倉庫別品目データ (whwmd2110s000)

セッションの目的: 特定の倉庫に保管されている品目のデータと設定を表示およびメンテナンスします。

次の時点で、現在のセッションに倉庫と品目の組合せが自動的に生成されます。

  • [品目デフォルト (tcibd0102m000)] セッションから開始して、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションで品目オーダデータが作成され、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションで品目倉庫データが作成された時点
  • 現在のセッションで、利用できない品目と倉庫の組合せに対するオーダが作成されるとき

デフォルトでは、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションからデータが取得されます。品目と倉庫の組合せに例外を定義する場合は、[品目オーダデータの使用] チェックボックスをオフにします。

オーダ勧告の生成時には、デフォルトで [品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションまたは [品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションのデータが入力値として使用されます。オーダ勧告が現在のセッションのデータに基づく必要がある場合は、[品目オーダデータの使用] チェックボックスをオフにします。詳細については、次のトピックを参照してください: オーダ勧告の入力データ (SIC)

倉庫から品目を削除しようとすると、削除が行われる前に、その品目の手持在庫、引当、または計画入庫が存在するかどうかがチェックされます。これらが存在する場合、品目は削除されません。

一般
倉庫

品目が保管される倉庫

品目

倉庫に保管されている品目を識別するコード

一般
品目倉庫状況

品目/倉庫の組合せの状況

暫定

状況が[暫定]の場合、倉庫管理で倉庫と品目の組合せはまだ使用できません。このため、倉庫で品目を受領することができません。

有効

状況が[有効]の場合、倉庫管理で倉庫と品目の組合せを使用できます。

注: 

品目倉庫状況が[有効]の場合、この状況を[暫定]に変更することはできません。

保管ゾーン

品目が保管される「ゾーン」のコード。このゾーンは、保管場所を使用しない倉庫内でのみ使用されます。

注: 

このフィールドは、情報提供専用です。

入庫勧告のデフォルト保管場所タイプ

入庫した品目に対して勧告するときの対象となる保管場所のタイプ

入庫場所

入庫勧告が生成されるまで、入庫商品を置いておく保管場所

ピッキング保管場所

オーダピッキングの目的で指定する在庫保管場所。主にピッキング保管場所は、バルク保管場所によって補充できる少数の数量やコンテナの出庫に使用します。

バルク保管場所

主に大量の入庫数量やコンテナに対応する保管場所で、補充できるピッキング保管場所を示します。

発送確定保管場所

特定の輸送手段で出荷される品目を直前に保管する、倉庫内の出荷ドック

検査場所

入庫時に検査が必要な品目を保管することを専門とする在庫保管場所のタイプ

品目は検査の後、次のいずれかに転送されます。

  • 検査に合格した場合は、通常の保管場所へ
  • 検査に不合格になった場合は、隔離検査場所へ

検査場所にある商品は、常に保留在庫として考えられます。

隔離検査場所

倉庫検査時または製造時に最初に不合格になった商品が保管され、その処分を決定するためにさらに調査される倉庫保管場所のタイプ

注: 

[入庫] タイプの保管場所では、「ストックポイント」を使用できません。

デフォルト

デフォルト値は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [入庫勧告のデフォルト保管場所タイプ] フィールドから取得されます。

次のような特殊な場合には、このパラメータは適用されません。

  • 入庫した品目をクロスドッキングする必要がある場合、基本的に入庫済品目が発送確定保管場所に勧告されます。
  • 入庫した品目を検査する必要がある場合、常に入庫した品目が検査場所に対して勧告されます。検査中に品目が承認されると、その品目は現在のフィールドに指定されているタイプの保管場所に対して勧告されます。
  • 入庫に梱包定義が指定されている場合、基本的に入庫済品目が [梱包定義レベル (whwmd4120s000)] セッションで指定した [保管場所タイプ] の保管場所に勧告されます。

入庫済品目を優先の保管場所タイプ ([バルク] または [ピッキング] のいずれか) の保管場所に勧告できず、入庫済品目に梱包定義が定義されていない場合は、入庫済品目を他の保管場所タイプ ([ピッキング] または [バルク] のいずれか) の保管場所に勧告する動作が試行されます。

梱包定義

品目とその梱包固有の構成。品目の梱包定義は、たとえば、1 つのパレットに 12 個のボックスがあり、各ボックスに 4 個が含まれる、のようになります。

オーダ原価

品目のオーダ原価。これは、経済発注量の決定に使用されます。

オーダ原価

品目在庫の値を表す参照通貨

年間保管費

棚卸単位当たりの品目の年間保管費用。これは、経済発注量の決定に使用されます。

引当レベル

現在の倉庫に保管されている現在の品目の在庫引当レベル

ネットチェンジ

このチェックボックスがオンの場合、 [オーダ計画の生成 (cprrp1210m000)] セッションの実行時に、この品目が考慮されます。

テキスト

このチェックボックスがオンの場合、品目 - 倉庫データに関連するテキストが存在します。

注: 

このテキストを指定するには、次の項目に移動します:  [参照] > [テキスト] > [テキスト] 

在庫検査

このチェックボックスがオンの場合、在庫検査が導入されます。

このチェックボックスがオフの場合、保管検査は、品質保管検査との統合が設定されている場合に使用されます。

このチェックボックスのデフォルト設定は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] セッション、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッション、または [サイト別品目 - 倉庫管理 (whwmd4104m000)] セッションから取得されます。

品質に未処理の保管検査が存在する場合は、このチェックボックスをオンにできません。倉庫管理に未処理の在庫検査がある場合は、このチェックボックスをオフにできません。

在庫検査の頻度

現在の品目の在庫検査の頻度を日数で表したもの。

在庫検査が生成されると、このフィールドの値が、在庫検査が実行された最終日に追加され、在庫検査期日が決定されます。

[在庫検査] チェックボックスがオンの場合、頻度は在庫検査に適用されます。[在庫検査] チェックボックスがオフの場合、頻度は保管検査に適用されます。

在庫検査を生成するには、このフィールドの値をゼロより大きくする必要があります。在庫検査は、[在庫検査の生成 (whinh2211m000)] セッションで生成します。

指定可能な値

最小: 0

最大: 999

デフォルト

0

所有権
登録レベル
倉庫

倉庫全体の在庫所有権登録。倉庫の全在庫が、1 つの特定の取引先によって所有されます。たとえば、通常顧客の拠点にある特定の倉庫で委託状態になっている在庫を所有する発注先に使用されます。

