが編集可能であることを示すインジケータ:
- シナリオのオープンロックアイコンがワークシート上で表示されます。
- ワークシートで利用できるオプションは以下の通りです。
- シナリオまたはワークシートにアクセスすると、 [] および [] オプションが表示されます。[再計算] オプションを使用すると、追加のチェックを実施し、シナリオを編集でき検証できることを確認できます。
- 編集を保存または破棄するための、[] および [] オプションが表示されます。シナリオが編集可能であるかどうか確認されます。編集を保存した後、シナリオは読み取り専用バージョンに戻ります。
- 読み取り専用シナリオの [] オプションが表示されます。
注: ワークシートからシナリオの詳細にアクセスできます。書式が下線である場合、シナリオに対するセルのデータを修正できます。
編集できるシナリオを扱っている場合、最新データと同期しているワーキングコピーのみにアクセスできます。[] オプションが使用されない限り、編集を閲覧できるのは、あなたかシナリオ共有のメンバーのみです。ワークシートで計画データを直接編集するには、セルの値を指定し、[] を押します。その結果、データが集計レベルのとき、既存データに指定された比率の分割に基づいて、編集が配分されます。
制限:
- モジュールについて、ステータスが「公開」または「内部」であるメジャーのみを編集できます。
- ステータスが「実行中」であるサイクル期間のみを編集できます。
- ステータスが「WIP」であるシナリオのみを編集できます。
- ステータスが「保留中」、「完了済」、「中止済」であるサイクル期間に関連付けられているシナリオをロックできません。
- ベース値を使用して直接計算されているため、計算規則に基づいて、メジャーに対する計画データ (セル) を編集できません。
[] を選択すると、編集済みの計画データが破棄され、キューブからのデータによりワークシートを更新します。シナリオの編集バージョン (ワーキングコピー) への変更は、共有の一部であるユーザーが利用できます。シナリオの変更を保存するとき、編集可能シナリオ (ワーキングコピー) の値はベースバージョンと統合されます。
[再計算] オプション
[再計算] オプションを使用すると、追加チェックを実施し、シナリオの編集が有効であることを確認します。
- True の場合、変更はシナリオのワーキングコピーのキューブに転送されます。
- False の場合、「このシナリオは利用できません。続行して変更を破棄しますか?(はい/いいえ)」メッセージが表示されます。
- [] を選択すると、編集が破棄され、アプリケーションがシナリオとワークシートの読み取り専用バージョンに戻ります。[] オプションは表示されなくなっています。
- [] を選択すると、レポートの再計算または更新がキャンセルされ、ワークシートのデータが保持されます。
備考の追加
データを再計算するときにシナリオに対する備考が作成されます。これはワークシートへの編集を説明するために利用されます。[] オプションを使用すると、アプリケーションは現在のサイクルに指定された備考 (ワークシート再計算の備考) を確認します。備考が追加されたことを確認するには、[] オプションを選択し、必要情報を [備考の追加] ウィンドウで指定します。
デフォルト設定:
- 備考タイプのデフォルトは [デフォルト備考タイプ] で、サイクルの [ワークシート再計算備考] 設定で指定されます。
- 重要度タイプのデフォルトは [デフォルト備考重要度] で、サイクルの [ワークシート再計算備考] 設定で指定されます。
- 備考のサマリタイプのデフォルトは [デフォルト備考サマリ] で、生成されている場合、サイクルの [ワークシート再計算備考] 設定で指定されます。
注: デフォルトのオプションは変更できます。
必要な備考フィールドに対するデータが指定されていない場合、「保存中のデータは無効です。データを修正して再度保存してください。」というメッセージが表示されます。[] オプションを使用しない場合、データの再計算はキャンセルされます。「再計算するにはシナリオ変更を説明する備考を追加する必要があります」というメッセージが表示されます。変更前のデータは保持されますが、編集はまだ表示されます。