ブロック済ストックポイント (whwmd6550m000)
セッションの目的: 次の内容を「ブロック」したことで生じたブロック済「ストックポイント」を表示します。
- 「ゾーン」または「保管場所」 ([ゾーン/保管場所ブロック (whwmd6110m000)] セッション)
- 「ロット」 ([ロットブロック (whwmd6120m000)] セッション)
- 「ストックポイント」 ([ストックポイントブロック (whwmd6130m000)] セッション)
- 「扱い単位」 ([扱い単位ブロック (whwmd6140m000)] セッション)
たとえば、[ロットブロック (whwmd6120m000)] セッションでロットをブロックし、現在のセッションにズームすると、現在のセッションにブロック済ストックポイントとロットのブロック済数量が表示されます。
ただし、さまざまなマニュアルブロックによって、同じストックポイントが影響を受ける可能性があります。そのような場合は、最も高いブロック済数量が優勢になり、この数量が現在のセッションに表示されます。
例
ロット A の合計数量は 10 です。[ストックポイントブロック (whwmd6130m000)] セッションで、あるユーザがロット A の 3 品目をブロックし、[ロットブロック (whwmd6120m000)] セッションで、別のユーザがロット A 全体をブロックしました。現在のセッションが [ロットブロック (whwmd6120m000)] セッションまたは [ストックポイントブロック (whwmd6130m000)] セッションから開始された場合、ロット A に表示されるブロック済数量は 10 になります。
ブロックの時点で存在する在庫に基づいて、ブロック済ストックポイントの数量が決定されます。このセッションでは、ブロック済数量をメンテナンスできません。
- 倉庫
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商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- 保管場所
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商品を保管する、倉庫内の独立した場所
倉庫は、利用可能スペースの管理や、保管されている商品の照会のために、複数の保管場所に分割することができます。保管条件およびブロックは保管場所ごとに適用できます。
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- ロット
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特定の (ロット) コードで識別され、一括して製造および保管される大量の品目。ロットは商品の識別に使用します。
- 在庫日付
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保管時に品目に割り当てられる日付。在庫日付を使用すると、大規模なロット管理を実施しなくても FIFO (先入れ先出し) または LIFO (後入れ先出し) に基づいて品目を取り出すことができます。
在庫日付は、後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位、または品目の製品有効期限に使用されます。
後入れ先出しまたは先入れ先出しの出庫優先順位では、在庫日付のデフォルトはシステム日付です。しかし、この日付は上書きできるので、在庫日付は保管日付と同じである必要はありません。品目に特定の保存期間がある場合、在庫日付は品目について定義された製品有効期限です。
- 扱い単位
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ブロック済ストックポイントが含まれる「扱い単位」。この扱い単位に子扱い単位が含まれる場合、ブロック済ストックポイントが子扱い単位に含まれます。子扱い単位は、存在する場合、このセッションのラインセクションに表示されます。
- ブロック済数量
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ブロック済ストックポイントの品目の数量
- 棚卸単位
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ブロック済数量を表すために使用する「棚卸単位」
- 連番
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ストックポイントの連番
- 理由
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[理由 (tcmcs0105m000)] セッションに定義されている (タイプが [EP を含まない在庫ブロック]または [EP を含む在庫ブロック]である) 理由コード
- 保管ゾーン
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特定の従業員または輸送手段に割り当てることができる倉庫の一部。各保管場所は、ゾーンに割り当てることができます。
- ブロック順序
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ブロックの連番。ストックポイントにはさまざまなブロックを設定できます。
- ブロック済扱い単位
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ブロック済ストックポイントの「扱い単位」。この扱い単位は子扱い単位です。