保管場所

保管場所」別の在庫所有権登録。倉庫内の各保管場所に、特定の取引先が所有する在庫を収容できます。保管場所を取引先に割り当てることができ、特定の保管場所に保管されている在庫を、その保管場所に割り当てられている取引先が所有します。

物的品目

個々の品目別の在庫所有権登録。個々の品目について所有権を登録できるようにするには、「扱い単位」に品目を収容する必要があります。ただし、「保管場所」や「ゾーン」といった、倉庫の下位区分については参照されないので注意してください。実際、扱い単位に収容される品目の所有者は、扱い単位が保管される保管場所の取引先と異なっていてもかまいません。

また、扱い単位には、それぞれが異なる取引先によって所有される子扱い単位を含むこともできます。

物的品目および保管場所

保管場所」および個々の品目別の在庫所有権登録。個々の品目について所有権を登録できるようにするには、「扱い単位」に品目を収容する必要があります。特定の保管場所に保管される扱い単位に収容される品目は、その保管場所に割り当てられている取引先によって所有されます。

適用なし

所有権登録は使用されません。

出庫優先順位
フリー

出庫勧告は、所有権の制約なしで現在の倉庫からの品目の出庫をコントロールします。

所有在庫優先

所有在庫の出庫勧告は、所有していない在庫の前に出庫されます。

非所有在庫優先

非所有在庫の出庫勧告は、所有している在庫の前に出庫されます。

適用なし

出庫勧告は、たとえば、倉庫が「財務倉庫」であるため、現在の倉庫では使用されません。

このフィールドのデフォルト値は [品目 - 倉庫管理デフォルト (whwmd4101s000)] セッションから取得されます。

リスト値の [非所有在庫優先] は、カスタマイズされていない受注生産 (STO) 品目である製造品目購買品目一般品目に適用可能です。カスタマイズされた標準受注生産 (STO) 品目の場合は、値 [フリー] を選択します。ただし、[登録レベル] フィールドの値が [倉庫] である場合、この値は使用できません。

倉庫への返品の所有権

このフィールドにより、製品の返品オーダの所有権を処理する方法が決まります。製造オーダでは、取引先は不明です。このため、製造は契約を読み取ることができません。その代わり、製造は現在のフィールドからデフォルト値を取得します。このフィールドのデフォルト値は [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [倉庫への返品の所有権] フィールドから取得されます。次の値を使用できます。[所有権]

倉庫移動で使用

倉庫移動のために現在の倉庫から現在の品目を出庫すると使用となり、所有権が次のように変更されます: [倉庫移動で使用]

設定
品目オーダデータの使用

このチェックボックスがオンの場合、品目と倉庫の組合せを作成する際に、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションで指定された品目値が考慮されます。

このチェックボックスがオフの場合、現在のセッションにおける次のフィールドの値が考慮されます。

  • [年間出庫予測]
  • [需要の季節パターン]
  • [在庫バッファの季節パターン]
  • [オーダ方法]
  • [単位オーダ数量]
  • [最小オーダ数量]
  • [最大オーダ数量]
  • [固定オーダ数量]
  • [経済発注量]
  • [最大在庫量]
  • [発注点]
  • [在庫バッファ]
  • [オーダ可能開始日]
  • [オーダ可能最終日]

オーダ勧告の生成

[オーダ勧告の生成 (統計在庫管理) (whina3200m000)] セッションで品目別および倉庫別のオーダ勧告を生成するときに、このチェックボックスの設定により、入力として使用されるフィールド値が決まります。詳細は、次の情報を参照してください: オーダ勧告の入力データ (SIC)

在庫/オーダデータ更新

このチェックボックスがオンの場合、次のセッションで品目データを自動的に更新できます。

  • 在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)
  • 経済発注量の計算 (キャンプ) (whina2201m000)
  • 需要予測の計算 (whina2202m000)

これらのセッションを実行すると、LN の次のセッションで一部のデータが上書きされます。

  • 品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)
  • 倉庫別品目データ (whwmd2110s000)
循環棚卸から除外

このチェックボックスがオンの場合、現在の品目が循環棚卸で無視されます。

在庫差異の自動処理

このチェックボックスがオンの場合、 「在庫差異」が自動的に処理されます。

品質 (QM) による倉庫入庫オーダタイプの無効化

このチェックボックスがオンの場合、 [テストの組合せ (qmptc0119m000)] セッションの設定により、現在の倉庫での品目の入庫に関して品質および倉庫管理で入庫検査を実行するかどうかが決まります。

デフォルト

デフォルトでは、このチェックボックスはオンです。

品質が導入されていない場合、このチェックボックスは使用できません。

履行計画を使用

このチェックボックスがオンの場合、[在庫管理サービス] (ICS) モジュールの履行計画機能により、倉庫と品目の出庫勧告が管理されます。ICS からの出庫勧告と履行計画は一致していなければなりません。履行計画が存在しない場合、倉庫と品目の出庫勧告は作成されません。

マイナス在庫を許可
マイナス在庫を許可

指定可能な値

Yes

LN では、在庫が不足しているときに、需要を満たすオーダ済数量がなくても、出庫勧告が生成されます。

No

LN では、在庫が不足しているときに出庫勧告を使用することはできません。代わりに不足レポートが出力されます。

オーダ済の場合

LN では、在庫が不足しているときに、需要を満たすオーダ済数量までなら使用できる場合、出庫勧告が生成されます。

デフォルト値は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [マイナス在庫を許可] フィールドから取得されます。

[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [マイナス在庫を許可] フィールドの値が [No] の場合、値 [Yes] と値 [オーダ済の場合] はこのフィールドで使用できません。

在庫不足での出庫勧告の作成

このチェックボックスがオンの場合、在庫が不足しているときでも出庫勧告を生成することができます。マイナス在庫に出庫勧告を生成するには、[出庫勧告の生成 (whinh4201m000)] セッションの在庫不足での出庫勧告の作成チェックボックスもオンにします。

[マイナス在庫を許可] フィールドの値に応じて次のようになります。

  • [No] の場合、このチェックボックスは使用できません。
  • [オーダ済の場合]、マイナス在庫の出庫勧告は、入庫済であると予測されるオーダ済数量を超えることはできません。
注: 

このチェックボックスがオフの場合、在庫不足の場合でも、[出庫勧告 (whinh4525m000)] セッションで出庫勧告をマニュアルで作成することができます。

日付/時刻設定
日付/時刻設定
オーダ間隔

同じ品目を発注する場合のオーダ間隔。オーダ間隔を使用することで、計画オーダの流れが過剰になったり、頻繁になりすぎたりすることを防ぐことができます。

注: 

