ロットおよびシリアルの入庫の出力 (whltc3401m000)
セッションの目的: 「ロット」品目およびシリアル番号付品目の発生元のオーダを出力します。
次の品目の発生元オーダを追跡することができます。
- ロット品目。[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [ロット追跡] チェックボックスがオンの場合
- シリアル番号付品目。[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [シリアル追跡] チェックボックスがオンの場合
ロット品目またはシリアル番号付品目の発生元であるオーダの先頭レベルのみ、すべてのレベル、または最終レベルのみを出力することができます。出力されるレベルは、[出力レベル] フィールドで指定できます。
検索および出力の対象に応じて、次のように設定します。
- 選択範囲内のロットの発生元であるオーダのみを検索および出力する場合は、[ロットとシリアルを追跡] チェックボックスをオフにして、[検索開始対象] を [ロット] にします。
- 選択範囲内のシリアル番号付品目の発生元であるオーダのみを検索および出力する場合は、[ロットとシリアルを追跡] チェックボックスをオフにして、[検索開始対象] を [シリアル] にします。
- 選択範囲内のロット品目またはシリアル番号付品目の発生元であるオーダを検索および出力する場合は、[ロットとシリアルを追跡] チェックボックスをオンにします。
[検索開始対象] フィールドの値によって、ロット品目の発生元であるオーダまたはシリアル番号付品目の発生元であるオーダのどちらの検索を LN が開始するかが決定されます。これにより、マルチレベル部品表などの場合に、シリアル番号付品目、ロット品目、およびこれらのオリジナルオーダのすべてを 1 つのレポートに出力できるようになります。
特定のオーダ発生元のオーダまたは特定のオーダ範囲内のオーダを検索するには、[オーダ別出力] チェックボックスをオンにします。
- タイプ
-
オリジナルオーダを検索する、[ロットタイプ]または[シリアル発生元]
- 検索範囲
-
ロットまたはシリアル番号付品目の発生元オーダをどの日付まで検索するかを指定します。
- ロット別新規ページ
-
このチェックボックスがオンの場合、各ロットまたはシリアル番号付品目について新規に 1 ページ出力されます。
- オーダ別出力
-
このチェックボックスがオンの場合、特定のオーダ発生元のオーダ、または特定のオーダ範囲のオーダを検索します。
- 検索開始対象
-
このフィールドを[ロットとシリアルを追跡]フィールドと組み合せて使用すると、出力するオーダを指定することができます。
検索開始対象 ロットとシリアルを追跡 LN... [ロット] オフ - 選択範囲内のロットの発生元であるオーダのみを出力します。
[ロット] オン - 選択範囲内のロットまたはシリアル番号付品目の発生元であるオーダを出力します。
- ロットの発生元であるオーダの検索を開始します。
[シリアル] オフ - 選択範囲内のシリアル番号付品目の発生元であるオーダのみを出力します。
[シリアル] オン - 選択範囲内のロットまたはシリアル番号付品目の発生元であるオーダを出力します。
- シリアル番号付品目の発生元であるオーダの検索を開始します。
注:現在のフィールドの値に応じて、次のようになります。
- [ロット]の場合、シリアル番号および取引先シリアル番号の選択範囲を指定できません。
- [シリアル]の場合、ロットおよび取引先ロットの選択範囲を指定できません。
- 出力レベル
-
このフィールドを使用して、出力するオーダを指定します。
出力するオーダ 選択する項目 - ロットまたはシリアル番号付品目の直接の発生元であるオーダのみ
[先頭] - ロット品目またはシリアル番号付品目の直接または間接的な発生元であるすべてのオーダ
[すべて] - ロット品目またはシリアル番号付品目の直接または間接的な発生元である最終オーダのみ
[最終] - ロット品目またはシリアル番号付品目が直接または間接的に使用されるすべてのオーダを出力する。ただし、同じ品目、ロット、オーダ位置で集計される。重複するレコードは出力されない。この短縮した出力方法では、異なるレベル間の関係を視覚化する方法が、既存の[すべて]のレポートを出力する場合と異なります。
[短縮] - ロットとシリアルを追跡
-
このフィールドを[検索開始対象]フィールドと組み合せて使用すると、出力するオーダを指定できます。
このチェックボックスがオフの場合、 [検索開始対象]フィールドの値によって次のようになります。
- [ロット]の場合、部品表 (BOM) の中で、選択範囲内のロットの発生元であるオーダのみを検索します。
- [シリアル]の場合、部品表の中で、選択範囲内のシリアル番号付品目の発生元であるオーダのみを検索します。
このチェックボックスがオンの場合、部品表の中で選択範囲内のロットまたはシリアル番号付品目の発生元であるオーダを検索します。[検索開始対象]フィールドの値によって、部品表の中で検索を開始する際に、ロットの発生元であるオーダとシリアル番号付品目の発生元であるオーダのどちらの検索を開始するのかが決まります。
例
1 つの部品表で、部品表の構成要素がロット品目になっていて、構成する他の品目とともに 1 つのシリアル番号付品目が含まれている場合に、ロット品目で検索を開始すると、ロット管理されている部品表構成要素およびシリアル番号付品目のオーダが出力されます。
- オーダ発生元
-
特定のオーダ発生元のオーダを検索したい場合は、このフィールドを使用してオーダ発生元を指定します。
オーダ発生元を指定できるのは、[オーダ別出力]チェックボックスがオンの場合のみです。