品目 - 保管条件 (whwmd1104m000)

セッションの目的:保管条件」を品目または品目グループにリンクします。

保管条件を定義する品目と品目グループを入力します。次に、この品目または品目グループにリンクする 1 つまたは複数の保管条件を入力します。

[品目] フィールドを空白のままにした場合は、品目グループ全体の保管条件を定義できます。

注: 

このセッションをズームして開始した場合は、レコードの検索と選択しかできません。個々の品目に対して定義されている保管条件は、この品目が所属する品目グループに対して保管条件が定義されているかどうかに関係なく適用されます。

品目

購買、保管、製造、販売などができる原材料、部分組立品、完成品、および工具

品目は、1 つのキットとして処理される一連の品目を表すことも、複数の製品バリアントに存在することもできます。

非物理的な品目、つまり、在庫には保持されないが、原価を転記したりサービス料金を顧客に請求したりするために使用できる品目も定義できます。非物理的な品目の例は次のとおりです。

  • 原価品目 (電気代など)
  • サービス品目
  • 外注サービス
  • リスト品目 (メニュー/オプション)
品目グループ

類似の特徴を持った品目グループ。各品目は特定の品目グループに属しています。品目グループは品目タイプと組み合わせて使用し、品目デフォルトを設定します。

保管条件

品目グループ/品目に割り当てられている「保管条件」コード。保管条件によって、特定の品目を保管場所に保管するかどうかが決定されます。

保管条件タイプ

このフィールドは、「保管条件」が次のいずれかでなければならないかどうかを示します。

  • [保管場所に存在]
  • [保管場所になし]
  • [共通]

次のものに割り当てられている保管条件ごとに、このフィールドを設定しなければなりません。

  • 品目
  • 品目グループ
  • 倉庫
  • 保管場所

入庫勧告」を生成およびメンテナンスするとき (および、在庫を転送するとき) に、該当の品目または品目グループの保管条件は倉庫または保管場所の保管条件と比較されます。比較には、保管条件と密接にリンクしている多数の検査規定が使用されます。これらの検査規定にもとづく保管条件の比較では、保管場所/倉庫を基準に品目/品目グループと比較するか、その逆に品目/品目グループを基準に保管場所/倉庫と比較します。どちらの方法で比較するかは、倉庫マスタデータパラメータ (whwmd0100s000) セッションに記録されているパラメータによって決定されます。

必須

このチェックボックスは、保管場所 (または倉庫) の条件が、品目 (または品目グループ) の保管条件を満たしていなければならないかどうかを示します。

このチェックボックスがオンの場合、 LN では保管条件が満たされていないときにレポートを出力します。入庫移動または積替に使用する保管場所または倉庫として、別の保管場所または倉庫を選択できます。

このチェックボックスがオフの場合、 LN では対話式セッションにおいても保管条件が満たされていないときにレポートを出力します。ただし、このチェックボックスをオフにすれば、倉庫または保管場所を受諾できます。

保管条件を比較できるのは、条件タイプが[品目に存在]または[品目になし]の場合だけです。したがって、条件タイプが[共通]の場合は、このチェックボックスを使用できません。

注: 
  • このチェックボックスは、入庫勧告または在庫転送を目的とする対話式セッションに対してのみ適用されます。これは、LN では非対話式セッションのマイナス勧告が拘束力を持つためです。
  • 非対話式セッションでは、保管条件がチェックされると必ずマイナス勧告がバインドされます。このチェックボックスの値にかかわらず、プラス勧告だけしか受諾されません。