サイクルの定義 - 追加ピボット属性タブ

[追加ピボット属性] タブには、ワークシート内で作業するときにサイクルに追加または含める、追加ディメンションが表示されます。追加ディメンションは、各モジュールの基本レベル品目と場所コードリスト内で利用できる属性に基づいています。これらのディメンションによって、データ表示の柔軟性が向上します。

たとえば、品目をブランド別やパッケージ別に表示したい場合、追加のピボット属性として [ブランド] や [パッケージ] を選択できます。これにより、すべてのブランドを対象としたパッケージ別のデータ表示や、すべてのパッケージを対象としたブランド別のデータ表示、またはそれらを組み合わせた表示が可能になります。

追加ピボット属性には、該当するモジュールのワークシート内で追加ディメンションとして表示されるピボット属性が一覧表示されます。ピボット属性は、データコンテキストの選択したディメンションに加えて、品目または場所データの追加のグループ化として機能します。
注: モジュールごとに、最大 5 つの品目属性および 5 つの場所属性を指定できます。

追加ピボット属性を定義するには、[+] をクリックして、以下の情報を指定する必要があります。

モジュール
ワークシート内で追加のピボット属性を使用するモジュール。
タイプ
属性を考慮する計画階層 (基本レベルコードリスト) のタイプ。次のような値があります。
  • 品目
  • 場所
属性
モジュールと階層タイプの組合せで使用できる属性。これらの属性は、次の中から選択できます。
  • [サイクル] ページで指定された品目階層のコードリスト内で指定されているタイプ「テキスト」の品目属性。
  • 選択されたモジュールの サイクル ページで指定された場所階層の最下位レベルのコードリスト内で指定されている テキスト タイプの場所属性。
注: 現在テキスト要素のみをサポートするディメンション要素名を定義するため、数値データに基づく属性は追加のピボット属性として選択できません。
階層を含む
ピボット属性に定義できる階層を示します。次のような値があります。
  • オン: 追加のグループ化レベルを持つ、複数のレベルの定義済の階層。
  • オフ: 最上位レベルのレベル階層 (要素)
階層
ピボット属性データから生成された階層 (該当する場合)。
注: 
  • このオプションは、[階層を含む] チェックボックスがオンに設定されているときだけ有効になります。
  • 階層は、ピボット属性の個別の要素に一致する要素を含む必要があります (セットアップのチェックにより検証されます)。
  • ピボット属性は、ワークシート内でピボットディメンションを表示または選択するときに、個別の要素のグループ化 (レベル) を追加するために、階層で定義します。
最上位レベル
ピボット属性がリンクされている上位要素の名前。
注: 
  • 各ピボット属性は、選択可能な 2 レベル構成の階層としてワークシード内に表示されます。この階層に、選択された属性に固有の要素と、最上位レベルのグループ要素 (最上位要素) が含まれます。
  • このオプションは、[階層を含む] チェックボックスがオフに設定されているときだけ表示されます。

追加ピボット属性ページを使用して、次のことができます。

  • 必要な行をダブルクリックして、既存の追加ピボット属性のパラメーターを変更します。
  • 削除オプションを使用して既存の追加ピボット属性を [削除] します。

1. 品目コードリスト
名前 説明 グループ ブランド パッケージ
1000 特大シャンプー 特大 ブランド A ビン
1001 ソフトドリンク 330ml 飲料 ブランド B
1002 缶ビール 440ml 飲料 ブランド C
1003 新型 CD プレーヤー 電機製品 ブランド A
1004 新製品 電機製品 ブランド B
1005 チョコレートバー 食品 ブランド C クレート
1006 白パン 食品 ブランド A クレート
1007 おかゆ 食品 ブランド B
1008 ベークドビーンズ 食品 ブランド C
1009 朝食用シリアル 10 パーセントオフ 食品 ブランド A
1010 朝食用シリアル 20 パーセント増量 食品 ブランド B
2. 追加のピボット属性
モジュール タイプ 属性 最上位レベル
需要 品目 ブランド 全ブランド
需要 品目 パッケージ 全パッケージ
3. [需要] タブの追加のピボット属性
ブランド パッケージ
(-) 全ブランド (-) 全パッケージ
ブランド A ビン
ブランド B
ブランド C