重回帰の独立変数

重回帰では、リグレッサー (別のデータセット) を使用して、ATT 予測エンジンのために、モデルを作成したり、従属変数 (品目の履歴) と指定されたリグレッサー (独立変数) の関係性を定義したりします。これらのリグレッサーは、予測エンジンページの [独立変数] タブで指定できます。

ATT 予測エンジンの定義」を参照してください。

このタブには、重回帰分析を行うために、予測エンジンにマッピングされた独立変数を含むメジャーのリストが表示されています。このリストには、独立変数の結果を格納するために使用できるメジャーも表示されています。

次の表に、適用可能なメジャーを示します。

メジャー 説明
独立変数 このメジャーは、予測エンジンに転送される必要がある独立変数を格納するために使用されます。変数は、サイクル期間範囲 (履歴と将来の範囲) のデータを含みます。
回帰係数 このメジャーは、対応する独立変数のために生成される、リグレッション (ベータ) 係数のデータを格納するために使用されます。これは、モデルに組み込まれた対応する独立変数の割合を表します。これは、PCONST 定数に書き込まれる、静的 (時間とは無関係) な値です。
t 統計量 このメジャーは、対応する独立変数のために生成される、「t 統計値」データを格納するために使用されます。このメジャーは、係数を標準誤差で割ったものを表します。これらは、個々の独立変数それぞれの関連性を検定するために使用されます。生成されたデータが大きい (絶対値 > 2) である場合、ゼロの場合と比較してこの独立変数は 95 %の水準で統計的に有意であり、採択する必要があります。これは、PCONST 定数に書き込まれる、静的 (時間とは無関係) な値です。
t 統計量 P 値 このメジャーは、対応する独立変数のために生成される、「t 統計量 P 値」データを格納するために使用されます。この P 値は、真の係数がゼロである場合に、観察される「t 統計量」を上回る可能性です。値が低い (< 0.05) の場合、統計的な優位性を示唆します。これは、PCONST 定数に書き込まれる、静的 (時間とは無関係) な値です。
分散拡大係数 このメジャーは、対応する独立変数のために生成される、分散拡大係数のデータを格納するために使用されます。これらは、モデル内の 2 つ以上の変数に非常に強い相関がある、多重共線性を測定するために使用されます。これは、独立変数が、独立変数同士および従属変数に対して、直線的に相関している場合に発生します。