現在のセッションで [品目オーダデータの使用] チェックボックスをオンにすると、オーダ間隔が [品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションから取得されます。

オーダ可能開始日

この品目のオーダが作成可能になる日付。購買オーダ、製造オーダ、または補充オーダがこの日付より前に作成されると警告が表示されます。

オーダ可能最終日

品目のオーダを作成できる最後の日付。購買オーダ、製造オーダ、または補充オーダがこの日付より後に作成されると、警告が表示されます。

リードタイム
入庫リードタイム

品目の到着から倉庫に実際に保管される時間の間隔

デフォルト

デフォルト値は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [入庫リードタイム] フィールドから取得されます。

入庫リードタイム単位

入庫リードタイムを表す単位

出庫リードタイム

倉庫から品目が取得され、その品目に割り当てられた運送業者が出発するまでの時間間隔

デフォルト

デフォルト値は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [出庫リードタイム] フィールドから取得されます。

出庫リードタイム単位

出庫リードタイムを表す単位

クロスドックリードタイム

商品が入庫場所に入庫されてから、倉庫の発送確定保管場所で出荷されるまでの時間または日数で定義された時間間隔。これには、入庫場所または発送確定保管場所、あるいはそれら両方での通常の待ち時間のほかに、検査時間も含まれます。

注: 

クロスドックリードタイムは、倉庫または品目と倉庫の組合せ、あるいはそれら両方で定義できます。

クロスドックリードタイム単位

クロスドックリードタイムを表す単位

安全リードタイム

リードタイムの変動から商品の納入を保護するために通常のリードタイムに追加できる時間。これによって、オーダの実際の必要日より前にオーダが完了できるようにします。

[安全リードタイム] を使用して、[需要予測の計算 (whina2202m000)] セッションで「需要予測」が計算されます。

デフォルトの安全時間は、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションの [安全時間] フィールドから取得されます。

安全時間単位

安全時間を表す単位

予測
予測
予測方法

標準品目の「予測方法」コード。予測方法コードが使用されるのは、需要予測の計算が需要予測の計算 (whina2202m000) セッションで行われる場合だけです。

年間出庫予測

標準品目の年間使用または年間出庫予定

これは、予定安全時間使用方法の計算に使用されます。[在庫/オーダデータ更新] フィールドが選択されると、このフィールドは [在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)] セッションで更新されます。年間出庫予定は、[傾向] フィールドおよび [予測期間需要] フィールドの計算値に基づいて計算されます。

棚卸単位

品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。

棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。

期間

予測の対象となる期間の数

期間タイプ

期間タイプ

需要の季節パターン

次の場合に、需要の季節パターンコードが入力されます。

  • 品目に季節依存需要がある場合
  • [需要予測の計算 (whina2202m000)] セッションを使用して、需要予測を計算しなければならない場合
サービスレベル [%]

サービスレベルを割合で表したもの。サービスレベル率を使用して在庫バッファを計算できます。

指定可能な値

0 -100

デフォルト

0

サービスレベル率は、需要のうち、在庫から納入可能な品目に対する需要の割合を示します。サービスレベルが 95% であるということは、需要の 5% は満たせないということです。

回転率
滞留率

標準品目の「滞留率」。この割合は、品目の回転率を示します。

活動基準原価計算コード

現在の倉庫用の、品目の「活動基準原価計算コード」

[ABC コードの上書き] チェックボックスがオンの場合、現在のフィールドは [ABC 分析の実行 (whina6210m000)] セッションによって更新されます。

[在庫分析パラメータ (whina0100m000)] セッションで、ABC 分類の限界を設定できます。

ABC コードの上書き

このチェックボックスがオンの場合、 [倉庫別品目データ (whwmd2110s000)] セッションによって活動基準原価計算コードが上書きされます。

補充
オーダ設定
品目オーダデータの使用

このチェックボックスがオンの場合、品目と倉庫の組合せを作成する際に、[品目 - オーダ処理 (tcibd2100m000)] セッションで指定された品目値が考慮されます。

このチェックボックスがオフの場合、現在のセッションにおける次のフィールドの値が考慮されます。

  • [年間出庫予測]
  • [需要の季節パターン]
  • [在庫バッファの季節パターン]
  • [オーダ方法]
  • [単位オーダ数量]
  • [最小オーダ数量]
  • [最大オーダ数量]
  • [固定オーダ数量]
  • [経済発注量]
  • [最大在庫量]
  • [発注点]
  • [在庫バッファ]
  • [オーダ可能開始日]
  • [オーダ可能最終日]

オーダ勧告の生成

[オーダ勧告の生成 (統計在庫管理) (whina3200m000)] セッションで品目別および倉庫別のオーダ勧告を生成するときに、このチェックボックスの設定により、入力として使用されるフィールド値が決まります。詳細は、次の情報を参照してください: オーダ勧告の入力データ (SIC)

オーダシステム

オーダシステムおよびオーダ方法によって、購買または製造オーダを計画する方法が管理されます。

どのオーダシステムが選択されるかは、選択される品目タイプおよびオーダ方針によって異なります。

オーダ方法

オーダ方法オーダシステムを他のデータと組み合せることによって、該当の品目に対する購買、製造、および補充計画オーダのオーダ数量が決定されます。

単位オーダ数量

オーダ数量の乗数。計画オーダが生成されるとき、オーダ数量がこのフィールドに入力された係数の倍数であるかどうかもチェックされます。

最小オーダ数量

最小発注量を指定することにより、1 つのオーダにつき、この品目が過少に購買、製造、および補充されることはなくなります。

指定可能な値

数値

注: 

計画オーダが生成されると、購買、製造、または補充対象となる品目の数量が最小発注量を下回ることはなくなります。

最大オーダ数量

最大発注量を指定することにより、1 つのオーダにつき、この品目が過剰に購買、製造、および補充されることはなくなります。

指定可能な値

数値

注: 

計画オーダが生成されると、購買、製造、または補充対象となる品目の数量が最大発注量を超えることはなくなります。

固定オーダ数量

固定発注量オーダ方法を使用する場合、このフィールドには、次のものの品目数量が表示されます。

  • 計画購買オーダ
  • 補充オーダ
  • 製造オーダ

デフォルト

0

経済発注量

[経済発注量] オーダ方法を使用する場合、このフィールドには、次のものの品目数量が表示されます。

  • 計画購買オーダ
  • 補充オーダ
  • 製造オーダ

このオーダ数量は、[経済発注量の計算 (キャンプ) (whina2201m000)] セッションで更新します。

最大在庫量

倉庫内のこの品目の最大在庫

注: 

