サイクル期間へのシナリオの追加
サイクル期間の状況が [実行中] に設定されている場合のみ、新しいシナリオをサイクル期間に追加できます。また、新しいシナリオを、状況が [一時停止] に設定されたサイクル期間に追加することもできます。ただし、状況が [実行中] のサイクル期間が使用可能になるまで、シナリオデータにアクセスできません。
サイクル期間シナリオを追加するには、次の手順を実行します。
- [プロセス] > [サイクル期間] > [サイクル期間の詳細] の順に選択します。
- [シナリオ] タブをクリックします。現在のサイクル期間にリンクされたシナリオが表示されます。
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[+] をクリックします。
注: このオプションは、現在のサイクル期間が「実行中」の状況で使用可能である場合のみ有効です。これは、サイクル期間に対してバックグラウンドプロセスが実行されていないことを示します。
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次の情報を指定します。
- シナリオ名
- シナリオの名前。
- 表示名
- アプリケーションに表示されるシナリオ名。
- モジュール
- シナリオを使用するモジュール。
- シナリオにリンク済
- 現在のシナリオをリンクする計画シナリオ。たとえば、需要シナリオがどの財務目標をベースとしているかがわかるように、需要シナリオを財務シナリオにリンクできます。
- シナリオにリンクする条件:
- 「財務」モジュールはどのシナリオにもリンクできません。
- 「財務」モジュールが実装されている場合、このサイクルで財務シナリオにリンクできるのは、「需要」だけです。
- 「需要」モジュールが実装されている場合、このサイクルで需要シナリオにリンクできるのは、「供給」だけです。ただし、「財務」モジュールが実装されている場合、このサイクルで財務シナリオにリンクできるのは、「供給」だけです。
- 「供給」モジュールが実装されている場合、このサイクルで供給シナリオにリンクできるのは、「統合」だけです。これ以外の場合、「統合」は、「需要」モジュールが実装されていれば需要シナリオに、「財務」モジュールが実装されていれば財務シナリオにリンクできます。
注: [シナリオ] ペインでは、各モジュールのリンク済シナリオが同一行に表示されます。 - シナリオプロセス
- シナリオの完了に必要なプロセスステップを指定するシナリオプロセスを選択します。
「シナリオプロセスの作成」を参照してください。
- 初期化マクロ
- シナリオのデータを初期化するために使用するマクロ。注: 値が指定されていない場合、シナリオは特定のデータなしで作成されます。
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「マクロの概要」を参照してください。
- ユーザー
- シナリオにアクセスできるユーザーです。
- 役割
- シナリオにアクセスできるユーザーの役割。注: 少なくとも 1 つのユーザーまたは役割をシナリオに割り当てる必要があります。
- 自動的に編集
- シナリオが自動的に編集モードに設定されるかどうかを示します。
- デフォルトのユーザーと役割と共有
- 権限のあるユーザー全員がシナリオにアクセスできるかどうかを示します。 注: [自動的に編集] オプションが [オン] に設定されている場合のみ、このオプションが有効になります。
- 共有ユーザー
- 作成時にシナリオが自動で共有されるユーザー。
- 共有役割
- 作成時にシナリオが自動的に共有される役割。注: [自動的に編集] オプションが [オン] に設定されており、[デフォルトのユーザーと役割と共有] オプションが [オフ] に設定されている場合のみ、[ユーザーの共有] および [役割を共有] オプションが有効になります。
- 所有者のロック
- シナリオのロック所有者として識別されたユーザーを示します。注: このフィールドが有効になるのは、[自動的に編集] オプションが [オン] に設定されている場合のみです。
- [追加] をクリックします。新しいシナリオ構造が作成され、指定した初期化マクロに基づいてデータの初期化が開始されます。データがロードされ、シナリオプロセスが起動されます。データの初期化とバックグラウンドプロセスが完了すると、 [シナリオ] ページの [使用可能な] 列に南京錠アイコンが表示され、ワークシートでシナリオを使用できます。このシナリオの監査ログメッセージが作成されます。