外部梱包品目処理 (whinr1116m000)
セッションの目的: 「梱包品目」の所有者である外部取引先からの梱包品目の入庫済数量と出庫済数量を日付別に表示およびメンテナンスします。
外部取引先の梱包品目処理レコードは、外部アプリケーション Automotive Exchange Export Manager (EXM) によって LN に送信されます。
- 梱包品目
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処理対象の「梱包品目」
- 処理日
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処理が実行される日付。処理日を早期の日付に設定すると、処理日が実際記録日よりも前になります。
- 連番
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LN で梱包品目処理が記録される順番
- 処理タイプ
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処理の種類
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[入庫]
梱包品目が倉庫に入庫されます。
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[出庫]
梱包品目が倉庫から出庫されます。
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[在庫調整]
倉庫内で利用可能な梱包品目の数のマニュアル調整
注:-
[梱包品目処理 (whinr1115m000)] セッションでは、組織からの視点で見た処理タイプを表示します。
[外部梱包品目処理 (whinr1116m000)] セッションでは、外部取引先からの視点で見た処理タイプを表示します。
たとえば、自社が発注先であり、梱包サービス提供者から空の梱包資材を受け取る場合、このトランザクションは倉庫への入庫トランザクションとなります。梱包サービス提供者の視点から見ると、梱包サービス提供者のデポから自社の倉庫への出庫になります。
- [入庫]と[出庫]は、オーダに関連した処理に使用できます。
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- 外部取引先
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梱包材料の適宜供給の責任を負う出荷資材取引 (SMA) 専任の取引先
- 出荷資材取引
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外部取引先に関連する出荷資材取引 (SMA)
- 取引先
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梱包品目の入庫元または出荷先の取引先
- 数量 (棚卸単位)
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外部取引先の視点から見た、倉庫での入庫数量または出荷数量
たとえば、外部取引先から自社倉庫への 15 個の空のパレットが、外部取引先の処理レコードに登録されており、さらに処理レコードに 15 個の空のパレットの入庫として登録されているとします。
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品目の在庫の計測単位。たとえば、個、キログラム、1 ダース、メートルなどがあります。
棚卸単位は、計測を変換する際の基準単位としても使用されます。特に、購買オーダや販売オーダのオーダ単位や価格単位に関する変換で使用されます。これらの変換では、常に基準単位として棚卸単位が使用されます。このため、棚卸単位はすべての品目タイプ、また在庫として保存できない品目タイプにも適用できます。
- 出荷資材取引残高
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このフィールドには、出荷資材取引と品目の組合せごとに最新の処理の値が反映されます。つまり、該当する処理の[数量 (棚卸単位)] フィールドの値が調整されます。このフィールドは、以降の処理日が設定された出荷資材取引 (SMA) と品目の組合せのすべての処理に対して更新する必要があります。
- 品目コードシステム
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品目をコード化する、外部の代替方法。コーディングシステムは、一般標準システム (EAN など) または特定の取引先に依存するシステムを使用できます。
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コードの記述または名称
- 顧客品目
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取引先梱包品目コード。定義されていない場合、このフィールドには取引先品目が表示されます。
[取引先梱包品目コード]は、[取引先梱包品目コード (whwmd4506m000)] セッションで定義されています。[取引先品目]は、[品目コードシステム - 品目 (tcibd0104m000)] セッションで定義されています。
- ユーザ
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コードの記述または名称
- 状況
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梱包品目の移動を示す状況。
指定可能な値
- [新規]
- [調整予定]
- [調整済]
- 梱包票 (外部)
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顧客または外部取引先の「梱包票」
- ユーザ
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処理を追加または変更したユーザ