CalculatePeriodWeigting マクロコマンド

CalculatePeriodWeighting マクロを使用して、期間の重み付けをサイクル期間カレンダーから計算し、ICONST と LCONST のディメンションに選択したメジャーに取り込みます。このマクロコマンドはシナリオレベルで実行されます。
この必須パラメーターはマクロに使用されます。
メジャーコード
計算期間メジャー値に入力されるメジャーコード。

[コマンド] フィールドの値を次の形式で指定する必要があります。CalculatePeriodWeighting (メジャーコード)

実行時に、サイクル内で使用されるカレンダーについて、期間中 (履歴および将来の) の各バケットの日数の比率を計算することにより、期間重み付けメジャーが入力されます。値は、すべての基準期間について、ICONST および LCONST レベルで保存されます。値は次の式で計算されます。

  • 基準期間数 = 基本期間のサイクル履歴期間 + サイクルの将来の期間の合計数
  • 日数 = 期間中の合計日数
  • 期間係数 = 日数/基準期間数
  • 各バケットの期間重み付け = バケットでの日数/期間係数
1.
要件 パラメーター
HWEIGHT メジャーにサイクル期間範囲のすべての期間の ICONST および LCONST 品目および場所要素の期間の重み付けを入力する。 CalculatePeriodWeighting("HWEIGHT")

マクロの実行時に検証が実行されます。いずれかの検証に失敗した場合、マクロは中止され、関連するエラーメッセージが表示されます。

次の表に、シナリオマクロコマンドと、対応するサイクル期間/シナリオの状況および検証メッセージを示します。
サイクル期間の状況 シナリオの状況 実行可 検証メッセージ
保留中 N/A いいえ サイクル期間の状況が「保留中」であるため、マクロ {0} を実行できません。
実行中 WIP はい N/A
実行中 確認、拒否、停止、承認済、公開済 いいえ シナリオの状況が {1} であるため、マクロ {0} を実行できません。
一時停止 任意 いいえ サイクル期間が「実行中」でないため、マクロ {0} を実行できません。
完了済 任意 いいえ サイクル期間の状況が「完了」であるため、マクロ {0} を実行できません。
中止済 停止済 いいえ サイクル期間の状況が「中止済」であるため、マクロ {0} を実行できません。
アーカイブ済 任意 いいえ サイクル期間の状況が「アーカイブ済」であるため、マクロ {0} を実行できません。
次の表に、マクロの実行中に表示されるエラーメッセージを示します。
検証条件 エラーメッセージ
指定したメジャーが有効で、サイクルで編集可能であることを確認します。モジュール (内部または公開済) および有効。 メジャー"{0}"が見つかりません。
メジャーのタイプが日付でないことを確認します。 メジャー {0} は、タイプ「日付」にすることはできません。
指定したメジャーのタイプがマーケットインテリジェンスでないことを確認します。 メジャー {0} は、タイプ「マーケットインテリジェンス」にすることはできません。
指定されている場合、最適化フラグが有効であることを確認します。値は True または False でなければなりません。 パラメーター値 {0} が無効です。True または False でなければなりません。
指定されたメジャーのタイプがトランザクションデータでないことを確認します。 メジャー {0} は、タイプ「トランザクションデータ」にすることはできません。
指定したメジャーのタイプがオーダーでないことを確認します。 メジャー {0} はオーダータイプにできません。