サイクル期間の概要

サイクル期間は、サイクル定義を適用できるカレンダーの日付範囲、および関連するレビュー済計画を定義するために使用されます。これらのサイクル期間はシステムが生成します。

また、 [サイクル期間] ページでもサイクル期間を手動で作成できます。

サイクル期間は、次のタブで構成されます。

  • サイクル期間の詳細タブ
  • 前のサイクル期間タブ
  • シナリオタブ

[サイクル期間の詳細] タブには、次の情報が表示されます。

  • [サイクル名]: サイクル期間の作成元のサイクル定義に基づくサイクルの名前。
  • [現在のサイクル期間]: サイクル期間のユーザー定義名。
  • [現在の計画期間]: シナリオ値を保存するカレンダーレベルで、最初の将来の計画バケット (サイクル期間内) を表すカレンダー期間のラベル。
  • [期間開始]: シナリオ値を保存するカレンダーレベルで、最初の (最も古い) 計画バケット (サイクル期間内) を表すカレンダー期間のラベル。
  • [期間終了]: シナリオ値を保存するカレンダーレベルで、最後の (最も新しい) 計画バケット (サイクル期間内) を表すカレンダー期間のラベル。
  • [サイクルの周期性]: サイクルの頻度。
  • [状況]: サイクル期間の現在の状況。
  • [使用可能]: サイクル期間の可用性の状況を示します。次のような値があります。
    • 使用可能
    • 使用不可
    • 処理中またはアーカイブ済
  • [プロセス定義]: サイクルで使用されるプロセス定義。
  • [サイクルカレンダー期間]: サイクル期間の期間ラベルのデフォルト値はカレンダーから取得されます。

[前のサイクル期間の詳細] タブには、定義されている場合、前のサイクル期間に関連する次のデータが表示されます。

  • [サイクル期間]: 前のサイクル期間の名前。
  • [サイクル状況]: 前のサイクル期間の状況。
  • [需要シナリオ]: 前のサイクル期間に適用される需要シナリオの名前。
  • [財務シナリオ]: 前のサイクル期間に適用される財務シナリオの名前。
  • [供給シナリオ]: 前のサイクル期間に適用される供給シナリオの名前。
  • [統合シナリオ]: 前のサイクル期間に適用される統合シナリオの名前。

[シナリオ] タブには、サイクル期間にリンクされたシナリオに関連する次の情報が表示されます。

  • [シナリオ名]: シナリオの名前。
  • [モジュール]: シナリオが関連付けられているモジュール。
  • [使用可能]: シナリオの可用性の状況を示します。次のような値があります。
    • 使用可能、編集可能
    • 使用可能、読み取り専用
    • 使用不可 (エントリなし)
    • 処理中
    • アーカイブ済
  • [状況]: シナリオの状況。次のような値があります。
    • WIP
    • 確認
    • 承認済
    • 拒否済
    • 公開済
    • 停止済
注: サイクル期間の品目、場所、期間階層の各レベルのディメンションセットが OLAP Server に生成されます。これらのディメンションセットは、計算ルールで使用したり、参照したりできます。このセット名は、Set_ と階層レベル名から構成されます。たとえば、Set_Brands、Set_Divisions、Set_Groups などです。

サイクル期間の作成」を参照してください。