カンバンシグナル (whwmd2111m000)

セッションの目的: 倉庫別および品目別に「カンバンシグナル」を表示およびメンテナンスします。このセッションでは、カンバンシグナルの有効化、無効化、またはクローズができます。クローズされたカンバンシグナルを削除することもできます。クローズ済のカンバンシグナルを削除するには、該当するシグナルを選択して、ツールバーの [削除] オプションをクリックします。

倉庫と品目の組合せのカンバンシグナルを作成するには、適切なメニューにあるシグナルの追加オプションを選択するか、倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションのシグナル数フィールドで必要なシグナル数を計算するかマニュアルで指定します。

シグナルの追加オプションは、[表示] メニューで [ソート基準] --> [倉庫、品目、カンバンシグナル] を選択した場合に使用できます。

新規に作成したシグナルまたは再有効化したシグナルの数量が現在のセッションと倉庫別品目データ (whwmd2110s000) セッションで更新されます。

注: 
  • 再使用不可のカンバンシグナルは、1 つの供給オーダのみに使用されます。このオーダが処理されると、シグナルはクローズされ、再び有効化することはできません。
  • シグナルに 1 つの供給オーダが存在する場合にのみ、[オーダ]、[オーダ番号]、および [オーダライン] フィールドに、シグナルに関連する供給オーダが表示されます。シグナルについて複数の供給オーダが存在する場合、このフィールドは空白です。
カンバンシグナル ID

カンバンシグナル」

事前定義されたカンバンシグナルが導入されている場合、カンバンシグナルは、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションまたは[倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000)] セッションの [ID マスク]フィールドに基づくか、マニュアルで指定します。

ラベルの出力

このチェックボックスがオンの場合、 「カンバンシグナル」のラベルが出力されます。

マニュアルで有効化

このチェックボックスがオンの場合、 「カンバンシグナル」はユーザが有効化します。

シグナルは次の操作によってマニュアルで有効化されます。

  • [状況]フィールドの値を修正する
  • 適切なメニューの[シグナルの追加]オプションを使用してシグナルを追加する
  • [倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションのシグナル数フィールドでシグナル数を増やす
状況

カンバンシグナル」の状況

指定可能な値

有効

カンバンシグナル」がカンバンループで使用されます。

クローズ

カンバンシグナル」は使用されておらず、再使用することはできません。

無効

カンバンシグナル」は使用されていません。カンバンシグナルが再使用できます。

倉庫

商品を収容する場所。各倉庫に対して、住所データおよびそのタイプに関するデータを入力できます。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
合計供給数量

現在の倉庫および品目に使用される「カンバンシグナル」の総計供給数量

この数量は、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの合計供給数量フィールドから取得されます。

[合計供給数量]の表示単位

シグナル供給数量

カンバンシグナル」別の供給数量。この数量は、[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションの供給数量フィールドに指定します。

シグナル数

状況が[有効]または[無効]である、現在の倉庫および品目の「カンバンシグナル」

オーダ

カンバンシグナル」について作成されたカンバン供給オーダの発生元

オーダ

カンバンシグナル」について作成されたカンバン供給オーダのオーダ番号

オーダ

カンバンシグナル」について作成されたカンバン供給オーダのオーダライン番号

カンバンシグナル処理状況

カンバン処理での「カンバンシグナル」の進捗を示す状況