該当する品目の補充方法が [最大在庫に補充] の場合は、最大在庫量によって、購買オーダ、製造オーダ、または補充オーダの生成時に使用される数量が決まります。

発注点

手持在庫とオーダ済在庫の合計がこの点を下回ると、在庫を補充するアクションが実行される一定の在庫レベル

在庫管理は、品目をオーダする時点およびオーダ数量を決定する、多数の意思決定ルールに基づいています。これは、オーダ方法と、現在のセッションの次のフィールド値によって決まります。

  • [発注点]
  • [経済発注量]
  • [固定オーダ数量]
  • [オーダ間隔]
  • [最大在庫量]

発注点と経済発注量を指定した場合、「経済在庫」が発注点を下回ると在庫を補充するオーダ勧告がただちに生成されます。

オーダ数量は、[固定オーダ数量] フィールドおよび [最大在庫量] フィールドに指定した値に従って、固定または可変にすることができます。

オーダ間隔も指定した場合、「経済在庫」が発注点を下回った時点ではオーダ勧告が生成されません。ただし、LN により、経済発注量が発注点を下回っていないかどうかが定期的にチェックされます。下回っている場合、オーダ勧告が生成されます。

注: 

発注点は、[在庫パラメータの一括更新 (whina2200m000)] セッションで更新されます。このセッションで該当の品目についての [在庫/オーダデータ更新] チェックボックスがオンになっている場合、発注点は更新されます。

在庫バッファ

特定の倉庫における、ある品目の「在庫バッファ」

在庫バッファの目的は、予測需要と実際需要との違いおよび次のものの違いによる影響を和らげることです。

  • 予測納入時間
  • 実際納入時間

また、企業計画で補充勧告を作成する場合は、在庫バッファが考慮されます。

注: 

在庫バッファの値は、常に最大在庫以下でなければなりません。そうでない場合、メッセージが表示されます。

在庫バッファの季節パターン

在庫バッファ」の季節パターンコード

ここで選択される季節パターンを通して、時間依存の在庫バッファを定義できます。この季節パターンを使用して、品目に対する需要が低い期間の在庫バッファを構築できます。

評価方法
シリアル
シリアル価格

このチェックボックスがオンの場合、デフォルトでシリアル価格がメンテナンスされます。このチェックボックスは、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [在庫内シリアル] チェックボックスが該当品目についてオンの場合にオンにできます。このチェックボックスは、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [シリアル価格] チェックボックスがオンの場合、デフォルトでオンになります。

[シリアル番号付品目 (tcibd4501m000)] セッションに品目が存在しない場合、このチェックボックスをオンまたはオフに設定できます。[シリアル番号付品目 (tcibd4501m000)] セッションに品目が存在する場合は、品目の在庫評価方法が変更されるときだけこのフィールドの値を変更できます。

在庫評価方法
在庫評価方法
標準原価

付加費用や割引を含む「標準原価」。品目の標準原価は、標準原価の計算 (ticpr2210m000) セッションで計算されます。

詳細については、次の情報を参照してください。

  • 原価計算コード
  • 標準原価
移動平均単位原価 (MAUC)

入庫時、商品は入庫価格に対して評価されます。詳細については、移動平均単位原価 (MAUC) を参照してください。

[在庫評価方法]が[移動平均単位原価 (MAUC)] に設定されている場合、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションで[倉庫評価グループ別評価]チェックボックスをオンにして、在庫評価が倉庫評価グループ別 MAUC 評価方法に基づいて行われるようにできます。

先入れ先出し (FIFO)

出庫時、商品は最も古い棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量は[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に FIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $5 + 50 × $6) = $800
残存値 50 パッケージ/単価 $6 = $300
後入れ先出し (LIFO)

出庫時、商品は最も新しい棚卸資産評価額に対して評価されます。入庫時、棚卸資産評価額および入庫数量が[在庫入庫処理 (whina1512m000)] セッションで保存されます。これら入庫の値は各出庫時に LIFO オーダで消費されます。

入庫 1 100 パッケージ/単価 $5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6
棚卸資産評価額 100 × $5 + 100 × $6 = $1100
出庫 1 150 パッケージ (100 × $6 + 50 × $5) = $850
残存値 50 パッケージ/単価 $5 = $250
ロット価格 (ロット)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。ロット価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造ロット品目の場合、ロット価格には標準原価が入力されます。詳細は、次の情報を参照してください: ロット価格設定

ロット価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325
シリアル価格 (シリアル)

在庫は、入庫時または出庫時に特定の品目について定義したロット価格について評価されます。シリアル価格には、購買オーダ価格が入力されます。製造シリアル番号付品目の場合、シリアル価格には標準原価値が入力されます。

シリアル価格 6.50
入庫 1 100 パッケージ/単価 $6.5
入庫 2 100 パッケージ/単価 $6.5
棚卸資産評価額 200 × $6.5 = $1300
出庫 1 150 パッケージ/単価 $6.5 = $975
残存値 50 パッケージ/単価 $6.5 = $325

倉庫評価グループ別評価

このチェックボックスがオンの場合、この倉庫の評価が「倉庫評価グループ」によって行われます。

供給
供給設定
供給システム

生産ラインまたは組立ラインに商品を適時供給するように調整するシステム

供給元倉庫

このチェックボックスがオンの場合、倉庫から供給されます。

このチェックボックスがオフの場合、品目ソースに基づいて供給オーダが作成されます。

計画品目の場合は、このチェックボックスをオンにする必要があります。

計画品目および供給システムの [オーダ管理/個別供給] で、このチェックボックスをオンにする必要があります。

供給会社

[供給倉庫] フィールド内の倉庫が属するロジスティック会社

供給倉庫

供給の発生元の倉庫

選択された供給システムと供給を必要とするオーダによって、供給の発生元の倉庫が [供給倉庫] フィールドで指定された供給倉庫であるかオーダに関して定義された倉庫であるかが特定されます。

注: 

計画品目の場合、倉庫と供給倉庫は、同じ計画クラスタに存在する必要があります。

購買元取引先

品目の供給元となる購買元取引先

現在のフィールドで購買元取引先を指定できるのは、[供給元倉庫] チェックボックスがオフの場合だけです。

現在のフィールドに購買元取引先が指定されていない場合、[品目 - 購買 (tdipu0101m000)] セッションから購買元取引先が取得されます。

出荷元取引先

[購買元取引先] フィールドで購買元取引先に関連付けられている出荷元取引先

このフィールドで出荷元取引先を指定できるのは、供給タイプが [発注先] の場合だけです。

このフィールドで出荷元取引先を指定できるのは、電子データ交換 (EDI) の 866 のメッセージを操作できる担当者だけです。出荷元取引先が EDI メッセージを扱えるかどうかは、[品目 - 購買取引先 (tdipu0110m000)] セッションの [通信チャネル] フィールドで指定できます。

