サイクルのローリング期間の定義

サイクルにローリング期間を定義 (リンク) して、ワークシートで使用できるようにできます。

ローリング期間を定義する方法:

  1. [設定] > [サイクル] > [サイクル] の順に選択します。
  2. [新規] をクリックします。
  3. 次の情報を指定します。
    名前
    サイクルの名前を指定します。
    表示名
    アプリケーションに表示する名前を指定します。これはオプションフィールドです。
    基本通貨
    指定したサイクルに使用する通貨を選択します。
  4. サイクルの詳細ペインで必要な情報を指定します。
    サイクルの定義」を参照してください。
  5. 詳細ペインの [ローリング期間] タブで、[新規] をクリックします。
  6. [ローリング期間] ウィンドウで、以下の情報を指定します。
    最上位レベル
    ローリング期間階層を表示する上位要素の名前。
    カレンダー
    ローリング期間を定義する必要があるカレンダーを指定します。
    注: この値iはサイクル定義の [カレンダー] ペインで指定されたカレンダー定義に基づきます。
    周期性
    シナリオの値を保存する必要のあるシナリオのカレンダーレベルを指定します。このリストはサイクルに定義された [カレンダー] で指定されたカレンダーレベルに基づきます。たとえば、サイクルの [カレンダータイプ] が [月単位] である場合、[周期性] は []、[]、または [四半期] です。
    期間タイプ
    定義する必要のあるローリング期間階層のタイプを指定します。次のようなオプションがあります。
    • [ユーザー定義]ローリング期間階層に関するユーザー定義の履歴と将来の期間。
    • [前年度]:指定されたカレンダー定義に基づくシステム定義期間。
    • [現在の年]:指定されたカレンダー定義に基づくシステム定義期間。
    • [次の年]:指定されたカレンダー定義に基づくシステム定義期間。
    将来の期間
    ローリング期間に対して指定された、周期性レベルでの、現在の計画期間から生成した将来の期間の数を指定します。これには現在の計画期間 (%FirstPeriod) が含まれます。値は 0 以上である必要があります。
    注: このフィールドは期間タイプ [ユーザー定義] に対してのみ表示されます。
    履歴期間
    ローリング期間に対して指定された、周期性レベルでの、現在の計画期間から生成した履歴期間の数を、現在の計画期間に指定します。値は 0 以上である必要があります。
    注: このフィールドは期間タイプ [ユーザー定義] に対してのみ表示されます。
    オフセット
    ローリング期間を生成するとき、期間から除外する必要のある期間の数を指定します。この値は、現在の計画期間から計算されます。値は 0 以上である必要があります。たとえば、[将来の期間] が 6 で、 [オフセット] が 2 の場合、ローリング期間定義は 6 期間で作成されます。ローリング期間は現在の計画期間の後で、2 期間から生成されます。
    注: このフィールドは期間タイプ [ユーザー定義] に対してのみ表示されます。

    [将来の期間] または [履歴期間] の値が 0 の場合のみ、この値を 0 より大きくできます。

    年間累計ラベル
    年間累計子要素に期間ラベルを指定します。これは、現在の計画年の最初の期間から現在の期間、計画期間、または次の計画期間までです。たとえば、[現在の年] を[期間タイプ] として指定する場合、この値は、現在の計画年の最初の期間から現在の期間までになります。
    注: このフィールドは 3 つの期間タイプでのみ表示されます。
    • [前年度]
    • [現在の年]
    • [次の年]
    年度の末日ラベル
    年間累計子要素に割り当てられた期間ラベルを指定します。これは、現在、過去、または次の期間から、現在、過去、次の計画年の最後の期間までです。たとえば、[現在の年] を[期間タイプ] として選択する場合、現在の計画期間から、現在の計画都市の最後の期間までです。
    注: このフィールドは 3 つの期間タイプでのみ表示されます。
    • [前年度]
    • [現在の年]
    • [次の年]
    データコンテキストに含める
    このチェックボックスが選択されている場合、選択されたローリング期間は、ワークシートを見るために、期間のデータコンテキストセレクターに含められます。
    注: デフォルトでは、このチェックボックスはクリアされます。
    注:  各ローリング期間階層は、計算ルールで使用する期間のセットとしても生成されます。たとえば、[将来の期間] が 2 で、[周期] が [] として指定されている現在の計画期間の「次の2 か月」のローリング期間である「Y12 M01」は、「Set_Next2Months」および「Set_2_Next2Months」の 2 つのセットを作成します。
    • {[Y12 M01],[Y12 W01],[Y12 W02],[Y12 W03],[Y12 W04],[Y12 M02],[Y12 W05],[Y12 W06],[Y12 W07],[Y12 W08]} が含まれます。
    • 「Set_2_Next2Months」 には {[Y12_M01],[Y12 M02]} が含まれます。

設定
計画年 1 月~ 12 月
サイクルの周期性
デフォルトのカレンダー 週の有効化 (オン)
現在の期間 2010 年 6 月 1 日~ 2010 年 6 月 30 日 (2010 年 6 月)
前の期間 2009 年 6 月 1 日~ 2009 年 6 月 30 日 (2009 年 6 月)
注:  カレンダーの年が 53 週あり、現在の期間が 53 週目に設定されており、前のカレンダー年に対応するものが無い場合、前の期間は前年度の最後の週になります。
生成期間
年間累計 (2010 年 1 月~ 2010 年 5 月) -> 1 月、2 月、3 月、4 月、5 月 -> 第 1 週、第 2 週、…
年度の終了 (2010 年 6 月~ 2010 年 12 月) -> 6 月、7 月、8 月、9 月、10 月、11 月、12 月 -> 第 24 週、第 25 週、…
前の年間累計 (2009 年 1 月~ 2009 年 5 月) -> 1 月、2 月、3 月、4 月、5 月 -> 第 1 週、第 2 週、…
前年度の末日 (2009 年 6 月~ 2009 年 12 月) -> 6 月、7 月、8 月、9 月、10 月、11 月、12 月 -> 第 24 週、第 25 週、…
ローリング期間 (将来の期間 = 12、履歴期間 = 0) (2010 年 6 月~ 2011 年 5 月) -> 6 月、7 月、8 月、9 月、10 月、11 月、12 月、1 月、2 月、3 月、4 月、5 月 -> 第 24 週、第 25 週、…第 71 週
ローリング期間 (将来の期間 = 12、履歴期間 = 0)、ただし周期性は月ではなく週。 (2010 年 6 月~ 2010 年 8 月) -> 第 24 週、第 25 週、第 26 週、第 27 週、第 28 週、第 29 週、第 30 週、第 31 週、第 32 週、第 33 週、第 34 週、第 35 週