検証と実行
CopyMIEvent マクロの検証と実行
選択したマーケットインテリジェンスメジャーは、マクロの検証および実行に成功したときににコピーされます。次の検証ルールがあります。
- コードリスト、階層、または構成バージョンが異なることがあるため、品目、場所、期間、およびメジャーの照合は要素の名前に基づいて実行されます。
- 一致しないソースノードまたは要素 (品目、場所、期間、またはメジャーについて) はインターフェースサービスに基づいて破棄ログで報告する必要があります。
- ソースとターゲットメジャーは、マーケットインテリジェンスタイプである必要があります。
- コピーできるのは、完全な MI イベントのみです。
- イベントの開始日と終了日は定義済期間内でなければなりません (「ターゲット階層の使用」が True の場合はターゲットサイクル期間、「ターゲット階層の使用」が False の場合はソースサイクル期間)。
- イベントの属性となるイベントレベル (集計レベル) の品目および場所要素は、ソースとターゲットに存在する必要があります。
- 有効な MI イベント (現在のユーザーが共有に含まれているかどうかの状況によって設定される、編集可能シナリオの場合) のみコピーできます。
- イベントをコピーすると、次のキーデータもコピーされます。
- 期間拡散情報を含む MI イベント詳細。
- イベント用に作成された備考。
- MI イベントは、この MI イベントについて保存された [基本要素拡散] オプションに基づいて MI 拡散します。基本拡散メジャーは品目および場所拡散に使用され、[期間拡散に使用] オプションがオンの場合、このメジャーは基本期間に拡散するためにも使用されます。それ以外の場合、サイクル期間拡散メジャーは基本期間に拡散するのに使用されます。注:
- 新しい品目または破棄された品目/場所も考慮されます。
- 拡散の比率は、必要に応じて、最新の現在のメジャー値に基づいて決定されます。
- イベントは、作成日に基づいてコピーする必要があります。このプロセスは、イベントの完全性を維持し、次に拡散された値を維持するのに役立ちます。
- イベント情報は次のようにコピーされます。
- NET 予測メジャーは、ターゲット MI メジャーに関連付けられた NET 予測で更新されます。
- ユーザーが文字列として新しいイベントにコピーされ、ユーザーの検証は行われません。
- 日付、元の NET 値、元の MI 値は、元の MI イベントと同じです。
- 期間間のシェア: プロファイルが選択されている場合、プロファイルは文字列としてコピーされ、検証は行われません。
- 基本要素拡散メジャー: メジャーが名前に基づいて照合され、ターゲットにメジャーが存在することを確実にするために検証が実行されます。
- 期間拡散に使用: スイッチの値がターゲットにコピーされます。
- 次の表に、コピー後のターゲットにおけるイベント情報の結果を示します。
元のイベント ターゲットイベントの結果 ソース MI メジャー ターゲット MI メジャー NET 予測メジャー ターゲット MI メジャーで参照される NET 予測メジャー。 品目 元のイベントと同じ 場所 元のイベントと同じ 参照 元のイベントと同じ 状況 元のイベントと同じ 開始期間 元のイベントと同じ 期間数 元のイベントと同じ 開始期間 元のイベントと同じ 期間数 元のイベントと同じ プロファイル 元のイベントと同じ (文字列としてコピー - 検証不要) 現在の NET 値 元のイベントと同じ 現在の MI 値 元のイベントと同じ MI 計算方法 元のイベントと同じ MI 値 元のイベントと同じ 上昇 元のイベントと同じ 下降 元のイベントと同じ 複数期間にわたって共有 元のイベントと同じ (プロファイルを選択した場合、プロファイル名の検証は行われません。プロファイルは文字列としてコピーされます)。
実績値もターゲットにコピーされます。
基本要素拡散 使用される方法は、選択されたメジャーを使用する元のイベントと同様に、このイベントを使用するか、または選択したオプションに基づくサイクル期間拡散メジャーを使用します。しかし、基本要素拡散は MI/NET 予測の現在の値、または新規または変更したマーケットインテリジェンスメジャー構成に基づいて再計算されます。 期間拡散に使用 元のイベントと同じ (設定が変更されていない限り) 期間共有 ソースイベントにより保持されます。 基本要素拡散値 イベントのコピー時に再計算を行い、関連するメジャー内で最新の値を使用します。
- 備考は次のようにコピーされます。
- サイクル、サイクル期間、シナリオ、メジャー、およびモジュールの値は、新しいターゲット情報で更新されます。
- サマリー、備考タイプ、日付、優先度、形式、品目、期間、場所、プレイブックをおよび詳細の値は、既存の備考情報で更新されます。
- ユーザーは文字列値で更新され、検証は行われません。
- 次の表に、コピー後のターゲットにおける備考情報の結果を示します。
元のイベント ターゲットイベントの結果 概要 元のイベントと同じ 備考タイプ 元のイベントと同じ サイクル ターゲットサイクル サイクル期間 ターゲットサイクル シナリオ ターゲットサイクル 日付 元のイベントと同じ ユーザー 元のイベントと同じ (ユーザー ID に対して検証は実行されず、文字列値としてコピーされます)。 優先度 元のイベントと同じ メジャー ターゲット MI メジャー モジュール ターゲットモジュール 形式 ログ (元のイベントと同じ) ワークシート 元のイベントと同じ 品目 元のイベントと同じ 場所 元のイベントと同じ プレイブックに含む 元のイベントと同じ 詳細な備考 元のイベントと同じ 注:- 備考は、ターゲットに備考タイプが存在する場合にのみコピーされます。
- 備考タイプがターゲットで利用できない場合、イベントとメジャーがコピーされて、監査ログメッセージを記録して、備考をコピーできなかったことを示します。
次の表は、コピー可能なソースシナリオのイベントの状況を示しています。
状況 | 編集可能ソースシナリオ (ユーザーが共有に含まれている) | 編集可能ソースシナリオ (ユーザーが共有に含まれていない) | 読み取り専用ソースシナリオ |
---|---|---|---|
保留中 | コピーされた (ターゲットで承認済に設定) | コピーされていません | N/A |
承認済 | コピーされた | コピーされた | コピーされた |
削除の保留中 | コピーされていません | コピーされた (ターゲットで承認済に設定) | N/A |
次の表に、イベントをコピーするときに使用する拡散メジャーの状況を示します。
ソース | ターゲット (拡散メジャーがターゲットに存在します) | ターゲット (拡散メジャーはターゲットに存在しません) |
---|---|---|
拡散メジャー | 拡散メジャーの使用 (イベント) | ターゲット MI 構成で定義されている拡散メジャーを使用します。 |
期間拡散に使用 | ソースイベントで使用する値を使用します。 | ターゲットの MI 構成で定義されている値を使用します。 |