製造オーダの自動発行

このチェックボックスがオンの場合、 「カンバン」供給用に作成された製造オーダが自動的に発行されます。

このチェックボックスがオフの場合、製造オーダが [製造オーダの発行 (tisfc0204m000)] セッションで発行されます。

組立キット

オーダに依存する品目のまとまりで、一括で工程倉庫に渡す必要があります。

注: 

組立キットを指定できるのは、供給システムが [オーダ管理/SILS 供給] の場合だけです。

トリガ開始ステーション

品目の供給のトリガを開始するラインステーション

注: 

トリガ開始ステーションを指定できるのは、供給システムが [オーダ管理/バッチ供給] または [オーダ管理/SILS 供給] の場合だけです。

その他
梱包品目

製造、物流処理、および特に倉庫内での商品の保留および移動のために使用するコンテナまたはサポート。たとえば、ボックスやパレットです。

処理注釈

梱包品目に関連付けられているコンテナ方法

転送保管場所

[通常] 倉庫から補充される品目を現在の倉庫に保管する場合の、デフォルト「保管場所」のコード

[転送保管場所] を指定できるのは、次の場合だけです。

  • 供給システムが指定されている場合
  • 倉庫の保管場所管理が行われている場合
  • 品目の保管場所管理が行われている場合
  • 倉庫タイプが [通常]、[工程]、または [サービス] の場合

次のタイプの保管場所のみを使用できます。

  • [ピッキング]
  • [バルク]

[転送保管場所] が属しているゾーンと現在の品目/倉庫の組合せに指定されている [保管ゾーン] が異なる場合は、現在の品目/倉庫の組合せに指定されているゾーンが [転送保管場所] に割り当てられます。[倉庫 - 保管場所 (whwmd3500m000)] セッションで、保管場所が属するゾーンを表示できます。

カンバン供給
オーダ勧告の生成

このチェックボックスがオンの場合、カンバンシグナルに対する「倉庫オーダ勧告」は、[オーダの生成 (カンバン) (whinh2200m000)] セッションで生成されます。

オーダ勧告の結合

このチェックボックスがオンの場合、同じ倉庫および品目の供給要求は、1 つの「カンバンオーダ勧告」に結合されます。

品目と倉庫が一致する未確認オーダ勧告が存在する場合、供給要求が既存の勧告と結合されます。

オーダ勧告の自動確認

このチェックボックスがオンの場合、 「カンバンオーダ勧告」は、作成後に自動的に確認されます。

カンバン
ループ設定
履歴需要の範囲

過去から現在の日付までの日数 (現在の日付を含みます)。この期間について [品目 - 倉庫 - 在庫処理 (whinr1510m000)] セッションの製造オーダの出庫がチェックされ、平均日次需要が計算されます。平均日次需要は、「カンバンシグナル」数の計算に使用されます。

将来の需要の範囲

現在の日付より後の日数。この期間について [計画在庫処理 (whinp1500m000)] セッションの製造オーダの計画済出庫がチェックされ、平均日次需要が計算されます。過去の日付に計画されてまだ発生していない出庫も含まれます。平均日次需要は、「カンバンシグナル」数の計算に使用されます。

オフセット日付

このチェックボックスがオンの場合、 オフセット日付フィールドに将来の範囲のオフセット日付を指定できます。

オフセット日付

将来の範囲のオフセット日付

オフセット日付は、将来の範囲の開始点です。たとえば、現在の日付が 1 月 10 日で、将来の範囲が 14 日間だとします。オフセット日付を 1 月 24 日に指定すると、将来の範囲は 1 月 24 日から 2 月 7 日までになります。デフォルトのオフセット日付は、現在の日付に在庫適用範囲を加算した日付です。

平均日次需要

[ジョブショップ管理] 製造オーダに基づいた現在の倉庫の (最終) 品目に対する平均日次需要。

カンバンオーダによって供給される品目は、(最終) 品目の組立または製造に使用されます。平均日次需要は、「カンバンシグナル」数の計算に使用されます。

バッファ

カンバンシグナル」数と「カンバンループ」の供給数量の計算に使用される平均日次需要の割合。この割合は、平均日次需要に加算されるため、カンバンループの供給数量が増加します。これは過小納入を防ぐために使用されます。

100% を超える割合を使用できます。

在庫適用範囲

将来の範囲内での日数。通常は構成要素の需要に利用可能な在庫が適用される最終製品のリードタイムを表します。リードタイムとは、輸送時間に製造時間を加算したものです。

在庫適用範囲は、「カンバンシグナル」数の計算に使用されます。在庫適用範囲はマニュアルで指定します。

合計供給数量

工程倉庫に供給しなければならない数量

[カンバン]環境の場合:

  • シグナル供給数量は、カンバンシグナルについてカンバン供給オーダにより供給される数量です。
  • 合計供給数量は、品目と倉庫の組合せについて定義されたシグナルの供給数量の総計です。

合計供給数量は、「カンバンシグナル」数量にシグナル数を乗算した値です。

平均日次需要
平均日次需要 - 修正日

平均日次需要が変更された日時

平均日次需要 - 計算済またはマニュアル入力済

平均日次需要が計算済かマニュアルで入力済かを指定します。

この情報は [カンバンパラメータの一括更新 (whinh2200m100)] セッションで使用されます。このセッションでは、マニュアルで入力した平均日次需要を更新する必要があるかどうかを指定できます。

シグナル設定
供給数量

1 つの「カンバンシグナル」により供給する必要のある品目数量。この数量はマニュアルで指定します。

シグナル数

供給システムが [カンバン] の場合に、組立ラインや製造ラインへの供給に使用される「カンバンシグナル」のデフォルト数。この値は、マニュアルで指定することも自動計算にすることもできます。

ラベルレイアウト

[カンバン] に使用される「ラベル」を出力するときに適用する必要があるレイアウトのコード

注: 

供給システムが [カンバン] の場合、ラベルレイアウトを指定する必要があります。

[カンバン] シグナルに添付する「ラベル」を出力するには、[出力] を選択します。

有効シグナルあり

このチェックボックスがオンの場合、現在の品目と倉庫の組合せについて、「カンバンシグナル」が存在します。

カンバンオーダ/勧告の自動生成

このチェックボックスがオンの場合、 「カンバンシグナル」が作成されたとき、または有効化されたときに、カンバン供給オーダまたはオーダ勧告が生成されます。

現在のセッションで [オーダ勧告の生成] チェックボックスがオンの場合、オーダ勧告が生成されます。[オーダ勧告の生成] チェックボックスがオフの場合、カンバン供給オーダが作成されます。

