例 5 - 有効な受入日なし

このトピックでは、有効な受入日が使用可能である場合に、ROP スケジュールロジックに基づいて品目、場所を定義するプロセスについて説明します。

このシナリオの前提条件:

マクロまたはワークシートのスケジュールの計算の入力値:

  • 注文開始オフセット: 14 (マクロまたはワークシート)
  • 要件の期間: 28 (ワークシート)

グローバル入力 (サイクル期間とエンジンコール値):

  • 現在の計画期間: FY16 M07 (2016/06/27~2016/07/24)
  • Start_date: 2016/06/27 (現在の計画期間の開始日)
  • End_date: 2017/06/25 (現在の計画期間の開始日 + サイクルの将来の期間の日数)

品目コード: 10141

場所コード: B1

メジャーマッピング入力:

  • デフォルトソースメソッド: 1 (転送)
  • 期首在庫: 0
  • 再発注点 (ROP): 60
  • 受入カレンダー ID: 4
  • 凍結期間: 7
  • リードタイム (転送): 7
  • 最小ロット数量 (転送): 10
  • 増分 (購入): 5

ROP スケジュールロジック

期首在庫 < ROP の場合は、受入カレンダー ID (ID = 4) のメジャーマッピングに基づいて、現在のエンジン設定から対応する補間カレンダーを取得します。補間カレンダーのデフォルトパターン (毎月の最初の月曜日):
日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
0 1 0 0 0 0 0
1. 上書きパターン:
期間開始日 期間終了日 説明 日曜日 月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日 土曜日
2016/07/11 2016/07/31 0 0 0 0 0 0 0 0
2016/08/08 2016/08/31 0 0 0 0 0 0 0 0
2016/09/12 2016/09/30 0 0 0 0 0 0 0 0
2016/10/10 2016/10/31 0 0 0 0 0 0 0 0
2016/11/14 2016/11/30 0 0 0 0 0 0 0
2016/12/12 2016/12/31 0 0 0 0 0 0 0 0

オーダー受領日の上書きなしパターン:

  • 将来の期間における最初のオーダー日は、次の場合の Start_date + MAX として計算されます。
    • オーダー開始オフセット = 14
    • リードタイム (購買) = 7
    • 凍結期間 = 7
    • 2016/06/27 + 14 = 2016/07/11
  • Receiving_date = 受入カレンダーの最初のゼロ以外の日 >= first_order_date AND <=End_date:
    Start_date からのゼロ以外の日数 曜日 first_order_date より 終了日より
    2016/07/04 月曜日
    2016/01/08 月曜日
  • receiving_date が一致しない場合は、計画オーダーは使用できません。
  • マップされた場合は、出力メジャー「スケジュールの最終計算日」を現在の日時に設定します。