倉庫 - 保管場所 (whwmd3500m000)

｢保管場所｣が置かれる倉庫のコード

倉庫内の在庫｢保管場所｣を識別するコード。1 つの倉庫に、複数の保管場所を定義できます。

検索時に役立つ、記述の代替フォーム。通常、略語、頭字語、または正式な記述を想起しやすい語が使用されます。

保管場所が属する｢ゾーン｣のコード

｢保管場所｣タイプ

入庫場所

入庫勧告が生成されるまで、入庫商品を置いておく保管場所

ピッキング保管場所

オーダピッキングの目的で指定する在庫保管場所。主にピッキング保管場所は、バルク保管場所によって補充できる少数の数量やコンテナの出庫に使用します。

バルク保管場所

主に大量の入庫数量やコンテナに対応する保管場所で、補充できるピッキング保管場所を示します。

発送確定保管場所

特定の輸送手段で出荷される品目を直前に保管する、倉庫内の出荷ドック

検査場所

入庫時に検査が必要な品目を保管することを専門とする在庫保管場所のタイプ

品目は検査の後、次のいずれかに転送されます。

• 検査に合格した場合は、通常の保管場所へ
• 検査に不合格になった場合は、隔離検査場所へ

検査場所にある商品は、常に保留在庫として考えられます。

隔離検査場所

倉庫検査時または製造時に最初に不合格になった商品が保管され、その処分を決定するためにさらに調査される倉庫保管場所のタイプ

注: 

[入庫] タイプの保管場所では、｢ストックポイント｣を使用できません。

このチェックボックスがオンの場合、その保管場所は[固定保管場所 (whwmd3502m000)] セッションにおける 1 つまたは複数の品目の固定保管場所です。入庫勧告では、固定保管場所のほうが非固定保管場所よりも優先順位が高くなります。

このチェックボックスがオンの場合、保管場所に 1 つまたは複数の品目が保管されています。

このチェックボックスがオフの場合、保管場所は未占有です。

このフィールドが更新されます。この結果、非占有の保管場所を即座に判別できます。LN で入庫勧告を生成するときに、倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000) セッションで[入庫勧告作成時に非占有保管場所のみを使用]チェックボックスをオンにすると、このチェックボックスの値が考慮されます。

保管場所の｢入庫優先順位｣番号。｢入庫勧告｣の生成時に、この番号を使用する場合があります。最も高い優先順位は 0 で、最も低い優先順位は 999999 です。

入庫勧告の生成時に、まず品目の保管に使用できる固定保管場所の有無がチェックされます。使用可能な固定保管場所がある場合は、[固定保管場所 (whwmd3502m000)] セッションで記録されている入庫優先順位がチェックされます。優先順位が等しい場合は、保管場所コードに基づいて順位が決定されます。

固定保管場所にすべての品目を保管できない場合、[倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000)] セッションの[入庫勧告作成時にフリー (非固定) 保管場所を使用]チェックボックスがオンになっているときにのみ、非固定の保管場所が候補として考慮されます。

固定されていない複数の保管場所が使用可能である場合も、入庫優先順位に従って処理されます。この優先順位は、保管場所別の番号および品目別の保管場所を指定して記録しておくことができます。番号が小さいほど、優先順位が高くなります。

同じ品目に関して多数の非固定保管場所がある場合、(優先順位が同じであれば) 保管場所コードの順序で勧告されます。コードの数が小さいほど、優先順位が高くなります。

保管場所の｢出庫優先順位｣

出庫勧告の作成時に、出庫優先順位に従って保管場所を処理します。0 から 999999 までの数字を指定できます。保管場所の優先順位が等しい場合は、保管場所コードに基づいて順位を決定します。

各保管場所の能力を把握できるデータを記録できます。

このチェックボックスがオンの場合、この保管場所に能力計算は適用されません。合計能力を次のフィールドに入力することはできません。また、上記のフィールドは計算されません。

このチェックボックスがオフの場合、上記のフィールドが計算されます。

このチェックボックスがオンの場合、保管場所は満杯です。このため、その保管場所に新しく品目を保管することはできません。

このチェックボックスがオンの場合、固定保管場所の全体が占有済のときには、該当品目について固定保管場所として定義されていない固定複数品目保管場所にその品目を勧告できます。

このチェックボックスがオンの場合、品目コードが異なる複数の品目を｢保管場所｣に保管できます。