ATT 予測エンジンの定義

メジャーで定義された履歴データから予測を作成するのに使用する予測エンジンを定義できます。

ATT (Advanced Traditional Techniques) 予測エンジンを定義する方法:

  1. [設定] > [サイクル] > [エンジン] の順に選択します。
  2. [新規] をクリックし、予測エンジン (ATT) を選択します。
  3. 次の情報を指定します。
    名前
    予測エンジンの名前です。
    表示名
    アプリケーションに表示される名前。
    ユーザー

    予測エンジンにアクセスできるユーザー。

    役割

    予測エンジンにアクセスできるユーザーのロール。

    タイプ
    予測エンジンのタイプです。これは新規予測エンジンをいつ定義するかの選択に基づいた読み取り専用フィールドです。
    モジュール
    予測エンジンを使用するサイクルまたはサイクルおよびモジュール。
    タグ

    予測エンジンにリンクされたタグ。ウィンドウに表示された定義済タグのリストから選択します。1 つまたは複数のタグを予測エンジンにリンクできます。このオプションは表示される必要がある予測エンジンの種類をフィルタリングするために使用されます。

  4. [デフォルト設定] タブで、次の情報を指定します。
    デフォルトアルゴリズム
    予測エンジンで使用されるデフォルトのアルゴリズム。次のような値があります。
    • [Best]
    • [Crostons]
    • [Holt-Winters]
    • [最小二乗法]
    • [移動平均]
    • [指数移動平均]
    • [重回帰]
    • [BATS]
    • [イベントのみ]
    • [ナイーブ]
    SMP メジャー
    Slow Moving Products (SMP) と見なされる品目および場所の組合せを示す値を含むメジャー。

    SMP メジャーによる ATT 予測エンジンのコール」を参照してください。

    期間定数結果の拡散メジャー
    予測エンジンの出力を品目、場所、および pconst に拡散するときに使用する必要があるメジャー。
    タイムフェーズ結果の拡散メジャーコード
    予測エンジンの結果を品目、場所、および期間に拡散するときに使用する必要があるメジャー。
    イベントモデリングの実行
    イベントモデリングを適用するには、このオプションを選択します。これによって、予測エンジンでは、選択されたアルゴリズムに加えて定義済イベントを使用して、イベントモデリングが実行されます。

    このオプションがオンに設定されている場合、イベントプロファイルを保存するために [メジャーマッピング] タブの [イベントプロファイル] メジャーを選択する必要があります。オプションで、平均イベントサイズ統計を保存するために [平均イベントサイズ] メジャーを選択できます。

    品目レベル
    予測を作成する必要があるデフォルトの品目レベル。
    場所レベル
    予測を作成する必要があるデフォルトの場所レベル。
    期間レベル
    予測を作成する必要があるデフォルトの期間レベル。
    予測結合
    エンジンが予測結合を行うかどうかを示します。
    注: 
    • このオプションは、デフォルトアルゴリズムが Best に設定されている場合のみ有効です。
    • このオプションがオンの場合、予測結合タブが有効になります。
  5. 該当する場合は、[予測エンジン] タブで次の情報を指定します。
    クラシック結合
    このオプションがオンの場合、エンジンはすべての生成された予測を結合し、単純平均、トリム平均、ウィンザライズド平均、重み付け AIC などの変動的な方法に基づいて、最適な予測を提供します。
    機械学習の訓練テスト
    このオプションがオンの場合、訓練テストデータは MLR の実行に使用されます。
    機械学習の訓練テストランダム化
    このオプションがオンに設定されている場合、ランダム化されたデータセットに対する訓練テスト方法を使用し、乱数シードを伴う結合テストが MLR の実行に使用されます。
    機械学習のクロス検証
    このオプションがオンに設定されている場合、クロス検証データ分割方法が MLR の実行に使用されます。
    機械学習の完全データセット
    このオプションがオンに設定されている場合、すべてのデータセットが MLR の実行に使用されます。
    機械学習の完全データセットランダム化
    このオプションがオンに設定されている場合、完全にランダム化されたデータセットに対し、乱数シードを伴う結合テストが MLR の実行に使用されます。
  6. [メジャーマッピング] タブで [新規] をクリックして、必要な情報を指定します。
    注: [パラメーター] タブには、予測を生成するために予測エンジンによって使用されるパラメーターのリストが含まれます。パラメーターの値が定義されていない場合、アプリケーションはこれらのパラメーターを考慮しません。「ATT 予測エンジンに設定されたデフォルトのパラメーター」を参照してください。
  7. [独立変数] (従属変数に対する重回帰分析を計算するのに使用する) タブで、必要な情報を指定します。

    重回帰の独立変数」を参照してください。

    注: 

    このタブは [デフォルトアルゴリズム] フィールドで [重回帰] を選択した場合にのみ有効になります。