ストックポイントブロック履歴 (whwmd6564m000)
セッションの目的: ブロック済ストックポイントの履歴データを表示します。
- 処理日
-
オーダが変更または履歴ファイルに書き込まれた日付。各変更ごとに、新しいラインと新しい処理日が挿入されます。これは、すべてのオーダタイプに適用されます。
特に、次の内容に対して処理日が重要になります。
- スケジューリング
- 統計
- 期日と通貨為替レートの決定
- 履歴連番
-
履歴レコードの連番
- 履歴状況
-
履歴レコードの状況
- 履歴ユーザ
-
最後にブロックに変更を加えたユーザ、またはブロックを削除したユーザ
- 倉庫
-
商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- 保管場所
-
商品を保管する、倉庫内の独立した場所
倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。
- 品目
-
購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- ロット
-
特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。
- 在庫日付
-
保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。
在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。
後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。
- ブロック理由
-
ブロックの理由。この理由は、ゾーン、保管場所、ロット、ストックポイント、シリアル番号付品目のブロックにリンクできます。
- 不適合資材レポート
-
QM/倉庫検査または資材移動時や、資材在庫時の不適合を識別するレポート。
- 完全ブロック
-
このチェックボックスがオンの場合、ストックポイント全体がブロックされます。
このチェックボックスがオフの場合、ストックポイントが部分的にブロックされます。ストックポイントを部分的にブロックする場合は、[保管単位のブロック済数量] フィールドに値を指定する必要があります。
ブロックが適用されるストックポイントの「梱包定義」を指定することもできます。ブロック済数量は、[品目 - 在庫構造 (whinr1550m000)] セッションに指定されている [在庫(保管単位)] と [保管単位でのブロック済数量処理] の差異以下になります。
- 梱包定義
-
ブロックが適用されるストックポイントの「梱包定義」
梱包定義を指定できるのは、[完全ブロック] チェックボックスがオフの場合だけです。
- 保管単位のブロック済数量
-
「保管単位」で表される、「ストックポイント」のブロック済数量
ブロック済数量を指定できるのは、[完全ブロック] チェックボックスがオフの場合だけです。
- ブロック済保管単位
-
保管された商品の数量を表す単位
例
保管単位: ボックス
棚卸単位: リットル
保管単位を指定できるのは、[完全ブロック] チェックボックスがオフの場合だけです。
- ユーザ
-
ブロックを有効にしたユーザのログオンコード
- 品質管理システムにより作成
-
このチェックボックスがオンの場合、ブロックが品質によって作成されます。
保管検査を品質で作成すると、検査対象のストックポイントまたは数量が自動的にブロックされます。この結果、次の条件に該当するレコードが現在のセッションで作成されます。
- 現在のチェックボックスがオンになっています。
- [ブロック理由] は、[倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000)] セッションで指定された [保管検査の理由] です。
- レコードの削除によって、ストックポイントをマニュアルでブロック解除することはできません。該当のストックポイントは、保管検査が終了したらブロック解除されます。
ブロックされたストックポイントが品質で開始される場合、保管検査が適用されるシリアル番号が指定されていると、ブロックされているシリアル番号を[シリアルブロック (whwmd6135m000)] セッションで表示できます。このとき、ブロック済のシリアル番号は変更できません。
- テキスト
-
このチェックボックスがオンの場合、ブロック理由に関連する追加テキストが存在します。
- 有効化コード
-
有効化構成品目に関する差異をモデル化するために使用する、販売オーダラインやプロジェクト成果物ラインなどの参照番号
- 設計品目改訂
-
設計品目 (E 品目) または改訂管理される品目 (つまり、設計品目へリンクする品目) のバージョンまたは改訂バージョン。1 つの設計品目に対して複数の改訂を作ることが可能です。
例
設計品目: 設計品目: マウンテンバイク E-MB01
改訂 記述 状況 A1 バイクのドラフト設計図 未発行 A2 バイクの設計図 未発行 A3 バイク MB01 の親設計品目 発行済 A4 廃止されたバイク 取消済 - 棚卸単位
-
「棚卸単位」で表すブロック済数量
- 棚卸単位
-
品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- ブロック日
-
当該「ストックポイント」の在庫がブロックされた日時ストックポイントがブロックされると、その日付が登録されます。
- テキスト
-
ブロックに関連するテキスト