シグナル数
シグナル数 - 修正日

カンバンシグナル」数が変更された日時

シグナル数 - 計算済またはマニュアル入力済

カンバンシグナル」数が自動計算済かマニュアル入力済かを指定します。

この情報は [カンバンパラメータの一括更新 (whinh2200m100)] セッションで使用されます。このセッションでは、マニュアルで入力した「カンバンシグナル」数を更新する必要があるかどうかを指定できます。

扱い単位
扱い単位の使用

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に対して現在の倉庫で扱い単位が使用されます。

扱い単位の使用
入庫

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に関して発生する入庫において、現在の倉庫で扱い単位が使用されます。

入庫検査

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に関して発生する入庫検査において現在の倉庫で扱い単位が使用されます。

在庫

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目の在庫に対して現在の倉庫で扱い単位が使用されます。

出庫検査

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に関して発生する出庫検査において、現在の倉庫で扱い単位が使用されます。

出荷

このチェックボックスがオンの場合、選択した品目に対して実行される出荷処理において、現在の倉庫で扱い単位が使用されます。

出庫
代替梱包定義の勧告使用可能

このチェックボックスがオンの場合、梱包定義に関連する在庫の出庫勧告 (梱包定義がリンクされていないオーダまたは在庫に定義されているものを除く) を作成できます。

注: 

このチェックボックスがオフの場合、出庫オーダラインに定義されている梱包定義のみが、出庫勧告の対象となる在庫の検索で使用されます。

[固定] タイプの梱包定義がオーダ済の場合、このフィールドは適用されません。梱包定義のタイプが [固定] の場合、出庫手順の過程で固定梱包定義のみが在庫の検索に使用されます。

ピッキング時に扱い単位を 1 つの出荷ライに統合

このチェックボックスがオンの場合、ピッキングの確認時に、特定の出庫ラインにピッキングされた複数の扱い単位が 1 つの出荷ラインにリンクされます。

このチェックボックスがオフの場合、ピッキングの確認時に、扱い単位ごとに別々の出荷ラインが生成されます。

注: 

このパラメータは、在庫内にある扱い単位が在庫からピッキングされた場合に適用されます。ピッキングの確認時に扱い単位が (自動的に) 作成された場合には、このパラメータが適用されることはあまりありません。

発送確定済扱い単位に新規ピッキング品目を入力

このチェックボックスがオンの場合、可変の「梱包定義」が使用されている [発送確定済] 扱い単位を充填するために、ピッキング見込在庫が使用されます。

たとえば、可変の梱包定義 A には、10 ボックスが入る 1 パレットが含まれるテンプレートがあります。各ボックスには 10 個の品目 B が格納されます。

扱い単位 001 は発送確定済であり、1 パレット、8 個の完全なボックス、4 個の品目 B が格納されている 1 ボックスが含まれます。

16 個の品目が在庫からピッキングされます。このチェックボックスがオンの場合、次の品目が扱い単位 001 に追加されます: 6 個の品目 B は、途中まで詰められたボックスに収納され、残りの 10 個の品目 B は 1 つのボックスに梱包されて、パレットに配置されます。

扱い単位の自動生成時点
ASN の作成

選択した品目および現在の倉庫が含まれる「事前出荷通知」からの扱い単位の自動生成を管理するための設定。

常時

常に、入庫事前出荷通知から自動的に扱い単位を生成します。

入庫扱い単位

発注先から提供された扱い単位コードが入庫事前出荷通知に含まれている場合、扱い単位を生成します。LN は、外部扱い単位フィールドに値がある場合、内部扱い単位コードを生成します。LN で内部扱い単位コードが生成される場合、LN は外部扱い単位コードと同一の内部扱い単位コードを作成します。ただし、同一の扱い単位コードが事前出荷通知を受け取る前から LN にあると、レコードが重複することになります。このような場合、LN はマスク機能を使用して新しく一意の内部扱い単位コードを生成します。この新しい内部扱い単位コードも事前出荷通知に保存されます。

所有権/仕様

入庫の事前出荷通知 (ASN) が作成され、品目、倉庫、および取引先の所有権登録レベルの値が[物的品目]または[物的品目および保管場所]の場合、扱い単位が生成されます。

このオプションが機能するためには、現在の倉庫または品目について、扱い単位が入庫、入庫および出庫検査の表示、出荷で使用中でなければなりません。扱い単位と所有権登録の詳細については、倉庫管理での所有権登録の設定を参照してください。

なし

入庫事前出荷通知から自動的に扱い単位を生成しません。

このフィールドで行われた設定は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [事前出荷通知から扱い単位を自動生成] フィールドの設定よりも優先されます。

入庫の確認
常時

現在の倉庫処理の扱い単位は、常に自動的に生成されます。

所有権/仕様

現在の倉庫処理が開始され、次のいずれかがあてはまる場合、扱い単位が生成されます。

  • 品目、倉庫、および取引先の所有権登録レベルの値が[物的品目]または[物的品目および保管場所]
  • 在庫引当レベルが[物的品目]

このオプションが機能するためには、現在の倉庫または品目について、扱い単位が入庫、入庫および出庫検査、出荷で使用中である必要があります。扱い単位と所有権登録に必要なその他の設定の詳細については、倉庫管理での所有権登録の設定を参照してください。扱い単位と引当およびハードペギングの詳細については、需要ペギングの概要を参照してください。

なし

現在の倉庫処理の扱い単位は、自動的に生成されません。

このフィールドで行われた設定は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [入庫の確認] フィールドの設定よりも優先されます。

ピッキングの確認

ピッキングの確認時に扱い単位の自動生成が必要な場合は [Yes] を選択します。自動生成が不要な場合は [No] を選択します。

このフィールドで行われた設定は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [ピッキング時に扱い単位を自動生成] フィールドの設定よりも優先されます。

予想出荷の作成

予想出荷の作成時に、扱い単位の自動生成を管理する設定

指定可能な値

常時

現在の倉庫処理の扱い単位は、常に自動的に生成されます。

所有権/仕様

現在の倉庫処理が開始され、次のいずれかがあてはまる場合、扱い単位が生成されます。

  • 品目、倉庫、および取引先の所有権登録レベルの値が[物的品目]または[物的品目および保管場所]
  • 在庫引当レベルが[物的品目]

