ポルトガル税務当局向けの品目在庫レポート

会社 - 品目在庫の出力 (whwmd4400m100) セッションでは、ポルトガル税務当局の以下の要件を満たすレポートを出力できます。

  • 所定のレイアウト。これを行うには、[ポルトガルレイアウト] チェックボックスがオンになっていなければなりません。
  • 該当する品目について

    • 前年の最終日に利用できる在庫がリストされている
    • 適用される製品カテゴリが指定されているテーブルを参照してください。
    • この日付に利用可能な仕掛品在庫が、製品カテゴリが T - 製品と仕掛品である品目の「手持在庫」数量に加算される

このレポートを作成するには、以下を実行する必要があります。

  • 該当する品目について、適用される製品カテゴリを品目 (tcibd0501m000) セッションの以下のフィールドの 1 つで指定します。

  • 選択範囲内の会社の少なくとも 1 社の所在地をポルトガルとします。
  • [会社 - 品目在庫の出力 (whwmd4400m100)] セッションで、次のチェックボックスをオンにします。

    • [仕掛品] (製品カテゴリが T - 製品と仕掛品である品目をレポートが含む場合)
    • [ポルトガルレイアウト]
製品カテゴリ
コード 記述
M 商品
P 原材料と消耗品
A 完成品と中間製品
S 副産物、廃棄物、廃物
T 製品と仕掛品

レポートレイアウト

品目 (tcibd0501m000) セッションの製品タイプフィールドで品目の製品カテゴリが指定されている場合、デフォルトで、[ポルトガルレイアウト] レポートが出力されます。

品目 (tcibd0501m000) セッションの製品クラスフィールドまたは 製品ラインフィールドで製品カテゴリを指定している組織の場合、品目在庫 (フラットファイルポルトガル) というタイトルの wmd440041100 レポートをレポートレイアウト (ttadv3131s000) セッションでカスタマイズする必要があります。

製品カテゴリの指定場所に応じて、以下を実行する必要があります。

  • 製品クラスフィールドで指定している場合、レポートレイアウト (ttadv3131s000) セッションで、レイアウトタイプの [詳細] 番号 10 を 0 に設定し、[詳細] 番号 20 を 1 に設定します。
  • 製品ラインフィールドで指定している場合、レポートレイアウト (ttadv3131s000) セッションで、レイアウトタイプの [詳細] 番号 10 を 0 に設定し、[詳細] 番号 30 を 1 に設定します。

仕掛品在庫の計算方法

  1. 該当する品目について、参照日に [完了] または [有効] であるのに、参照日より前に資材が出庫される工程管理工程管理の製造オーダを取得します。参照日は前年の最終日で、これはポルトガル税務当局の要請です。
  2. 取得した工程管理製造オーダそれぞれについて、参照日に入庫される完成品の数量を決定します。
  3. 入庫してまだ未完成の最終品目を製造するために出庫される資材の数量を決定します。この資材は参照日の当日またはそれ以前に出庫されます。
  4. 入庫した最終品目を製造する際に必要な資材の数量を計算します。この数量を計算するために、取得した製造オーダの見積数量が使用されます。
  5. この数量を、入庫してまだ未完成の最終品目のために出庫される資材の数量から差し引きます。

品目 A は 10 個の構成要素で構成されます。

参照日は 12 月 28 日です。

5 個の品目 A を製造する製造オーダが 12 月 12 日に作成されました。

45 個の構成要素が 12 月 16 日に出庫されました。

3 個の品目 A が 12 月 18 日に倉庫に入庫されました。

仕掛品在庫は 45 - 30 = 15 になります。30 は、3 個の入庫済品目 A を構成する構成要素の数です。