シナリオレベルでの RunCommand マクロ

RunCommand マクロは、データソースでコマンドを実行するために使用します。このマクロはシナリオレベルで供給計画またはデータベースデータソースに対して実行できます。
次の表に、シナリオレベルでの RunCommand マクロの実行に使用するパラメーターを示します。
パラメーター 詳細
データソース コマンドを実行するデータソース。次のような値があります。
  • 供給計画
  • データベース
コマンドテキスト 指定したデータソースに対して実行するコマンド。

[コマンド] フィールドの値を次の形式で指定する必要があります。RunCommand (データソース、コマンドテキスト)

1.
要件 パラメーター
「生産」データソースの「ワークフロー: 解決」コマンドを実行します。 RunCommand ("Production","workflow:Solve")

コマンドは、マクロの検証と実行に成功したときに指定されたデータソースに対して実行されます。

次の表に、サイクル期間の状況および関連する検証メッセージを示します。
ソースサイクル期間の状況 ソースシナリオの状況 実行可 検証メッセージ
保留中 N/A いいえ サイクル期間の状況が「保留中」であるため、マクロ {0} を実行できません。
実行中 任意 はい N/A
一時停止 任意 はい N/A
完了済 任意 はい N/A
中止済 停止済 はい N/A
アーカイブ済 任意 いいえ サイクル期間の状況が「アーカイブ済」であるため、マクロ {0} を実行できません。
RunCommand マクロの実行時に検証が実行されます。検証に失敗した場合、マクロは中止され、関連するエラーメッセージが表示されます。次の表は、さまざまな検証エラーで表示されるエラーメッセージを示しています。
検証条件 エラーメッセージ
RunCommand は、データソースタイプ「供給計画」または「Database」のみをサポートします。 RunCommand マクロには、「供給計画」または「データベース」タイプのデータソースが必要です。
データソースが有効であることを確認します。 データソース {0} が見つかりません。
データソースタイプが供給計画の場合、第 2 のパラメータは有効な供給計画コマンドでなければなりません。つまり、パラメーター値は「ワークフロー名」の形式である必要があります。そうでない場合、コマンドは拒否され、エラーメッセージが表示されます。 コマンド {0} は、供給計画に対して有効ではありません。