ロット品目への変換 (whltc1202m000)

セッションの目的: 次のいずれかの方法で品目を変換します。

  • 非ロット品目を「ロット品目」に変換する
  • ロット品目を非ロット品目に変換するには
  • [在庫内ロット] タイプのロット品目を [在庫外ロット] タイプのロット品目に変換するか、この逆の変換を行う

非ロット品目をロット品目に変換する

ロット管理のタイプ

非ロット品目を変換する場合は、以下の 2 つのオプションがあります。

  • [在庫内ロット]

    [在庫内ロット] タイプのロット品目への変換を選択した場合は、1 つまたは複数のロットコードで「手持在庫」全体を登録する必要があります。ロットコードは、マニュアルで定義するか、またはシステムで生成することができます。
  • [在庫外ロット]

    [在庫外ロット] タイプのロット品目に変換する場合は、定義する必要のあるロットがまだありません。このタイプのロット品目の場合は、[入庫時ロット入力] および [転送時ロット入力] フィールドを指定する必要があります。

出庫方法

品目の出庫方法が [保管場所別] の場合は、このセッションですべての手持在庫を 1 つのロットにします。この場合、[ロット] フィールドにロットコードを指定するか、システムでロットコードが生成されるようにすることができます。

品目の出庫方法が [LIFO] または [FIFO] であり、[在庫内ロット] タイプのロット管理への変換を選択した場合は、在庫を複数のロットに分割する必要があります。各ロットは、特定の「在庫日付」に対応しています。ロットコードは、システムで生成するか、またはマニュアルで定義することができます。

出庫方法については、[品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの出庫 方法フィールドを参照してください。

ロットのマニュアル定義

品目の出庫方法が [LIFO] または [FIFO] であり、[在庫内ロット] タイプのロット管理を選択した場合は、ロットコードをマニュアルで入力することができます。

ロットをマニュアルで定義するには、次のステップを実行してください。

  1. [ロットコードをマニュアルで定義] チェックボックスをオンにします。
  2. [事前変換] をクリックします。定義する必要のあるロットごとに、LN は、[ロット日付別ロット (whltc1106m000)] セッションの [ロット] フィールドが空になっているレコードを挿入します。
  3. [ロットの定義] をクリックして、[ロット日付別ロット (whltc1106m000)] セッションを開始します。
  4. 有効な「在庫日付」ごとに、独自のロットコードを入力するか、ロットコードを生成して、ロット日付別ロット (whltc1106m000) の記載に従って検証する必要があります。
  5. 保存してクローズします。
  6. [検証済] チェックボックスをオンにします。
  7. [変換] をクリックします。

ロット追跡

[ロット追跡] チェックボックスをオンにすると、会話処理によって、「ロット追跡」に対応できるように [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションのロット追跡フィールドが設定されます。

ロット品目を非ロット品目に変換するには

ロット品目を非ロット品目に変換すると、すべてのロットデータが削除されます。

次の場合には、ロット品目を非ロット品目に変換することができません。

  • 該当品目に循環棚卸オーダラインが存在する。[循環棚卸オーダライン (whinh5101m000)] セッションを参照してください。
  • 在庫が [ストックポイント在庫 (whinr1540m000)] セッションでブロックされている
  • 在庫評価方法が [ロット価格 (ロット)] である。[在庫評価方法 (whina1100m000)] セッションを参照してください。
  • 品目倉庫状況が [暫定] である。[倉庫別品目データ (whwmd2510m000)] セッションを参照してください。
  • 特定のロットまたは該当品目の同じロットが製造オーダの見積資材で現在も使用されている。[製造計画 (tisfc0110m000)] セッションを参照してください。
  • 有効化コードが使用されていて、在庫がオーダ済、引当済、ブロック済、またはブロック済計画である

ロット品目を非ロット品目に変換するには、次のステップを実行してください。

  1. [品目] フィールドに該当する品目を入力します。
  2. [終了] で、[ロット管理なし] を選択します。
  3. [変換] をクリックします。
注: 

ロット品目を非ロット品目に変換すると、このセッションで、ロットに関連する有効化コードがすべて削除されます。

[在庫内ロット] と [在庫外ロット] の間で変換を行うには

ロット品目のロット管理タイプを別のタイプに変換するには、次のステップを実行してください。

  1. [品目] フィールドに該当する品目を入力します。
  2. [終了] で、目的のタイプのロット管理を選択します
  3. [変換] をクリックします。
注: 

ロット品目のタイプを [在庫外ロット] から [在庫内ロット] に変更すると、LN は、品目のロット配分データを削除し、新規のロットコードを関連する入庫ライン、出庫勧告ライン、および出荷ラインに挿入します。その結果、古いロット配分データは失われます。

選択
品目

変換する品目のコード

取引先

購買元の取引先のコード。

取引先を入力できるのは、品目が購買品目である場合だけです。

ロット

ロット」コード

品目の出庫方法が[保管場所別]である場合のみ、ここでロットコードを入力できます。ロットコードを自動生成する必要がある場合は、このフィールドを空のままにしておいてください。

開始

品目の現在のロット識別

LN は、[品目]フィールドに入力された値に基づいて自動的に正しい値を選択します。

終了

品目の変換後の品目のタイプ

詳細については、このセッションの一般セッションであるヘルプを参照してください。

在庫内ロットに変換
ロットコードをマニュアルで定義

このチェックボックスがオンの場合、ロットを作成する必要がある品目について複数の在庫日付が存在すれば、LN によってロットが作成されます。まずユーザが独自のロットコードを定義して検証する必要があるため、ロット品目への実際の変換は延期されています。

このチェックボックスがオフの場合、 LN によってロットコードが自動生成されます。

検証済

このチェックボックスがオンの場合、ロット日付別のロットが存在し、これらのすべてを検証済です。

このチェックボックスがオフの場合、ロット日付別のロットは存在せず、すべてのロットの正当性が確認されていません。

在庫外ロットに変換
入庫時ロット入力

[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] セッションの入庫時ロット入力フィールドの値

転送時ロット入力

[品目 - 倉庫管理 (whwmd4500m000)] セッションの転送時ロット入力フィールドの値

オプション
ロット追跡

このチェックボックスがオンの場合、 LN: 

  • [品目 - 倉庫管理 (whwmd4600m000)] セッションの[ロット追跡]チェックボックスがオンになる
  • [品目 - ロット - 入庫 (whltc3501m000)] セッションで、オーダ番号 ZZZZZZZZZ および位置番号 9999 として[調整]タイプのロット追跡レコードを作成する