シナリオレベルでの RunInterfaceService (インポート)
RunInterfaceService マクロは、現在のシナリオの計画データをインポートするインターフェースサービスを実行するために使用します。このマクロはシナリオレベルで実行されます。
次の表に、RunInterfaceService (インポート) マクロの実行に使用するパラメーターを示します。
パラメーター | 説明 |
---|---|
インターフェースサービス名 | 実行されるインターフェースサービスの名前。 |
方向 | データフローの方向。この値は「インポート」に設定する必要があります。 |
エラー時はすべてを拒否 | エラーが発生した場合、インポート処理が中止されることを示します。 注: このパラメータは、方向が「インポート」に設定されている場合にのみ適用されます。
|
フィルター | 品目および場所の選択を決定するために使用するフィルター。指定の条件に一致する品目と場所の該当するデータのみがインポートされます。 |
[コマンド] フィールドの値を次の形式で指定する必要があります。RunInterfaceService (インターフェースサービス名、方向、[エラー時はすべてを拒否]、[フィルター])
注: オプションパラメーターは [ ] で指定します。
要件 | パラメーター |
---|---|
サイクル期間範囲の現在の計画期間から、すべての場所のすべての品目をインポートします。 | RunInterfaceService("Import My Forecast","Import") |
サイクル期間範囲の現在の計画期間から、すべての場所のすべての品目をインポートします。エラーが発生した場合は、インポートされたレコードをすべて拒否します。 | RunInterfaceService("Import My Forecast","Import","True") |
検証およびエラーメッセージ
次の表に、サイクル期間の状況および関連する検証メッセージを示します。
サイクル期間の状況 | シナリオの状況 | 実行可 | 検証メッセージ |
---|---|---|---|
保留中 | N/A | いいえ | サイクル期間の状況が「保留中」であるため、マクロ {0} を実行できません。 |
実行中 | WIP | はい | N/A |
実行中 | 確認、拒否、停止、承認済、公開済 | いいえ | シナリオの状況が {1} であるため、マクロ {0} を実行できません。 |
完了済 | 任意 | いいえ | サイクル期間の状況が「完了」であるため、マクロ {0} を実行できません。 |
中止済 | 任意 | いいえ | サイクル期間の状況が「中止」であるため、マクロ {0} を実行できません。 |
一時停止 | 任意 | いいえ | サイクル期間が「実行中でない」ため、マクロ {0} を実行できません。 |
アーカイブ済 | 任意 | いいえ | サイクル期間の状況が「アーカイブ済」であるため、マクロ {0} を実行できません。 |
マクロの検証と実行に成功したときに、現在のシナリオの計画データがインポートされます。検証に失敗した場合、マクロは中止され、関連するエラーメッセージが表示されます。次の表は、さまざまな検証エラーで表示されるエラーメッセージを示しています。
検証条件/ルール | エラーメッセージ |
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渡されたインターフェースサービスが有効であることを確認します。 | インターフェースサービス "{0}" が見つかりません。 |
選択したインターフェースサービスデータエンティティが現在のマクロコンテキストに適用されない場合、マクロは実行されません。たとえば、シナリオの RunInterfaceService は、データエンティティがシナリオ値のインターフェースのみを実行できます。 | インターフェースサービス {0} は、シナリオマクロに必要なデータエンティティに一致しません。 |
方向が選択したインターフェースサービスのインターフェース方向と一致しない場合、マクロは実行されません。 | 方向パラメーター {0} が、選択したインターフェースサービス {1} の方向と一致しません。 |
選択した方向が「インポート」の場合、サイクル期間は「WIP」シナリオで「使用可能」でなければなりません。 | 状況が {0} のサイクル期間に対してインポートの方向で RunInterfaceService を実行できません。 |
インポートの実行時にシナリオ状況が WIP であることを確認します。 | シナリオの状況 {0} に対してインポートの方向で RunInterfaceService を実行できません。 |
インポートシナリオインターフェースに対して、インターフェースサービスで指定されているカレンダーレベルが現在のサイクルのカレンダーに存在しない場合。 | カレンダーレベル "{0}" が見つかりません。 |
カレンダーレベルがシナリオ値を保存するカレンダーレベル以上でない場合、警告メッセージが表示され、インポート処理は中止されます。 | カレンダーレベル {0} がシナリオ値を保存するカレンダーレベル {1} を下回っています。 |
サイクル期間コンテキストで RunInterfaceService を実行するとき、選択したインターフェースサービスが、現在のサイクル期間のカレンダーに一致するカレンダーを参照している必要があります。そうでない場合、マクロは実行されません。 | インターフェースサービス {0} で参照されるカレンダーは、現在のサイクル期間のカレンダーと一致しません。 |