取引先別梱包品目 (whwmd4107m000)

セッションの目的:梱包品目」を取引先別に出力します。このセッションでは、次のコンテナ数を追跡できます。

  • 会社が、ある取引先宛に出荷したコンテナ
  • 会社が、ある取引先から受け取ったコンテナ

[梱包品目 (whwmd4105s000)] セッションで再利用可能な品目として識別された梱包品目について、取引先別に入庫および出庫が計数されます。2 つの数量、つまり入庫数量および出庫数量が計数されます。

出荷元の取引先の場合、「入庫」 数量の初期値は、その取引先に属していて、倉庫内に存在する梱包品目の数を示します。「出庫」 数量の初期値はゼロです。「入庫」 および 「出庫」 数量は、出荷元の取引先別、および特定の出荷元の取引先に属する梱包品目別に記録されます。たとえば、「入庫」 数量では、入庫処理で倉庫内に格納される梱包品目の数を追跡します。「出庫」 数量では、出荷元の取引先に返却される梱包品目を記録します。

出荷先取引先の場合、「出庫」 数量の初期値は、(発注先として) 自社に属していて、出荷先取引先の所在地に存在する梱包品目の数を示します。「入庫」 数量の初期値はゼロです。「入庫」 および 「出庫」 数量は、顧客別、および発注先として自社に属している梱包品目別に記録されます。これらの品目は、特定の顧客に商品を出荷するために使用されるので、自社ではこれらの梱包品目を倉庫外でも追跡する必要があります。梱包品目が商品とともに出荷される場合は、出荷処理時に 「出庫」 数量が増加します。「入庫」 数量では、返品オーダなどによって顧客から返送される梱包品目の数を記録します。

出荷元取引先が出荷先取引先でもある場合は、自社所有の梱包品目および取引先所有の梱包品目など、すべての梱包品目がこの取引先に対して記録されます。

このセッションのデータは、入庫処理および出荷処理の実行時に倉庫管理で自動的に更新されます。梱包品目をバルクで発注先に返却するか、逆に顧客から返却された梱包品目を受け取った場合に、これらが入庫セッションまたは出荷セッションで処理されないときには、このセッションを使用して数量を更新します。

注: 

[取引先の住所]の保管場所を表示するには、[マップ] セクションを使用します。一度に 1 つのレコードのみ選択する必要があります。

注: 

状況が [計画] のマニュアル処理は計数されません。[状況] フィールドが [確認済] に変更されると、梱包品目の残高が更新されます。

取引先

取引先コード

取引先の住所

取引先の住所コード

梱包品目

梱包品目」のコード

倉庫での数量

倉庫内に存在する、取引先所有の「梱包品目」の数量。この数量を追跡することにより、このような品目の数量を倉庫側で把握して、取引先に返却できるようになります。

注: 

[倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000)] セッションの[拡張梱包品目の登録]チェックボックスをオンにした場合は、この数量をマニュアルで変更できません。出荷資材取引に新しい梱包品目処理が記録されると、この数量が自動的に更新されます。

取引先での数量

倉庫内に保管されているが、現在は取引先が所有している「梱包品目」の数量。この数量を追跡することにより、このような品目の数量を把握して、取引先から返却を要求して受け取ることができるようになります。

注: 

[倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000)] セッションの[拡張梱包品目の登録]チェックボックスをオンにした場合は、この数量をマニュアルで変更できません。出荷資材取引に新しい梱包品目処理が記録されると、この数量が自動的に更新されます。