外部マクロツールの使用
マクロは予定された日時に実行できます。実行するには、SCP 外で実行でき、Windows スケジューラなどの標準的なタスクスケジューラを使用して開始できるマクロコマンドを使用します。このマクロツールは C:\Program Files\Infor\Sales and Operations Planning\tools\macro\、または SCP のインストールに選択した場所に応じた同様のパスにあります。
インストール設定に基づいて、デフォルトの -sopUrl="<Preconfigured SCP Application URL>"
コマンドが macrotool.bat ファイルに作成されます。
マクロコマンドを開始するためのパラメーターと、コマンドを実行するコンテキストを指定する必要があります。引用符で囲まれたマクロ名とは別に、各パラメータの先頭にはダッシュ (-) を付けます。
パラメーター | 説明 |
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実行するファイルの名前です。 |
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必須。認証するユーザーの資格情報を指定します。 |
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オプション。指定した場合は、マクロの実行権限を借用するユーザーを指定します。指定しない場合は、SCP にアクセスしているユーザーを指定します。 |
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サイクルは必須であり、サイクル期間はオプションです。指定した場合は、マクロを実行するサイクル期間を指定します。指定しない場合は、指定されたサイクルについて実行中のサイクル期間が指定されます。 |
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オプション。指定した場合は、マクロを実行するシナリオを指定します (シナリオレベルのマクロコマンドを想定)。指定しない場合は、サイクル期間レベルのマクロが指定されます。 |
パラメータ ID を使用して各パラメータの値を指定することで、どのような順序でもパラメータを指定できます。
このコマンドツールは、ジョブを実行するために使用します。ジョブの検証が終了すると、プロセスの記録が SCP によって管理されます。ジョブが実行できたかどうかのリターン状況はコマンドラインに表示されるほか、ジョブの日時とともにログファイルに保存されるため、後で参照できます。たとえば、認証が失敗し、ジョブが実行されなかった場合は、エラー 状況とともにエラーメッセージが表示されます。
コマンドの例:
"Update Master Data" -cyclePeriod="Normal" -authenticateAs="pmm/reese:aps01#"
最新のサイクル期間を使用して、サイクル「Normal」に対してサイクル期間マクロ「Update Master Data」を実行します。認証されたユーザーは「reese」で、このユーザーがマクロを実行します。
"Email Demand Review" -cyclePeriod="Normal" -scenario="Demand-Baseline" -authenticateAs="pmm/reese:aps01#"
最新のサイクル期間と「Demand-Baseline」シナリオを使用して、サイクル「Normal」に対して「Email Demand Review」シナリオマクロを実行します。認証されたユーザーは「reese」で、このユーザーがマクロを実行します。
"Email Supply Review" -cyclePeriod="Normal:FY12 Jul" -scenario="Supply-Baseline" -runAs="pmm/mark:pa55word" -authenticateAs="pmm/reese:aps01#"
「FY12 Jul」サイクル期間と「Supply-Baseline」シナリオを使用して、サイクル「Normal」に対して「Email Supply Review」シナリオマクロを実行します。認証されたユーザーは「reese」で、このユーザーがマクロを実行します。