このオプションが機能するためには、現在の倉庫または品目について、扱い単位が入庫、入庫および出庫検査、出荷で使用中である必要があります。扱い単位と所有権登録に必要なその他の設定の詳細については、倉庫管理での所有権登録の設定を参照してください。扱い単位と引当およびハードペギングの詳細については、需要ペギングの概要を参照してください。

なし

現在の倉庫処理の扱い単位は、自動的に生成されません。

注: 

この設定は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの予想出荷時に扱い単位を自動生成 フィールドの設定よりも優先されます。

調整オーダの処理
常時

現在の倉庫処理の扱い単位は、常に自動的に生成されます。

所有権/仕様

現在の倉庫処理が開始され、次のいずれかがあてはまる場合、扱い単位が生成されます。

  • 品目、倉庫、および取引先の所有権登録レベルの値が[物的品目]または[物的品目および保管場所]
  • 在庫引当レベルが[物的品目]

このオプションが機能するためには、現在の倉庫または品目について、扱い単位が入庫、入庫および出庫検査、出荷で使用中である必要があります。扱い単位と所有権登録に必要なその他の設定の詳細については、倉庫管理での所有権登録の設定を参照してください。扱い単位と引当およびハードペギングの詳細については、需要ペギングの概要を参照してください。

なし

現在の倉庫処理の扱い単位は、自動的に生成されません。

扱い単位の作成が有効になっている場合は、オープン調整オーダラインの扱い単位がプラス差異で作成されます。扱い単位の状況は [調整オープン] になります。

このフィールドで行われた設定は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [調整時に扱い単位を自動生成] フィールドの設定よりも優先されます。

循環棚卸オーダの処理
常時

現在の倉庫処理の扱い単位は、常に自動的に生成されます。

所有権/仕様

現在の倉庫処理が開始され、次のいずれかがあてはまる場合、扱い単位が生成されます。

  • 品目、倉庫、および取引先の所有権登録レベルの値が[物的品目]または[物的品目および保管場所]
  • 在庫引当レベルが[物的品目]

このオプションが機能するためには、現在の倉庫または品目について、扱い単位が入庫、入庫および出庫検査、出荷で使用中である必要があります。扱い単位と所有権登録に必要なその他の設定の詳細については、倉庫管理での所有権登録の設定を参照してください。扱い単位と引当およびハードペギングの詳細については、需要ペギングの概要を参照してください。

なし

現在の倉庫処理の扱い単位は、自動的に生成されません。

このフィールドで行われた設定は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションの [循環棚卸時に扱い単位を自動生成] フィールドの設定よりも優先されます。

動的クロスドッキング
動的クロスドッキング
動的クロスドッキング

このチェックボックスがオンの場合、この品目/倉庫の組合せに対して動的クロスドッキングが可能です。

注: 
  • 次の両方のセッションで [動的クロスドッキング] チェックボックスがオンになっている場合にのみ、このフィールドを選択できます。

    • [倉庫 (whwmd2500m000)]
    • [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)]
  • この倉庫または品目に対するクロスドックオーダが存在する場合、このチェックボックスをオフにすることはできません。

出庫勧告不足のクロスドックオーダの生成

このチェックボックスがオンの場合、および出庫勧告の生成後に在庫不足が発生した場合、その在庫不足に対する「クロスドックオーダ」が作成されます。

注: 

[出庫勧告の生成 (whinh4201m000)] セッションでは、このチェックボックスをオンまたはオフにできます。ただし、[出庫オーダライン (whinh2120m000)] セッションなどから出庫勧告を直接生成する場合、このオプションは倉庫/品目レベル ([倉庫別品目データ (whwmd2510m000)]/[倉庫別品目データ (whwmd2110s000)]) に適用されます。

入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成

このチェックボックスがオンの場合、これから入庫する商品によって完了するオープン「クロスドックオーダ」の有無がチェックされます。

注: 

この設定は、入庫確認を実行する前に [入庫ライン (whinh3112s000)] セッションの [入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成] チェックボックスをオンまたはオフにすることによって、ユーザが上書きできます。

自動承認クロスドックオーダライン

このチェックボックスがオンの場合、 「クロスドックオーダライン」が生成されると、これらの入庫オーダラインの状況はすぐに [承認済] になります。

注: 

次の両方の条件に該当する場合は、このオプションをオンにすることを強くお勧めします。

  • [入庫確認時のクロスドックオーダラインの生成] チェックボックスがオンになっている
  • 倉庫または品目が保管場所管理されていない
クロスドックオーダ優先順位定義

1 つまたは複数の LN テーブルフィールドに割り当てられているユーザ定義の優先順位のセット。クロスドックオーダ優先順位定義を使用してクロスドックオーダのシステム優先順位が生成されます。

注: 
  • クロスドックオーダ優先順位定義は、[動的]クロスドッキングにのみ使用できます。
  • また、クロスドックオーダ優先順位定義ではなく、パラメータ設定に基づいて[動的]クロスドッキングに計画優先順位規則を適用できます。
注: 
  • デフォルト値は、[倉庫 (whwmd2500m000)] セッションに定義されている値です。
  • クロスドックオーダの作成時にこのフィールドが空白になっている場合、クロスドックオーダ優先順位定義は [倉庫 (whwmd2500m000)] セッションから取得されます。

制約定義

クロスドックオーダを作成するかどうかを指定するために使用される、ユーザ定義の規則セット。これらの規則は順々にチェックされます。有効な条件が見つかった場合、クロスドックオーダは作成されません。規則が何も適用されない場合でも、クロスドックオーダの作成が許可されます。直接資材供給を使用するかどうかに関わらず、クロスドック制約規則を考慮に入れます。

最小クロスドック数量

この値よりも少ない数量についてクロスドックオーダは生成されません。

注: 
  • このフィールドのデフォルト値は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションから取得されます。
  • 数量フィールドの値に合わないクロスドックオーダは常にマニュアルで作成することができます。倉庫管理と [クロスドックオーダの生成 (whinh6200m000)] セッションへの発行時にクロスドックオーダを作成する場合にのみ、これらのフィールドが適用されます。
最大クロスドック数量

この値よりも多い数量についてクロスドックオーダは生成されません。

注: 
  • このフィールドのデフォルト値は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションから取得されます。
  • 数量フィールドの値に合わないクロスドックオーダは常にマニュアルで作成することができます。倉庫管理と [クロスドックオーダの生成 (whinh6200m000)] セッションへの発行時にクロスドックオーダを作成する場合にのみ、これらのフィールドが適用されます。
最大数のクロスドックオーダの作成

