品目 - 会社および倉庫在庫 (whwmd2540m000)
セッションの目的: 標準品目の倉庫在庫を「企業構成」に基づいて表示します。
選択した標準品目の倉庫在庫が会社別に表示されます。在庫合計も表示されます。会社別に倉庫を検索する際の検索順序は、[企業構成 (whwmd2130m000)] セッションで定義します。
[自動更新] チェックボックスがオンの場合は、ユーザが新しい品目を参照または選択するごとに、表示されている在庫データが自動的に更新されます。
- 品目
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購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具
品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。
非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。
- 原価品目 (電気代など)
- サービス品目
- 外注サービス
- リスト品目 (メニュー/オプション)
- 自動更新
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このチェックボックスがオンの場合、ユーザが新しい品目を参照または選択するたびに、表示されている在庫データが自動的に更新されます。
このチェックボックスをオフにするには、適切なメニューメニューで[
]を選択します。このチェックボックスをオンにするには、適切なメニューメニューで[
]を選択します。 - 優先順位
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「企業構成」に定義されている倉庫優先順位
- 会社
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ロジスティック取引または会計取引を実行する作業環境。すべての取引データは、特定の会社のデータベースに保存されます。
管理するデータのタイプによって、次の会社に分けられます。
- ロジスティック会社
- 財務会社
- ロジスティック会社であり財務会社でもある会社
複数会社構造では、各種データベーステーブルのいくつかを特定の会社専用として、それ以外のデータベーステーブルを他の会社と共有することができます。
- 手持在庫
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1 つまたは複数の倉庫内にある商品の物理量。保留在庫も含みます。
転記または出庫されると、このフィールドは更新されます。
すべての倉庫について、その品目の在庫レベル全体が自動的に更新されます。在庫レベルは、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで表示されます。
- オーダ済在庫
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計画された入庫。在庫が入庫され、入庫勧告が作成されます。ただし、この勧告はまだ発行されません。この数量は、経済在庫に含まれます。
- 引当済在庫
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出庫オーダラインに引き当てられている全倉庫中の在庫。在庫が出荷されると (倉庫を出ると)、引当が削除されます。標準引当、またはソフト引当とも言います。保管場所引当済在庫も参照してください。
保管場所引当も参照してください。
LN では、すべての倉庫について、各品目の引当済数量全体を自動的に更新します。引当済数量は、[品目 (tcibd0501m000)] セッションで表示されます。
- 経済在庫
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販売可能な在庫
- ブロック済在庫
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ブロックされている商品の数量。保留在庫は、保管場所、ロット、ゾーン、またはストックポイントがブロックされたときに発生します。在庫はさまざまな理由、たとえば、検査や循環棚卸でブロックできます。
保管場所がすべての処理に対してブロックされている場合は、ブロックされている数量と手持在庫の数量が同じになります。保管場所の一部の在庫をブロックすることはできません。
- 引当済在庫
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出庫可能な在庫に対するオーダタイプに引き当てられている、この倉庫の品目数量
たとえば、次のオーダタイプが該当します。
- 販売オーダ
- 補充オーダ
- 製造オーダ
- プロジェクト所要量計画倉庫オーダ
数量は「棚卸単位」で表されます。
注:すべての倉庫について、各品目の約定合計も自動的に更新されます。
- 累積出庫
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その倉庫内における該当品目の累計出庫
- 最終処理日
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ある倉庫について、該当品目に対する実際の在庫処理を最後に実行した日付。「手持在庫」が変更されると、この日付が変更されます。
- 倉庫
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商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。
- クラスタ
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1 つの財務会社またはロジスティック会社に必ずしも関連しないエンティティのグループ
企業計画では、計画クラスタが、供給関係によって接続された倉庫のグループに対して使用されます。次の項目を参照してください。: 計画クラスタ。
倉庫が所属するクラスタは、[倉庫 (tcemm1112m000)] セッションで指定できます。
- 単位
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品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。