ロットおよびシリアルの出庫の出力 (whltc3400m000)

セッションの目的:ロット」品目およびシリアル番号付品目の使用先を出力します。

各オーダにおける次の品目の使用先を追跡することができます。

  • [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [ロット追跡] チェックボックスがオンになっている場合は、ロット品目が使用されます。
  • [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの [シリアル追跡] チェックボックスがオンになっている場合は、シリアル番号付品目が使用されます。

ロット品目またはシリアル番号付品目が使用されるオーダの、先頭レベルのみ、すべてのレベル、すべてのレベルの短縮、または最終レベルのみを出力できます。出力されるレベルは、[出力レベル] フィールドで指定できます。

検索および出力の対象に応じて、次のように設定します。

  • 選択範囲内のロットが使用されるオーダのみを検索および出力する場合は、[ロットとシリアルを追跡] チェックボックスをオフにして、[検索開始対象] を [ロット] にします。
  • 選択範囲内のシリアル番号付品目が使用されるオーダのみを検索および出力する場合は、[ロットとシリアルを追跡] チェックボックスをオフにして、[検索開始対象] を [シリアル] にします。
  • 選択範囲内のロット品目またはシリアル番号付品目が使用されるオーダを検索および出力する場合は、[ロットとシリアルを追跡] チェックボックスをオンにします。

[検索開始対象] フィールドの値によって、ロット品目が使用されるオーダまたはシリアル番号付品目が使用されるオーダのどちらの検索を LN が開始するかが決まります。これにより、マルチレベル部品表などの場合に、シリアル番号付品目、ロット品目、およびこれらの関連オーダのすべてを 1 つのレポートとして出力できるようになります。

ロット別新規ページ

このチェックボックスがオンの場合、各ロットまたはシリアル番号付品目について新規に 1 ページ出力されます。

ロットとシリアルを追跡

このフィールドを[検索開始対象]フィールドと組み合せて使用すると、出力するオーダを指定できます。

このチェックボックスがオフの場合、 [検索開始対象]フィールドの値に応じて次のように検索されます。

  • [ロット]の場合、部品表 (BOM) の中で、選択範囲内のロットが使用されるオーダのみを検索します。
  • [シリアル]の場合、部品表の中で、選択範囲内のシリアル番号付品目が使用されるオーダのみを検索します。

このチェックボックスがオンの場合、部品表の中で、選択範囲内のロットまたはシリアル番号付品目が使用されるオーダを検索します。[検索開始対象]フィールドの値により、部品表の中で検索を開始する際に、ロットが使用されるオーダとシリアル番号付品目が使用されるオーダのどちらの検索を開始するのかが決まります。

1 つの部品表で、部品表の構成要素がシリアル番号付品目になっていて、構成する他の品目とともに 1 つのロット品目が含まれている場合に、ロット品目で検索を開始すると、該当するロット品目とそのシリアル番号付部品表構成要素のオーダが出力されます。

このフィールドを[ロットとシリアルを追跡]フィールドと組み合せて使用すると、出力するオーダを指定できます。

このフィールドの値に応じて、次のように出力されます。

  • [ロット]で、[ロットとシリアルを追跡]チェックボックスがオフの場合、選択範囲内のロットが使用されるオーダのみを出力します。
  • [ロット]で、[ロットとシリアルを追跡]チェックボックスがオンの場合、選択範囲内のロットまたはシリアル番号付品目が使用されるオーダを出力し、次に、ロットが使用されるオーダの検索を開始します。
  • [シリアル]で、[ロットとシリアルを追跡]チェックボックスがオフの場合、選択範囲内のシリアル番号付品目が使用されるオーダのみを出力します。
  • [シリアル]で、[ロットとシリアルを追跡]チェックボックスがオンの場合、選択範囲内のロットまたはシリアル番号付品目が使用されるオーダを出力し、シリアル番号付品目が使用されるオーダの検索を開始します。
注: 

現在のフィールドの値に応じて、次のようになります。

  • [ロット]の場合、シリアル番号および取引先シリアル番号の選択範囲を指定できません。
  • [シリアル]の場合、ロットおよび取引先ロットの選択範囲を指定できません。

このフィールドを使用して、出力するオーダのレベルを指定します。

出力する対象に応じて、次のように選択します。

  • ロットまたはシリアル番号付品目が直接使用されるオーダのみを出力するには、[先頭]を選択します。
  • ロット品目またはシリアル番号付品目が直接および間接的に使用されるすべてのオーダを出力するには、[すべて]を選択します。
  • ロット品目またはシリアル番号付品目が直接または間接的に使用される最終オーダのみを出力するには、[最終]を選択します。
  • ロット品目またはシリアル番号付品目が直接または間接的に使用されるすべてのオーダを出力するが、その際、同じ品目、ロット、オーダ位置は集計して重複するレコードを出力しないようにするには、[短縮]を選択します。この短縮した出力方法では、異なるレベル間の関係を視覚化する方法が、既存の[すべて]のレポートを出力する場合と異なります。