出庫オーダラインのオーダ済数量が [最大クロスドック数量] フィールドで定義されている数量よりも多い場合に、最大クロスドック数量についてクロスドックオーダを生成するかどうかを指定します。

注: 
  • このフィールドのデフォルト値は、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションから取得されます。
  • 数量フィールドの値に合わないクロスドックオーダは常にマニュアルで作成することができます。倉庫管理と [クロスドックオーダの生成 (whinh6200m000)] セッションへの発行時にクロスドックオーダを作成する場合にのみ、これらのフィールドが適用されます。
倉庫へのオーダ発行時のクロスドックオーダの生成
オーダ発行時のクロスドックオーダの生成
なし

クロスドックオーダは作成されません。

常時

クロスドックオーダは、たとえば、販売オーダが倉庫管理に発行されると作成されます。すべてのクロスドックオーダは、オーダ数量全体について作成されます。

タイムフェーズ不足

クロスドックオーダは、たとえば、販売オーダが倉庫管理に発行されると作成されます。LN は、各オーダについて、計画納期に在庫が不足しないかどうかをチェックします。在庫不足の場合、オーダ数量全体に対してクロスドックオーダが作成されます。予測在庫は、次のタイプの処理に基づいて計算されます。

  • 手持在庫
  • 計画出庫処理
  • 計画入庫処理
タイムフェーズ不足、入庫無視

時系列在庫がゼロ未満の場合、クロスドックオーダは、出庫オーダラインのオーダ数量全体に対して作成されます。発注先による納期の遵守が確実でない場合、[タイムフェーズ不足、入庫無視]オプションをオンにできます。

[タイムフェーズ不足、入庫無視]オプションをオンにすると、計画納期での予定時系列在庫は、次の値および処理に基づいて計算されます。

  • 現在の有効在庫 ( 「手持在庫」からブロック済在庫を差し引いたもの)
  • 次を含む計画在庫出庫処理
    • 計画納期に対する在庫出庫処理
    • オーダリードタイム内にあるが、その時間では補充できないその他の出庫オーダ
時系列在庫 = 有効在庫 - 計画在庫出庫処理

計画在庫入庫処理は、計算から除外されます。このため、予定時系列在庫には入庫処理がなされません。

注: 

出庫オーダが倉庫管理に発行されるとき、または出庫オーダをマニュアルで作成するときに、[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションの[倉庫へのオーダ発行時のクロスドックオーダの生成]フィールドの値により、出庫オーダラインの計画納期の時系列在庫の計算方法が決まります。

クロスドッキングタイムフェンス
クロスドッキングタイムフェンス

入庫データの最短および最長タイムフェンス許容範囲

強制クロスドッキング範囲
強制クロスドッキング範囲

入庫ラインの入庫数量が、指定された最小数量と最大数量の範囲内にある場合、需要が検索され、その結果に従って商品のクロスドッキングが試行されます。

直接資材供給
供給済 DMS

このチェックボックスがオンの場合、この倉庫には直接資材供給 (DMS) を介して供給することができます。すなわち、同一の「倉庫供給構造」内の倉庫に対して DMS を実行するときに、倉庫からの純需要が考慮されます。DMS は、この倉庫または同一クラスタ内の別の倉庫に対して実行できます。

入庫の DMS

商品の入庫後にこの倉庫で DMS を実行するかどうかと、実行する場合の方法を示します。詳細は、次の情報を参照してください: 入庫の DMS

JSC 入庫の DMS

製造商品の入庫後にこの倉庫で DMS を実行するかどうかと、実行する場合の方法を示します。詳細は、次の情報を参照してください: JSC 入庫の DMS

在庫の DMS

この倉庫で利用可能な手持在庫に DMS を適用するかどうかと、適用する場合の方法を示します。

このパラメータの設定は、商品を倉庫に保管するときに、計画優先順位に基づいて他の (SFC) 倉庫からの需要を満たすために在庫を考慮するかどうかも指定します。詳細は、次の情報を参照してください: 在庫の DMS

DMS 供給保管場所

資材として使用され、DMS によって供給される品目のデフォルト保管場所。詳細は、次の情報を参照してください: 供給保管場所と需要保管場所

DMS 需要保管場所

完成品として使用される品目のデフォルト保管場所。詳細は、次の情報を参照してください: 供給保管場所と需要保管場所

入庫の DMS の計画範囲

供給倉庫で入庫時に DMS を実行する際の移送先倉庫の計画範囲。詳細は、次の情報を参照してください: DMS 計画範囲。

在庫の DMS の計画範囲

供給倉庫で在庫に DMS を実行する際の移送先倉庫の計画範囲。詳細は、次の情報を参照してください: DMS 計画範囲。

入庫の DMS の需要タイプ
入庫の DMS の需要タイプ

商品入庫後に DMS を実行するときに考慮する必要のある需要のタイプ。詳細は、次の情報を参照してください: DMS 需要タイプ

入庫の DMS の需要タイプ

このチェックボックスがオンの場合、この需要タイプは現在の選択に含まれます。

倉庫オーダの状況

入庫需要タイプに含める必要がある倉庫オーダ。選択した状況と同レベル以上の関連倉庫オーダが DMS 入庫需要タイプに含まれます。

利用可能なオプションは次のとおりです。

  • [計画済]

    これは、最も低いレベルの倉庫オーダ状況です。このため、すべての関連倉庫オーダが DMS 需要タイプの入庫に含まれます。
  • [オープン]

    状況が[計画済]の関連倉庫オーダのみが DMS 需要タイプの入庫から除外されます。
  • [勧告済]

    状況が[計画済]または[オープン]の関連倉庫オーダのみが DMS 需要タイプの入庫から除外されます。

在庫の DMS の需要タイプ
在庫の DMS の需要タイプ

DMS を在庫に適用する場合に考慮する必要のある需要のタイプ。詳細は、次の情報を参照してください: DMS 需要タイプ

在庫の DMS の需要タイプ

このチェックボックスがオンの場合、この需要タイプは現在の選択に含まれます。

倉庫オーダの状況

在庫需要タイプに含める必要がある倉庫オーダ。選択した状況と同レベル以上の関連倉庫オーダが DMS 在庫需要タイプに含まれます。

利用可能なオプションは次のとおりです。

  • [計画済]

    これは、最も低いレベルの倉庫オーダ状況です。このため、すべての関連倉庫オーダが DMS 需要タイプの在庫に含まれます。
  • [オープン]

    状況が[計画済]の関連倉庫オーダのみが DMS 需要タイプの在庫から除外されます。
  • [勧告済]

    状況が[計画済]または[オープン]の関連倉庫オーダのみが DMS 需要タイプの在庫から除外されます。